フミコ・フミオ

仕事を知らない上司が異動してきたとき、どう対応すればいいのか?

みなさんは昨年発表されたスマートフォン向け睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」で遊んでいますか? 僕はリリースされた瞬間にダウンロードして、毎晩真面目に寝ている。「寝るだけなら楽勝」と想像していたのに、思いのほか、育成がな…

「外回り中に災害に巻き込まれたら」という不安が営業チームを変えた。

2024年1月1日元旦。能登半島地震が発生し、大きな被害が出ている。デジカメやスマートフォンの普及で、多くの現地映像を見られるようになった。一般市民目線の生々しい映像を見て東日本大震災(3.11)を思い出した。3.11が起こったのは金曜日の午後だ。僕は…

ストレスが溜まる上司の言動にはその場で反撃しよう。

睡眠時無呼吸症候群(重症)と診断され、この夏からCPAP(シーパップ)治療を続けている。簡単に説明すると、機械装置で鼻から空気を送り込むことで気道を開き、寝ている間に無呼吸状態にならないようにする治療法だ。

部下への指示が適切なものだったかAIに判定してもらった

僕は食品会社で営業部長として働いている。先日、部下に企画提案書の作成を指示した。食品会社のノウハウを活かした安全衛生チェック業務を、パッケージとして売り出す、その企画提案だ。必要な項目を説明して任せたのは僕よりも年上、50代後半のベテラン社…

セールスにこだわらない「サボり営業」で新たな販路をつくり上げた方法についてすべて語る。

「足で稼ぐ」には、昭和から続く、非効率的な手法のイメージがしみついている。マーケティング戦略もなく、名刺を持たされてエリアを潰していくようなやり方だ。僕が足で稼ぐ営業からの脱却を意識したのは、「1. 営業という仕事の変化」「2. 体力の衰え」「3.…

30才異世界転職記。なぜ僕は給食営業マンになったのか。

運輸から給食へ。まったくの異業種への転職だった。今回は、なぜ僕が運輸業界から給食業界へ飛び込んだのか。その経験をお話ししながら、他業界への転職のメリットとデメリットをお伝えしたい。

『君たちはどう生きるか』は、自分がやりたい仕事をするヒントに溢れている

僕の四半世紀のサラリーマン人生は、いいかえれば権利(待遇)が先か結果(実績)が先かの闘争の歴史だった。「希望する権利(待遇)が認められなければ、求められる結果は出せない」側と「権利を認めてほしければ、相応の実績を出してからにしてほしい」側…

Twitter歴16年の僕が正体を隠して会社のSNS運用に関わった話

僕は食品業界の中小企業で働く営業部長。上下左右からの有形無形の圧力に押しつぶされそうになりながら日々、生きている。最近、若手社員グループから「SNS などのメディア展開を積極的に仕掛けていくべきではないか」という動きが出てきた。これまで、そち…

「反対するなら代案を出せ」という言葉の暴力は村上 春樹流思考で回避しよう

ミーティングや打合せの席で「反対するなら代案を出せ」という言葉を耳にしたことはないだろうか。 「この計画でいきたいと思う!」 「反対!」「断固反対!」 「反対するなら、代案を出せ!」「代案がないやつに反対する権利はない!」 こんな光景がいまこ…

ChatGPT 導入成功に必要なのは「伊達杏子」を振り返ることである

Instagram に AI が作成した女性の画像が流れてくるようになった。現実離れした若い女性の画像である。文字情報で画像の内容を伝えるのは至難であるが「峰不二子のような」といえばニュアンスは伝わるのではないだろうか。

ChatGPT によって真っ先に奪われるのは僕らの仕事ではなく、老害・お局・必要悪といった謎の立場

対話型AI のひとつである ChatGPT が大ブームだ。ChatGPT によって「社会や働き方がどう変わるのか」「人間の仕事が奪われるのではないか」という議論が出てきている。過激な意見として人間が AI によって滅ぼされるというものもある。

「私を課長にしてください」と部下にいわれた経験を持つ僕が、正直ベースで役職と人事について話そう

20数年の会社勤めのなかで、役職や肩書についてわかったことがある。役職を崇拝してそれを得るために何でもするような人がいる一方で、まったく意に介さない人がいること。そして、能力や経験や実績にふさわしい役職につくのは、とても難しいということだ。

かつて上司に疎まれて追い出し部屋的な部署へ飛ばされた経験を持つ僕が「異動」について考えてみた

3月は異動の季節だと一般的に認識されている。僕自身の会社員人生を振り返っても、たしかに3月がもっとも同僚が異動の辞令を受け取っていた記憶がある。そして時の流れは早いものでございまして、まもなく3月になる……というわけで今回は異動についてです。

DX や IT技術でビジネスをする時代に僕らは手帳に何を書けばよいのか?

