DX

エンジニアから絶大な支持を得る paiza。代表の片山良平さんが目指す社会とは?

企業の DX への取り組みが進む一方で、IT人材の不足とその育成が課題になっている。また、人材の流動性が高まる現在では、企業と人材ともに適切なマッチングをおこなうプラットフォームも求められている。そんななかで、IT人材の育成、適切なマッチングの両…

数ヶ月で働き方が根本から変わる時代に中小企業は DX をどうすべきか

誰でも使える AI のチャットシステム「ChatGPT」が発表されたのは2022年11月30日。この原稿を書いているのはそれからわずか半年後だが、ユーザー数は1億人を突破している。 日本は実のところ、ChatGPTユーザー数の世界トップ3にランクインしており、その注目…

シフト管理の DX で月40時間を削減した「覚王山フルーツ大福 弁才天」

愛知県を中心に全国に店舗を構えるフルーツ大福の専門店「覚王山フルーツ大福 弁才天」の代表取締役・水鳥さんは、代表取締役に就任する以前、同社でスタッフのシフト管理業務も担当。毎月、40時間を費やし、ほかの業務にも手が回らずにいた。しかし、シフト…

粗大ごみの手続きをもっと簡単に!コミュニケーションをつくる LINE Fukuoka流DX

粗大ごみを出すときは、まず電話で役所の窓口に申し込む。そのあと、コンビニなどで処理券を購入してごみに貼り、回収日に指定の場所に出すのが一般的だ。ところが、福岡県福岡市では、粗大ごみの申請から支払いまでが LINE で簡単にできるという。本サービ…

あらゆるものをつなぐコネクトテックで次世代のインフラを目指す。DX の一歩先を目指すビットキー

スマートロックで注目を浴びるベンチャーがある。革新的なテクノロジー​​「bitkey platform」は人々の暮らしに新たな体験を提供する。人と人をつなぐ。モノとモノをつなぐ。あるいは空間やサービス、組織をつなぐ。そうして分断していたものを有機的につなぐ…

医療の DX。内視鏡下MICS は、心臓血管外科手術の現場をこう変えた

内視鏡を用いた低侵襲(ていしんしゅう)心臓手術「MICS(ミックス)=Minimally Invasive Cardiac Surgery」。患者の胸元をばっさり開く従来の開胸手術に対し、わずか 3センチほどの穴を開けるだけ。執刀医は手元を気にせず、正面の大型モニターに目を凝ら…

スマートフォンを使ったモノづくりで、女性と社会のつながりを作る

出産や子育てなどのライフイベントがあっても、社会とつながり続けたい。モノづくりを通して自分の価値を確認したい。子育ての合間のすきま時間に手元のスマートフォンでデザインした商品が EC にも、リアルの店舗にも並ぶ。自分がデザインした商品が並んだ…

DX時代のコンプライアンス。企業不祥事を避けるためのポイントを弁護士が解説

業務のデジタル化の進展に伴い、企業コンプライアンスの重要性がいっそう高まっています。企業は、DX時代特有の注意点を意識しつつ、コンプライアンス違反のリスクを最小化する取り組みが求められます。そこで今回は、DX時代のコンプライアンスについて、企…

自治体の情報発信。ユニバーサルデザインで国籍や世代を超えて届く行政情報

さまざまなコンテンツが溢れるデジタル時代。SNSをはじめ多くのメディアから発信される情報は膨大で、必要な情報の選択に苦労する。一方、そもそも必要な情報へのアクセスが困難な人もいる。こうした課題は自治体の広報活動においても例外ではない。住民に等…

障がい者支援の場に DX。業務効率化と多様な働き方の実現へ

仙台市内で障がい者向けのグループホームを運営している株式会社EGAO。2019年12月に設立された同社は、翌年の春頃に業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」を導入。紙ベースで管理・処理されていた入居者のデータを、デジタル化することで業務の…

ChatGPT によって真っ先に奪われるのは僕らの仕事ではなく、老害・お局・必要悪といった謎の立場

対話型AI のひとつである ChatGPT が大ブームだ。ChatGPT によって「社会や働き方がどう変わるのか」「人間の仕事が奪われるのではないか」という議論が出てきている。過激な意見として人間が AI によって滅ぼされるというものもある。

ChatGPT は使用禁止にすべきか? 中国で日本語教師をしている筆者はこう考える

AI が仕事を奪うといわれて久しいが、ではどれほど技術が進歩すれば日本企業から「働かない人」が一掃されるのか? IT感度が高い方、はたまた意識 & スキル面で時代の先を行く方とは異なる視点の AI観を伝えたい。 要するに以下は技術的な話は一切抜きで語…

