
「AIやクラウドなどの最先端技術に興味がある」
「技術を使って社会やお客さまの課題を解決したい」
2026年夏、そんな想いを持つ27人の学生たちが、さくらインターネットのビジネスインターンシップに参加しました。
とはいえ、学生たちが問われたのは、技術の知識だけではありません。
必要だったのは、お客さまの課題を深く理解し、営業とセールスエンジニアが協力しながら最適な提案を考えること。学生たちは営業役セールスエンジニア役に分かれ、ヒアリングから提案、商談形式での発表までを体験しました。
本記事では、参加した学生の声や運営担当者の想いを交えながら「技術を価値へと変える仕事」のリアルに迫ります。インターンシップの内容とともに、その魅力をご紹介します。
営業とセールスエンジニアの仕事を体験する3日間
今回のビジネスインターンシップでは、営業とセールスエンジニアが連携しながらお客さまの課題解決に取り組む業務を体験してもらいました。学生たちはヒアリングから提案、商談形式での発表までに挑戦します。
さくらインターネットの営業・セールスエンジニアとは
営業|
お客さまの課題や実現したいことをヒアリングし、最適なサービスを提案する仕事です。お客さまの意思決定に向けて、社内外の関係者を巻きこみながら商談を推進します。
セールスエンジニア(プリセールス)|
クラウドやインフラの専門知識を活かしながら営業と連携し、技術的な課題や制約の把握・整理、構成案の検討、提案資料の作成などをリードします。
3日間のスケジュール・内容
まずは、学生たちがどのようなプログラムに取り組んだのか、3日間の流れをご紹介します。
1日目|営業とセールスエンジニアの仕事を学ぶ
クラウドやAIなどの基礎知識に加え、営業とセールスエンジニアがどのように連携してお客さまの課題解決をおこなうのかを学びました。
2日目|お客さまへの提案を考える
グループワークに挑戦。営業役とセールスエンジニア役に分かれ、お客さまへのヒアリング内容をもとに課題や要件を整理し、チームで最適な提案を検討しました。
3日目|提案を発表する
お客さまと部門責任者に向けて提案内容を発表。最後は表彰と懇親会で3日間の学びを締めくくりました。
与えられたのは「正解のない課題」
学生に与えられた課題とは?
学生たちに与えられたのは、ある企業から寄せられたクラウド活用に関する相談でした。提案に必要な情報として渡されたのは、お問い合わせメールや会社情報、そしてお客さま自身が作成したサーバー構成図。
「どのような構成が最適なのか」
「将来的な事業拡大にも対応できるのか」
そんなお客さまの悩みに対し、学生たちは営業役とセールスエンジニア役に分かれ、課題や目的を整理しながら提案を作り上げていきます。実際のビジネスの現場と同様に、用意されていたのは正解ではなくヒントのみ。限られた情報をもとに、お客さまにとって本当に価値のある提案を考えることが求められました。

良い提案は、良いヒアリングから
最初に学生たちが取り組んだのは、お客さまへのヒアリング準備です。
限られた時間のなかで提案をまとめるためには、「何を聞けば良い提案につながるのか」を考えなければなりません。
今回題材となった「さくらのクラウド」に初めて触れる学生も多く、はじめは構成図やサービス内容を資料から読み解くことからスタートしました。
しかし、議論を重ねるなかで、学生たちの関心は次第に技術そのものから、お客さまの背景や目的へと向かいます。
「なぜこのサービスを立ち上げようとしているのか」「誰に向けたサービスなのか」「事業としてどんな成功を目指しているのか」
限られた情報のなかでお客さまを理解することの重要性を体感しながら、学生たちは少しずつ提案する側の視点だけではなく、お客さまの立場から課題を考えられるようになっていきました。

学生たちの救世主!? 提案づくりを支えたAIチャットボット
ヒアリング準備や提案内容の検討を進めるなかで、学生たちを支えたのが、今回のインターンシップ向けに用意されたAIチャットボットでした。
本インターンシップでは、「AIとクラウドを活用した働き方」を体験してもらうため、さくらのAIエージェント基盤と「さくらのクラウド」を活用して構築されたAIチャットボット環境が学生へ提供されました。
学生たちは「このサービスは何ができるの?」「この構成はどんな目的で使うの?」といった疑問が生じるたびに、このAIチャットボットへ質問。クラウドやサービスに関する知識を補いながら、提案内容を検討していきました。
もちろん、AIが提案内容を考えてくれるわけではありません。お客さまの課題は何か、どのような提案が最適なのか。その本質的な部分は、学生自身が議論しながら整理していきました。
メンターのサポートを受けながら提案をブラッシュアップ
各チームにはメンターとしてさくらインターネットの若手社員が付き、学生からの質問や相談に答えました。学生たちは、先輩社員のフィードバックを受けながら提案をブラッシュアップしていきます。

ここでは、メンターを担当したカスタマーサポート部の後藤のコメントを紹介します。
後藤 環実(ごとう たまみ)
カスタマーサービス本部 カスタマーサポート部
2025年に新卒入社。メール、チャット、コールバックにてさくらのレンタルサーバのお客さま対応を担当。

