DX
2020年4月に初めて発出された緊急事態宣言。これをきっかけに多くの企業・団体でリモートワークが導入されたが、慣れない環境でコミュニケーションの問題を抱えた例も少なくない。そんな中、2年間リモートワークベースの勤務体制を続け、以前よりもコミュニ…
河野太郎デジタル大臣は、令和6年秋を目途に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を表明した。オンライン資格確認を活用し、医療データを有機的につなげることで、より正確で効率的・効果的な医療・介…
いったんは役目を終えた「もの」から、再び資源を創り出す「静脈産業」。この業界でもDXを進めようと奮闘する人たちがいる。熊本市東区にある石坂グループは循環型社会の構築を目指し、リサイクル事業や廃棄物処理事業に取り組む企業だ。県内最大級のリサイ…
人生とは、思いもよらないひとことから展開するのかもしれない。オーダーシューズや革製品の製作、シューズのリペアを手がける天草製作所の西森 真二さん。広告代理店を退職し、40歳も間近になって路上の靴磨き人になった。「プライドを捨てどん底から這い上…
実家で飼っているフレンチブルドッグの乙(おつ)が、とある手術を受けた。異変に気付いたのは8月の終わり頃。乙の左手小指の外側に、プツっとしたイボのようなものが現れたのだ。主治医に相談したところ、「部位が部位なので、小指ごと切断になるかもしれま…
静岡県浜松市を中心とした遠州地域は、本田 宗一郎、豊田 佐吉、山葉 寅楠を生み出した、血気盛んな中小企業の街。株式会社Wewillは、そんな浜松市で中小企業のDX化をサポートし、バックオフィスの業務改善を支援している。同社の代表取締役である杉浦 直樹…
「可愛い!」思わず叫ばずにはいられないケーキたち。小さなクマさんや美しいバラの デコレーションにワクワクする。 明治神宮から表参道へ続く美しいケヤキ並木。華やかな原宿の通りから静かな路地を進むと、落ち着いた一角にMARINE HOUSE(マリーンハウス…
「BellaBot(ベラボット)」を導入した「こだわりとんかつ かつ弘 大在店」。運営する西日本畜産株式会社は、飲食店経営のほか食肉卸事業部、食肉通信販売、ドライブスルー方式での食肉販売、食肉オーダー加工などを幅広く手がける。 代表取締役社長の山本 …
長野県北部、ナウマンゾウの化石が発掘された野尻湖や雄大な黒姫山、妙高山に抱かれた信濃町。冬は積雪が2mを越える豪雪地帯でもある。人口は7,739人(令和2年国勢調査の結果)。人口減少と高齢化が進み、消滅可能性都市と言われるこの町で、先進的な自動運…
「DX と IT化の違い」をテーマに、DX と IT化の目的や具体例を解説します。 DX と IT化は「デジタルや情報通信技術を活用する」点が共通していますが、厳密には実施する目的が異なります。 事業において DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するた…
飲食店でロボットが料理を運んでくるというのは、いまではそうめずらしい光景ではないことでしょう。 近年のロボットは、公共施設やオフィスでも多くの役割を担うようになっています。 ロボットに入館の許可をもらい、案内され、目的の場所にたどり着く。部…
「大分県限定のポイントアプリ」という新しい取り組みを始めた会社がある。2022年5月末にスタートした「LOG POINT(ログポイント)」は、飲食店や美容院、整骨院、リラクサロン、雑貨屋など、あらゆるジャンルの店舗で導入可能なポイントアプリだ。運営を手…
「オンラインでの営業活動は、対面より4倍失注しやすい」 これは、筆者が営業活動をした上での体感である。 もしかして、オンライン営業は対面に比べ、かなりハンデがあるのではないか? と思い至った。調べて見ると、出るわ出るわ、似たような苦悩の数々。…
杉養蜂園は熊本に本社を置く蜂産品の専門企業だ。 ミツバチの飼育から採蜜、販売まで一貫して自社でおこなう6次産業化に取り組む。直営店やECサイトを運営するほか、ダイレクトマーケティングも得意とする。店頭での会員登録も毎日おこなわれているが、申込…
いま多くの企業が、デジタル化に腐心しています。 日々進化する技術をどんどん取り入れなければ、他社から置いていかれてしまう。でもデジタルスキルをもった人材がいない。困った困った……。 どこもこんな感じではないでしょうか。 デジタル化を考えるとき、…
2021年4月、全国初のバス事業者5社による共同経営が熊本県で始まった。赤字バス路線の維持や、不足する乗務員の確保など、地方インフラが抱える多くの課題を県内のバス事業者が協力して解決する狙いだ。さらに5社共同でDX(デジタルトランスフォーメーション…
大分県と愛媛県の間の海域は、太平洋の暖流と瀬戸内海の冷たい海流がぶつかり合い、豊富なプランクトンが発生する全国でも有数の好漁場だ。とりわけ豊後水道と呼ばれる海域では潮流が速く、脂がのって身の締まった魚が獲れる。「関アジ・関サバ」と言えば聞…