【事業承継 × DX】日本酒づくりの現在地 西堀酒造に聞く

日本の伝統産業であり「國酒(こくしゅ)」とも称される日本酒。近年は特定名称酒など高付加価値商品の消費が伸びているものの、総量としては減少傾向にある。その背景には消費者側の変化があるほか、担い手の高齢化や人手不足、ノウハウの継承など、製造側…

太平洋上空11,000メートルからお届けする DXコラム

私はいま、太平洋の上空11,000メートルを、時速832キロのスピードで航行中だ。 にもかかわらず、こうやってインターネットに接続できる贅沢を味わえるのは、通信衛星を使った技術革新の賜物といえるだろう。

約3,000本の動画と専用スタジオ。群馬県が挑む新しい発信活動と動画の活用とは

地方自治体の YouTube活用が進んでいる。47都道府県の地方自治体が活用している YouTube だが、その中でも力を入れて取り組んでいる自治体の1つが群馬県だ。群馬県のYouTubeチャンネル「tsulunos〜群馬県公式〜」は、どのように成長し、どのように運営されて…

挑戦する「アトツギベンチャー」たち 一般社団法人ベンチャー型事業承継に聞く

日本では、少子高齢化による人口減少を原因とした、企業の働き手不足が問題視されている。労働者の高齢化が進むなか、深刻な課題となっているのが、中小企業の経営者の高齢化と事業承継問題だ。近年は、黒字でありながら後継者不在によって事業継続が困難に…

患者の待ち時間を大幅に短縮した「たける眼科」のDX

「診療までの時間が長い」「会計時に待たされる」など、医療全般におけるマイナスイメージを DX によって覆した眼科がある。福岡県福岡市にある「たける眼科」だ。同院では自動精算機や電子カルテ、画像ファイリングシステム、オンライン予約システムなどの…

データサイエンスとは? 概要と活用事例を解説

ニュースや新聞、あるいは、職場や学校などで、データサイエンスという言葉に触れたことがある人は多いのではないでしょうか。 情報化社会の発展とスマートフォンの普及によって、日々さまざまな情報が集められています。蓄積された膨大な情報はビッグデータ…

シリコンバレー流イノベーションハブ拠点「FUSE」信用金庫職員が起こした変革

2020年、浜松いわた信用金庫はスタートアップ支援、中小企業の新事業支援、そして大企業の新事業開発支援を掲げ、日本最大級のイノベーションハブ拠点 FUSE を設立。 浜松いわた信用金庫の DX(デジタルトランスフォーメーション)や、エコシステム構築、FUS…

2週間でシステム稼働。札幌市保健所の感染症対策DX

2019年末頃から世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症。当時は未知の病気として、各地域の医療現場に大きな混乱を引き起こした。 札幌市は全国でも早い時期からコロナ禍に突入したとされる。医療現場は、感染した疑いのある市民の検査や、入院対応に追わ…

コロナ禍で注目される「バーチャル株主総会」上場企業における実施状況と課題を弁護士が解説

2020年以降続いているコロナ禍の状況において、非対面・オンラインで開催される「バーチャル株主総会」が注目されています。2021年6月からは、これまで認められていなかった完全オンラインでの株主総会(バーチャルオンリー株主総会)も一部解禁されました。…

創業60年の老舗IT企業が「人を大切にする DX」で大変革

創業60年以上の老舗でありながら、M&A や DX を取り入れ、大きく変革した企業がある。それが株式会社 FCCテクノ(以下、FCC)だ。1962年に電子計算センターとして設立した同社は、2020年に創業60周年を迎えた。令和になってもなお、データ管理や書類確認すべ…

「DXで、共に働くを幸せに」震災を機に大変革を遂げた老舗文具店・高山の軌跡

宮城県塩竈市で1946年に創業した株式会社高山は、もとは文具店だった。70年以上が経ち、いまでは最新のデジタルツールを駆使して生産性を高め、そのノウハウをもって他社をサポートする DX支援事業をおこなっている。 地元で愛され続けた老舗文具店が、いか…

創業から増収を続けるリユースショップ。成長を支えるバックオフィスの DX

競争が激しいリユースショップ業界において、増収増益を続けている地方の企業がある。中古DVDショップ、古着ショップなど13業態で47店舗を北関東にて展開する株式会社プリマベーラだ。 その成長の鍵はバックオフィスの DX推進にある。経営サポート事業部 社…

冷凍パンとDXで地域経済の活性化を狙う。「パンフォーユー」が目指す未来とは

パンフォーユーは、冷凍パンと IT をコアに4つの事業を手がける会社だ。その事業の中でも中核となるサービスが、冷凍パンのサブスクこと「パンスク」。2022年には、日本サービス大賞の農林水産大臣賞を受賞し、一時は登録待ちが発生したほどの人気サービスと…

ニューノーマルとは? 働き方や企業の課題を解説

DX の推進担当者やポストコロナのビジネスモデルを調査している人のなかには「ニューノーマル」について興味・関心がある人もいますよね。また、働き方のニューノーマルを知りたい人もいるでしょう。 当記事では、ニューノーマルについて解説します。働き方…

DXの象徴とも言えた「テレワーク」は今後なくなるのか?