構成図の作成はもちろんですが、「お客さまが本当に求めていることは何か」を理解し、必要な情報を的確に伝えることに苦戦している様子が見られました。
今回のインターンシップはビジネス職向けの内容であったこともあり、単に技術的な正解を導き出すのではなく、お客さまの要望に寄り添い、その期待に応える提案をおこなうことが重要なテーマだったと感じています。
そんななかで、お客さまとのメールのやり取りを何度も読み返し、表面的な要望だけでなく、その背景にある課題や目的を考えながら取り組む姿が印象的でした。グループをリードする方、IT知識を活かして貢献する方、資料作成が得意な方など、それぞれが自身の強みを発揮しながら協力した結果、限られた時間のなかでも全グループが最終発表を成功させることができたのだと感じています。
最終提案で問われたこととは?
最終発表では、お客さま役と審査員の前で提案をおこないました。お客さま役を務めたのは、さくらインターネットのグループ会社であり、実際の取引先でもあるアイティーエム株式会社 取締役の榎本 秀行さんです。
発表後には、実際の商談さながらの鋭い質問が飛び交いました。
表彰にあたり審査員を務めたのは、榎本さんに加え、さくらインターネットの営業本部長、セールスエンジニア部長、カスタマーサポート部長でした。
審査員は、提案資料の完成度やプレゼンテーション力だけでなく、「ヒアリングで得た情報を正しく理解できているか」「お客さまの課題に対して適切な提案になっているか」といった観点で評価します。
学生たちは3日間を通じて集めた情報をもとに、お客さまにとって本当に価値のある提案とは何かを考え抜き、最終発表に臨みました。ヒアリングから提案までのプロセスを経て、それぞれのチームならではの提案が披露されました。

学生たちが体験した、さくらインターネットの仕事観
学生たちが体験したのは、単にサービスを紹介する仕事ではありませんでした。お客さまの課題や目的を理解し、営業とセールスエンジニアがそれぞれの専門性を持ち寄って提案を磨き上げる。そこには、さくらインターネットが大切にしているお客さまへの向き合い方が表れていました。
では、学生たちは、この3日間をどのように感じたのでしょうか。インターンシップ終了後のアンケートから、その声の一部を紹介します。
お客さまの課題を解決する営業職の魅力
「お客さまからの要望を聞き、その背景にある課題や条件をしっかりと汲み取り、最適なソリューション案につなげるという一連のプロセスにとても魅力を感じました」
「単にサービスを販売するのではなく、お客さまの課題や将来の事業展開を把握したうえで、技術的な知識を活用しながら最適な構成を提案するという仕事への理解が深まりました」
良い提案は、一人ではつくれない
「セールスエンジニアとしてワークをおこないましたが、お客さまがやりたいことをビジネスと技術の観点から考えることが印象的で、課題解決の本質を突いていると感じました」
「営業セールスエンジニアという明確な業務範囲の違う役割があり、役割間で連携する難しさや協働の重要性を学ぶことができました」
知識がなくても、学びながら成長できる
「対面での複数日にわたるインターンシップ参加は初めてでした。IT初学者であることから参加にあたり不安も多くありましたが、社員のみなさまやチームの方々とのコミュニケーションを通じて、安心してワークに挑戦できました」

運営メンバーがこのインターンシップに込めた想い
最後に、今回のインターンシップの設計・運営を担当した3名の社員に、プログラムに込めた想いや学生たちの様子について聞きました。
「正解はない」営業の仕事に向き合う
多田 陽音(ただ はるね)
営業本部 第一営業部
2025年に新卒入社。顧客へのサービスの説明やソリューション提案といった営業活動、受注に向けた社内調整などを担う。

営業には正解があるわけではありません。営業の仕事やそのポイントを紹介する際には、これはあくまで一例であり、大切なのは「お客さまの課題解決のためには何が必要か」を考えることだとお伝えしました。
当日、学生のみなさんには、お客さまの要望を整理し、グループで協力してヒアリング・模擬商談をおこなっていただきました。お客さまが知りたいことや社内で検討しやすい伝え方を意識して発表内容を磨く姿がとても印象的でした。なかには私が想像できなかった提案もあり、私自身も勉強になりました。
営業とセールスエンジニアが連携する価値
小林 想(こばやし そう)
ソリューション本部 セールスエンジニア部
2025年に新卒入社。さくらのサービスの提案、仕様回答など技術領域に特化した営業(プリセールス)に従事。

今年のインターンシップの企画にあたっては、座学と提案体験を通して営業職とセールスエンジニアそれぞれの業務と、両者がどう連携するのかを伝えることを重視しました。
「さくらのクラウド」の理解や構成図の作成といった技術的な部分にも取り組みながら、仮説を立てたり、部門間で連携したりすることの難しさ、やりがいを実感してもらえたと感じております。3日間という短い期間で、どのグループも非常に良い提案と成果物を出せたことにも驚かされました。
仕事のやりがいを体感してほしい
高木 柚芽(たかぎ ゆめ)
ES本部 人材企画部 新卒採用・企画グループ
2023年に新卒入社。CS本部インサイドセールスにて新規顧客向けの営業活動に従事したのち、2025年4月よりES本部へ異動。新卒採用広報やイベント運営などを担当。

さくらインターネットのインターンシップは、例年、若手社員が中心となって企画・運営しています。
今回のインターンシップでも、営業やセールスエンジニアが実際にどのようにお客さまの課題解決に向き合っているのかを体感していただける内容を目指しました。
お客さまの課題を理解し、最適な提案を考える過程を通じて、営業とセールスエンジニアそれぞれの仕事の役割ややりがいを感じていただけたのではないかと思います。
今後も説明会や1日職業体験イベントなどを予定していますので、ぜひお気軽にご参加ください!
さくらインターネットの企業説明会や1dayイベントなどの情報は、さくらインターネットの新卒採用ページをご確認ください。
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