先日、たまたま同僚の手帳を見る機会があって、そこに書かれていたことに驚いた。拍子抜けした。脱力した。スケジュール管理を目的に、手帳とスマホの両方のカレンダーに、まったく同じ内容が記載されていたのだ。 はっきりいって無駄である。仕事ができる同…

サッカーW杯日本代表の勝利と敗北が仕事の参考になりすぎる

サッカーW杯カタール大会の日本代表チームの戦いぶりが称賛されている。 残念ながら、決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れて16強止まりとなったが、盛り上がるな! というほうが野暮である。同様に、日本代表チームの戦いからビジネスや仕事に活かせる…

もし働いている会社が買収されたら? それでも悲観しなくていい理由

ここ数日(11月中旬)、イーロン・マスク氏のTwitter買収関連のニュースがヘッドラインをにぎわせている。 どんな会社であっても、経営者が変わる可能性はある。そのときどう対応するのか、僕らも普段から少し考えておいた方が良い。Twitter社やメタ社に勤め…

人工知能(AI)に仕事を奪われる未来は『ジョジョの奇妙な冒険』をヒントに乗り切ろう

人工知能(AI)の急速な発達で「AIに奪われる仕事」や「AIでなくなる職種」といった話をたびたび目にするようになった。何十年も前からあった話題だが、最近のAIの発達からリアル感や切迫度は急激に上がっている。僕も人間なので、「AIが発達しても今の仕事…

「隣の芝生はいつも青かった」私の転職戦記(1996~2022)

「新卒で入社したのは大企業。辞めたのはこうすればこうなるという道が見えてしまったからだ。安定に支えられた楽しさより不確実な楽しさを選んだ。結果的に嵐のような会社員生活になり退屈しなかった。苦しさと楽しさ。求めていたものだった。今は最初の会…

東京ヤクルトスワローズの高津監督の戦い方は仕事にめちゃめちゃ使える

2021年、2年連続の最下位からのセ・リーグ優勝、クライマックスシリーズ優勝、日本シリーズ優勝を果たし、2022年シーズンもセ・リーグを独走、セパ交流戦も全カード勝ち越しという成績を残している東京ヤクルトスワローズ(以下スワローズ)。現在(8月15日…

『トップガン マーヴェリック』とトム・クルーズに学ぶ現役営業マンであり続ける方法

『トップガン マーヴェリック』が大人気である。映画自体が世界的大ヒットかつトム・クルーズ主演作として最高レベルのヒット作であるが、僕の周辺でもここ最近会った友人たちが「トップガン、ヤバすぎ」「劇場で見ないともったいない」「俺たちの映画」と口…

イーロン・マスクの「出社して働け」は出社してから本当のキツさが待っている

『テスラの社員は、1週間に最低40時間はオフィスで過ごすことが義務付けられている。しかも、そのオフィスは、遠隔地の疑似オフィスではなく、実際の同僚がいる場所でなければならない。出社しない場合は、退職したとみなす』。 要約すると「出社して仕事を…

多様性の現代、SDGsで日本のプロ野球はもっとよくなる

昭和から平成を経て令和まで、かつてのような高視聴率を取る人気はなくなったとはいえ、時をこえてプロ野球は愛されてきた。それは時代にあわせて絶えず変化(トランスフォーム)してきたからだろう(うまくいったものもいかなかったものもある)。 ドラフト…

SDGs導入の最大の障害「会社上層部」パターン別対処法

SDGs(持続可能な開発目標)は、ブームにとどまらない勢いである。ブームではなくもはやスタンダードになりつつある。 正直にいわせてもらうと、僕は一過性のブームで終わると考えていた。少々、見方が甘かったようで恥ずかしい。SDGsは社会全体の取組みとし…