Amazon が、2023年5月から「原則週3日」のオフィス出勤を命じた。昨年9月にはリモートワークから戻すつもりはないと宣言していたにもかかわらず、超速で手のひらを返した形になる。 「あの Amazon が、リモートワークを止めた」というニュースは、衝撃を与え…

「互助と伴走」による自立支援 グラミン日本に聞く

SDGs(持続可能な開発目標)が掲げる17の目標の1つ目は「貧困をなくそう」である。いま、日本における貧困問題は大きな社会問題となりつつある。日本の貧困問題にはどのような課題があるのだろうか。今回はシングルマザーをはじめ女性の生活困窮者の自立支援…

デジタル時代の新渡戸文化学園の情報発信力

世界に誇る名著「武士道」を著した新渡戸稲造。既存のわくにとらわれない進歩的な教育者だった。1928年に新渡戸文化学園の前身の女子経済専門学校の初代校長に就任。はるか昔に女性の社会進出を後押しした。一方、学校は社会との結びつきが必要だと「学俗接…

「女性の活躍を応援したい」国内初のフェムテック福利厚生プラットフォームの価値創造

フェムテックという言葉が注目を浴びている。フェムテック(Femtech)とは、女性(Female)とテクノロジー(Technology)をかけあわせた言葉。生理・妊娠・更年期など、女性の各ライフステージにおけるさまざまな課題を解決できる製品やサービスのことを指す…

中古車販売店の生き残り戦略「中古車を資産として海外へ」

「DX というと、画期的な新システムの導入や組織の大改造を考えてしまいがちです。そうなると、『自分の会社も DX しなければ』と、DX 自体が目的になってしまうのかもしれません」そう語るのは、静岡県浜松市にある中古車販売店「SPACEAUTO」のバイヤー・宮…

高専出身の起業家対談。C-Style 瀬島 大生さん × さくらインターネット 田中 邦裕

高専生が多く在籍し、受託開発、DXコンサルティングを手掛ける C-Style株式会社。CEO の瀬島 大生さんは、高専生を支援するためのさまざまな取り組みに情熱を注いでいます。高専3年生のときに起業を決意した瀬島さんと、同じく高専在学中に起業した田中。高…

コワーキングスペースにFabスペースを併設し、アイデアをかたちにする

コワーキングスペース、イベントスペース、シェアオフィス、ものづくりFabスペースの4つのサービスを中心に提供しているThe DECK。一般的なコワーキングスペースと異なる点は、3Dプリンターなどのデジタルファブリケーション機材をレンタル利用できる「もの…

日本企業における DX推進の課題と解決策を解説

DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業は増加傾向にあります。しかし、DX を推進する際に課題が見つかり、取り組みがうまくいかないケースもあるでしょう。 本記事では「DX推進の課題」をテーマに、日本企業が抱えている具体的な課題や解決…

マッチングアプリのトレンドから見る「人に会いたい」DXの最前線

「マッチングアプリを始めてみたけれど、会うのが面倒でデートをドタキャンした」 と、語る女性は多い。 そう、マッチングアプリの出会いは面倒なものだ。価値観が合うかわからない相手と、いきなりマッチングしてメッセージを送り、まあまあ盛り上がったら…

「全員が楽しく働ける環境づくり」DX で社内コミュニケーションを豊かに

2020年4月に初めて発出された緊急事態宣言。これをきっかけに多くの企業・団体でリモートワークが導入されたが、慣れない環境でコミュニケーションの問題を抱えた例も少なくない。そんな中、2年間リモートワークベースの勤務体制を続け、以前よりもコミュニ…

「マイナ保険証」の本領発揮が期待できるであろう場面とは?

河野太郎デジタル大臣は、令和6年秋を目途に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を表明した。オンライン資格確認を活用し、医療データを有機的につなげることで、より正確で効率的・効果的な医療・介…

AIでペットボトルを自動選別。DXで目指す循環型社会の実現

いったんは役目を終えた「もの」から、再び資源を創り出す「静脈産業」。この業界でもDXを進めようと奮闘する人たちがいる。熊本市東区にある石坂グループは循環型社会の構築を目指し、リサイクル事業や廃棄物処理事業に取り組む企業だ。県内最大級のリサイ…

会社員から路上の靴磨きへ。思いもよらないひとことから始まった天草製作所のストーリー

人生とは、思いもよらないひとことから展開するのかもしれない。オーダーシューズや革製品の製作、シューズのリペアを手がける天草製作所の西森 真二さん。広告代理店を退職し、40歳も間近になって路上の靴磨き人になった。「プライドを捨てどん底から這い上…

Instagram が単なる SNS を超えたとき、それこそが DX となる!?