ルネサンス期を代表する偉大な芸術家にちなんで名付けられた米国製の手術支援ロボット「ダビンチ」。日本での正式名称は「内視鏡手術用支援機器」という。ロボットが手術をするのではなく、内視鏡手術をする医師の手助けをするために開発されたものだ。2020…
「DXに必要な人材育成」をテーマに、DX推進人材に求められる人材像や必要なスキルについて解説します。 事業のあり方そのものを変える「DX」、デジタルトランスフォーメーション。 単なるデジタル化にとどまらず、デジタル革新とまで認められるまでの企業に…
コロナ禍をきっかけにDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めた企業は多数ある。その中でも、業務効率化とクライアントの拡大を同時に成功させたのが、大阪府に拠点を置く行政書士クリアス法務事務所だ。 代表の行政書士 吉村 健(よしむら けん)さ…
携帯電話が登場する以前、じつはもう1つの「モバイル端末」が存在していた。 ビジネスパーソンはもちろんのこと、学生も必携の歴史的IT機器――。そう、ポケットベルだ。 いまでこそポケベルを知らない世代が増えた。だが、デジタル時代到来前の1990年代、日本…
お客さまに寄り添い、BtoBのラストワンマイルの配送を担う株式会社ロジクエスト(以下ロジクエスト)。あらゆる「届ける」を解決するため、3つの輸送サービスを提供し、4つの配送方法を駆使する。一方、現場では日報に関わる大量の紙の扱いが課題だった。ペ…
わたしがプレイしているとあるゲームには、つねに人手不足の職業があります。 敵を集めて、みんなが攻撃できるようにいろんな技・アイテムを使って拘束して、なおかつ自分自身が死んではいけない。 ほかの職業のプレイヤーは、おとり役が拘束しているあいだ…
「納期管理や進捗管理に悩みを抱えている町工場は、まだまだ多いんです」と語るのは、大阪府堺市にある「ものづくりサービス業」日本ツクリダス株式会社の代表取締役・角野 嘉一さん。「ありえへん町工場」を標榜し、クライアントから受注したものづくりだけ…
DX化により遠隔コミュニケーションの技術が発展したことは、各企業におけるテレワークの普及へ大幅に貢献しています。とくに2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけとして、テレワークの普及率は急速に上昇しました。 テレワークで働く従業員…
モニター越しのリモート接客で、掃除機の販売台数が25%アップした。ぶなしめじのリモート販売の実証実験では、お客さまの満足度は約9割を越えた。店舗スタッフがリアルに接客せずとも、高い数値を叩き出せたのはなぜなのか。クリエイティブとデジタルソリュ…
「これだけインターネットが発達しているのに、なぜにネット投票ができないのだろう?」 という疑問の声をよく聞きます。かくいう私も、いまだに選挙が投票所での用紙による投票だけでおこなわれていることに疑問をもっている1人です。 ネット投票が可能にな…
紙工業の価値、そして社会での評価をもっと高めたい。その願いを実現しようと、デジタル技術を積極的に取り入れる紙工会社がある。熊本県上益城郡嘉島町に本社工場を構える倉岡紙工は、紙パッケージを製造する企業だ。九州で唯一のクリーンルームを備えた紙…
コロナによって人々の生活は大きく変化した。EC市場は急拡大し、スマホやPCをクリックするだけ で、翌日にはモノが届く。しかし、サービスを支える人の確保はますます困難になっている。人々の生活を支える物流の課題解決は? 省人化、省力化を図りながら、…
熊本市にある金剛株式会社は、オフィスや文化施設で使われる棚の製造をおこなう企業だ。図書館や省庁など普段あまり目にすることがない、けれども誰にとっても大切な場所で、文化財を守る棚は今も社会を支える。重いものを支える丈夫さと、災害にも経年劣化…
こんにちは、トイアンナです。 この度、結婚しました。3回目の結婚です。 懲りずに結婚へ至ったあらましはさておき、私には前々の結婚から、許せないことがありました。 それが、結婚にまつわる日本のアナログさ加減です。
皇居をのぞむ東京都千代田区大手町。オフィスビルが燦然と輝くビジネス街に、なんと野菜が育っている。2022年5月、プランティオ株式会社(以下プランティオ)は、大手町ビルの屋上に、IoT農園「The Edible Park OTEMACHI」をオープンした。オフィスワーカー…
長引くコロナ禍で打撃を受けるタクシー業界で、新しいチャレンジを続ける企業が熊本にある。熊本市中央区にある熊本タクシーは、不況が続く社会に対応しようと早くから業務多角化やDX導入を進めてきた。同社のタクシーが運ぶお客さまは、街の人たちすべてが…
「中小企業のDX」をテーマに、中小企業のDXが進まない背景と課題、中小企業がDXを進めるメリットとデメリット、進め方について解説します。