「楽しいは正義」DX幸福論でうまくいく。楽しさは何かを進めるときの推進剤

「DX(デジタルトランスフォーメーション)導入」や「仕事(業務)の効率化」という言葉を聞いたとき、どんな印象を持つだろうか。「顧客のニーズに迅速に応えるアプローチ」「仕事を低カロリーかつ短時間でうまくやる方法」といった仕事面を向上させるイメ…

コロナ禍におけるBCPは有名アニメ作品のリーダー達の心意気を参考にしよう

私事になるが、2022年1月末に新型コロナに感染して、10日間自宅療養をしておりました。症状は軽く、のど痛、発熱、倦怠感程度で済んだのは、不幸中の幸いである。ただし、のど痛については事前に得ていた情報よりもずっとキツいもので、息や唾液がノドを通過…

中小企業の営業部門は『攻殻機動隊』を参考に効率化をはかるべし

2020年からの2年間、多くの会社の営業部門が、DX(デジタルトランスフォーメーション)を本格的に導入したり、在宅勤務やオンライン商談を活用したり、効率化をはかってきている。感染症対策として人と会わない営業スタイルが求められてきたからだ。だが、感…

「死霊をお送りします」文字コミュニケーションはレクター博士を意識すればうまくいく

仕事における文字コミュニケーションでは、家族や友人とのあいだであれば許されていた誤字、脱字といった間違いが許されないことがある。働く僕らは、仕事上での文字コミュニケーションの間違いとどう付き合っていけばいいのだろうか。考えてみた。 今年の夏…

出社病にかかった会社上層部に効率化や生産性向上の話をしても無駄なので粛々と結果を出し続けよう

新型コロナ感染拡大が落ち着いて緊急宣言が解除された今、在宅勤務体制から従来の勤務体制に戻す企業が増えている。そして、元の働き方に戻そうとする現状はおおむね歓迎されているようだ。実際、往来や観光地は人であふれ、イベントの観客制限を撤廃されつ…

「DX」「テレワーク」新しい働き方に移行できないのは会社ではなく僕らの覚悟が足りないから~名作映画『ジョーズ』に学ぶ仕事の変革に必要なもの~

昨年からの新型コロナ感染拡大にともなって「人との接触を極力減らす」「出来る限り出社しない」という名目で、新しい働き方が求められていた。だが、テレワークの普及率にあらわれているように、なかなか従前の働き方から移行できていない企業が多い。その…

DX導入成功のヒントは「ドラえもん」の野比家にある

営業部門におけるDXとは「情報技術で営業活動を変革させることで、顧客の購買行動にあわせて最適化して競争力と優位性を維持向上させる」。要するに、「営業マンの足で稼ぐ」的な従来の営業のやり方では吸い上げられかった顧客ニーズに応じられるよう営業組…

職務経歴、少し盛るか、そのまま書くか。僕らが職務経歴書に力をいれるワケ

転職する際、中途採用を狙う際には、職務経歴書は自己アピールする大きな武器になる。極端な言い方をすれば、履歴書や職務経歴書で自己アピールに成功しなければ面接にたどり着くことさえかなわないからだ。履歴書は個性を出しにくいために、おのずと自己ア…

『閃光のハサウェイ』公開!ブライト・ノアという男の生きざまには今を生きるヒントがあふれている

映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が大ヒットしている。ガンダムシリーズの映画で興行収入10億円を超えたのは、『逆襲のシャア』以来33年ぶりらしい。僕が『閃光のハサウェイ』小説版を読んだのは、平成のはじめ、高校1年のときである。

評価と待遇はセカンドオピニオンで客観的に見つめなおそう

どのような評価をされて、その評価に見合った待遇を受けているか…働くうえで評価と待遇はすべてではないが、多くを占めているのもまた事実である。働いているかぎり、会社員であれフリーランスであれ、そして個人の働き方によって程度により違いこそあれ、評…

名作漫画『BLUE GIANT』から学ぶ夢の追い方と捨て方

『BLUE GIANT』は仙台の高校生・宮本大がサックスの音の虜になり、様々な人々との出会いを経て、ジャズプレイヤーとして成長していく物語である。 主人公・宮本大の熱さが、普通に生活をして、仕事に追われていると忘れてしまいがちな熱さを僕らに思い出させ…