実家で飼っているフレンチブルドッグの乙(おつ)が、とある手術を受けた。異変に気付いたのは8月の終わり頃。乙の左手小指の外側に、プツっとしたイボのようなものが現れたのだ。主治医に相談したところ、「部位が部位なので、小指ごと切断になるかもしれま…

マインドからDXを目指す。「変わるDNA」を取り戻し、中小企業を再び世界へ

静岡県浜松市を中心とした遠州地域は、本田 宗一郎、豊田 佐吉、山葉 寅楠を生み出した、血気盛んな中小企業の街。株式会社Wewillは、そんな浜松市で中小企業のDX化をサポートし、バックオフィスの業務改善を支援している。同社の代表取締役である杉浦 直樹…

世界に1つだけの「フルオーダーケーキ」でお客さまの想いを届けるMARINE HOUSE

「可愛い!」思わず叫ばずにはいられないケーキたち。小さなクマさんや美しいバラの デコレーションにワクワクする。 明治神宮から表参道へ続く美しいケヤキ並木。華やかな原宿の通りから静かな路地を進むと、落ち着いた一角にMARINE HOUSE(マリーンハウス…

“人にしかできないこと”も大切に進めていくDXーネコ型ロボット導入の飲食店

「BellaBot(ベラボット)」を導入した「こだわりとんかつ かつ弘 大在店」。運営する西日本畜産株式会社は、飲食店経営のほか食肉卸事業部、食肉通信販売、ドライブスルー方式での食肉販売、食肉オーダー加工などを幅広く手がける。 代表取締役社長の山本 …

「ロボットとの共存が地域の課題を解決する」自動運転の草刈りロボットで進める農業DX

長野県北部、ナウマンゾウの化石が発掘された野尻湖や雄大な黒姫山、妙高山に抱かれた信濃町。冬は積雪が2mを越える豪雪地帯でもある。人口は7,739人(令和2年国勢調査の結果)。人口減少と高齢化が進み、消滅可能性都市と言われるこの町で、先進的な自動運…

DX と IT化の違いとは? 定義と具体例を解説

「DX と IT化の違い」をテーマに、DX と IT化の目的や具体例を解説します。 DX と IT化は「デジタルや情報通信技術を活用する」点が共通していますが、厳密には実施する目的が異なります。 事業において DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するた…

多様化・多機能化する「はたらくロボット」 どこまで進化する?

飲食店でロボットが料理を運んでくるというのは、いまではそうめずらしい光景ではないことでしょう。 近年のロボットは、公共施設やオフィスでも多くの役割を担うようになっています。 ロボットに入館の許可をもらい、案内され、目的の場所にたどり着く。部…

「デジタルで人と人がより繋がる社会を目指す」大分で生まれた地域限定のポイントアプリ

「大分県限定のポイントアプリ」という新しい取り組みを始めた会社がある。2022年5月末にスタートした「LOG POINT(ログポイント)」は、飲食店や美容院、整骨院、リラクサロン、雑貨屋など、あらゆるジャンルの店舗で導入可能なポイントアプリだ。運営を手…

営業DXの障壁「失注」を減らせ!「1人社長」が試した全施策

「オンラインでの営業活動は、対面より4倍失注しやすい」 これは、筆者が営業活動をした上での体感である。 もしかして、オンライン営業は対面に比べ、かなりハンデがあるのではないか? と思い至った。調べて見ると、出るわ出るわ、似たような苦悩の数々。…

1日あたり6時間の業務短縮を実現した杉養蜂園のDX

杉養蜂園は熊本に本社を置く蜂産品の専門企業だ。 ミツバチの飼育から採蜜、販売まで一貫して自社でおこなう6次産業化に取り組む。直営店やECサイトを運営するほか、ダイレクトマーケティングも得意とする。店頭での会員登録も毎日おこなわれているが、申込…

半数のデジタル人材が上司に不満? DXはリーダーより始めよ

いま多くの企業が、デジタル化に腐心しています。 日々進化する技術をどんどん取り入れなければ、他社から置いていかれてしまう。でもデジタルスキルをもった人材がいない。困った困った……。 どこもこんな感じではないでしょうか。 デジタル化を考えるとき、…