消防とDX(デジタルトランスフォーメーション)は接点がないように感じる人も多いのではないだろうか。しかし、DXを活用することで仕事や生活が便利になることを証明している消防署が中津市に存在している。今回は消防署で取り組んでいるDXについて、中津市…
子育ての不安と負担を減らしたい。お母さん、お父さんたちに寄り添い、少しでも子育ての悩みを小さくしたい。楽しく子育てができるようにしてあげられたら。いま、子育ての分野へICTの活用が広がっている。母子手帳アプリを開発し、DXで子育ての支援を進める…
キャンプ場のDXを仕掛けた人がいる。オンラインで予約し、キャッシュレスで事前決済する。チェックイン、チェックアウトもオンラインで非対面で可能だ。高速Wi-Fiを導入し、焚き火をしながら仕事もできる。Salesforceを導入しCRMで顧客管理をおこなった。一…
個人情報保護法は、個人情報の適正な取扱いに関する適切なルールを定め、個人の権利・利益を保護することを目的とした法律です。 特に近年では、「デジタル社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していること」(同法1条)に鑑み、DXを念頭に置いたさ…
実は世の中、やる前は面倒だと感じても、実際にやってみると後悔するどころかむしろ手間をかけてでもやったかいがあると感じることが多いものです。その1つが多くの企業が取り組もうとしているデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)です。 今回は請…
熊本市東区健軍に「ちょっと変わったデザイン会社」がある。Webサイトや出版物を制作するのが一般的なデザイン会社だが、同社が手掛けるデザインは人の成長までもが対象だ。2022年より「DX学校熊本校」をスタート。IT導入に悩む中小企業の人たちに向け、DXを…
2022年10月5日、Sansan株式会社主催のユーザーカンファレンス「Sansan Innovation Summit 2022」が開催されました。2019年以来、3年ぶりのオフラインでの開催となったSansan Innovation Summit 2022に、AI研究の第一人者 松尾豊教授が登壇。 「AIとデータを…
「DX銘柄」をテーマに、定義や選ばれるポイントについて解説します。 事業のあり方を変えるデジタル革新、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」に積極的に取り組む企業や、その取り組み内容を知りたいなら、「DX銘柄(読み方:ディーエックスめいがら…
一見、コンピュータのサーバーかと見紛うようなデザインの冷凍機がある。デイブレイク株式会社(以下、デイブレイク)が展開する特殊冷凍機「アートロックフリーザー」だ。この先進的な冷凍機は、2022年にマイクロソフトが提供するスタートアップ支援プログ…
音楽はレコードやCDの時代を経て配信が主流となり、携帯端末で手軽に音楽に触れられるようになった。通勤通学の時間に、好きな音楽に心を癒されている人も多いだろう。しかし、デジタル化した現在の音楽制作過程を知る人は少ない。 日本の音楽を世界に通じる…
不動産会社に勤めている友人が、転職するらしい。彼女はキャリアアップのため、少し前からオンライン講座でプログラミングを学んでいました。 「転職はプログラミングスキルが即戦力になってから」と言っていたはずなのに、どうしたんだろう?詳しく聞いてみ…
慶應箱根駅伝プロジェクトは、慶應義塾大学SFC研究所に設立された「ヘルス・ランニングデザイン・ラボ」の研究プロジェクトとも連動。ヘルス・ランニングデザイン・ラボは、医学・生理学・ITなどを活用して、駅伝競技の社会的意義から強化方法までの研究を進…
今回は金と欲望が交差する中国の課金&投げ銭事情について、ほぼ毎日中華アプリでライブ配信をチェックしている筆者自身の体験と、中国のゲーム業界に詳しい方の話をうかがいつつ、分析を加えてみたい。
そもそも「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉は、スウェーデンにあるウメオ大学教授のエリック・ストルターマン氏が、2004年に提唱したものだと言われている。
コロナによってライフスタイルが大きく変化した。在宅勤務や巣ごもり時間が増え、非接触のニーズも高まり、EC市場も急拡大している。一方、少子高齢化の進行や感染による自宅待機で人手不足の問題も顕在化している。物流を取り巻く環境はガラリと変化し、新…
日本では労働人口が減少し、人手不足が深刻になっています。パーソル総合研究所によると、2030年には644万人の人手不足が予測されています。働く女性やシニアを増やす、生産性を上げるなどの方法がある中で、注目したのが「働く外国人を増やす」ことです。