「シン・エヴァンゲリオン」と「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」から学ぶ仕事の意味

エヴァンゲリオンが終わった。「完結」と謳われていたが、こんなにスッキリ終わってしまうとは想像していなかったので驚いてしまった。驚きというよりは意外。というのも、「完」とされながらもモヤモヤが残るばかりだった「テレビ版」「旧劇場版」の存在が…

今こそバブル時代に学ぼう。新型コロナの経験を無駄にしないために

先日、株価が爆上がりして30年ぶりの高値をつけたとき、誰かが口にした「バブル期以来みたいですねー」という言葉きっかけで、20代30代の若手社員とバブルの話になった。

テレワーク、プチ不便のススメ。緊張感を演出してマンネリ感を払拭しよう

一年続いているテレワーク生活を通じて、フミコフミオさんが感じているマンネリ感。このマンネリ感を払拭するために必要な「プチ不便」テレワークとは?

テキトー手帳のススメ フミコ・フミオの手帳活用術

手帳をどう使っていくべきか。僕の同僚たちは皆、手帳にスマホと同じ情報を書き込んでいる。 だが、せっかくスマホと手帳のふたつを持つのだから、あえて、異なる情報を持たせるようにしてはどうだろうか。

2020年まとめ「これからの時代を、僕たちはどうイキるか」を考える

12月である。新型コロナ感染拡大によって、開催されるはずの五輪が延期になったり、緊急事態宣言によって自宅から出られなくなったりと、前例のない出来事が立て続けに起こった2020年ももう終わりである。

「サボりマネジメント」の時代がやってきた。仕事を続けるためのサボり

「仕事を続けるためのサボり」についてフミコフミオ寄稿。 「サボりマネジメント」が必要な世の中です。

自分は人生の主人公。話が通じない職場の同僚はドラクエの村民だと思え

職場でのコミュニケーションについてお困りではないでしょうか? この記事では社会人経験豊富なフミコ・フミオさんが職場でのコミュニケーションに対する意識の仕方を書いています。 困った同僚とどう接すればいいか迷っている方は必見です。

新しい働き方についていけない上司には、スラダン安西先生のあの言葉を投げかけよう

コロナによる変化は平等である。だから大きな変化といっても、全員が変化の中にいるので取り残されて落伍していく人を除けば、優劣はない。全員にチャンスがあるということは、それぞれに与えられるチャンスは小さいものになる。 だから、「世の中が変わって…

これからの営業は、いきなりスペシウム光線を発射する覚悟でゴー!

新型コロナの感染拡大による社会への影響はまだしばらく続くようだ。 これからの時代に必要な営業スタイルについて、考えた。

若者にはアフターコロナ社会を「どうぶつの森」のように思うがままにカスタマイズしてもらいたい

≫ 副業にも挑戦可能!「やりたいことをできるに変える」職場で働きませんか? 世の中がこれからどうなるのかわからない。 こんにちは。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。フミコフミオです。今回は、40代後半である中年会社員の僕から、今しか出来ない、…

SNS依存を克服する方法! ペルソナを召喚してSNS消耗を避けよう

「いつのまにかつぶやきすら大声になってしまった」というCMがある Twitter、フェイスブック、インスタグラム…ソーシャルネットワークサービス(SNS)を利用している人が多い。疲れやウザさを覚えている人も多いように見える。取り憑かれたように一日中眺め…

「仕事を任せる」で楽になる。「超」五月病で憂鬱になるのを回避する方法

「超」五月病に注意しよう。 こんにちは。フミコフミオです。「仕事を楽にする」をテーマにしている当連載ですが、今回は、この季節特有の五月病にならないためのテクニックを僕の経験をまじえてお話させていただく。「ありがち…」とか冷たいことを言わずに…

「3割サボる」でうまくいく。4月からは効率よく働こう。著者:フミコフミオ

はじめまして。僕はフミコフミオ、46才、食品会社で働きながらブログを書き続けている、そこらにいる普通の会社員オッサンだ。今は営業部の責任者を任され、そこそこ忙しい毎日を送っている、平凡な「部長」さんでもある。