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2026年5月に掲載した、お客さまのサービス導入事例記事をご紹介します!

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さくらインターネットでは、さまざまな業界のお客さまに当社のサービスをご利用いただいています。
本記事では、2026年5月に当社ホームページに掲載した導入事例2件をご紹介します。 
お客さまが抱えていた課題と、その解決に向けた導入プロセス、導入後の成果をご覧いただけます。 

インフラコストを約4割削減しスピーディーなシステム構築を実現 ─ 「さくらのクラウド」が1,245万部の広告メディア事業を支える

■導入企業:株式会社中広 さま
■業種:マスコミ・広告・デザイン
■導入サービス:さくらのクラウド

株式会社中広さまは、広告代理業とメディア事業を両輪として展開する総合広告代理店です。地域密着型の生活情報誌をはじめとしたフリーペーパーを全国35都道府県で発行し、175誌・約1,245万部という大規模な配布網を構築されています。こうした紙媒体に加え、デジタル施策やAI分析を組み合わせることで、広告効果の可視化にも取り組まれています。

同社では、複数のオウンドメディアや基幹システムを支えるインフラとして他社クラウドを利用されていましたが、事業拡大とともにインフラコストが増大。また、システム構成の変更や追加に際してサービス提供側との調整が必要となるなど、スピードや柔軟性の面でも制約を感じていたといいます。

こうした背景から、株式会社中広さまは、より柔軟かつ迅速に対応できるインフラ基盤への移行を検討。外資系クラウドも含めて比較検討をおこなった結果、国産サービスとしての安心感や直感的に操作できるユーザーインターフェース(UI)、柔軟なネットワーク構成を評価し、「さくらのクラウド」を採用しました。導入にあたっては、サポート対応の速さや技術的な支援も決め手の一つとなりました。

導入後は、従来環境と比較してインフラコストを約4割削減。データ転送量による従量課金がないシンプルな料金体系により、予算の見通しが立てやすくなりました。また、コントロールパネルによるセルフサービス化や各種マネージド機能の活用により、構築・運用の効率も向上しています。

大規模メディアと広告事業を支える基盤として、コストと運用性を両立する「さくらのクラウド」が、株式会社中広さまの事業拡大とサービス高度化を支えています。

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高火力 VRTでモデル学習を高速化 ─ 仙台高専の「WiCON2025」優秀賞獲得を支えたAI開発基盤

■導入企業:独立行政法人 国立高等専門学校機構 仙台高等専門学校 さま
■業種:教育機関
■導入サービス:高火力 VRT

独立行政法人 国立高等専門学校機構 仙台高等専門学校さまでは、学生有志チーム「Cyfarma」が中心となり、農業現場の負担軽減を目的とした遠隔灌水システムと農業AIの開発に取り組まれています。本プロジェクトでは、温度や湿度、土壌水分量などのセンサーデータを活用した遠隔操作に加え、AIによるクマ検知やチャットボット機能を組み合わせ、実用性の高いシステム構築を目指していました。この取り組みは、高専生の無線通信技術コンクール 「WiCON2025」において優秀賞を受賞しました。

AIモデルの開発にあたっては、計算資源の不足が大きな課題となっていました。個人のパソコンでは、1回のモデル学習に6時間以上を要する状況。1日に試せるパターンは限られていました。また、学内のワークステーションも利用制限やデータ転送の制約があり、大量の学習データを扱うには現実的ではありませんでした。さらに、海外クラウドの高性能GPUインスタンスも検討しましたが、コスト面や環境構築の煩雑さが障壁となっていました。

こうした課題を解決するため、同校はGPUクラウドサービス「高火力 VRT」を採用しました。H100 GPUを搭載した仮想マシンを手軽に利用でき、Linuxアプリケーションをそのまま動作させられる点や、日本語マニュアルによるスムーズな環境構築が評価されました。SSH接続のみで既存の開発環境と同様に扱える使い勝手もあり、外部サービスであることを意識せずに利用できる点が、開発効率の向上につながったそうです。

導入後は、モデル学習にかかる時間が大幅に短縮され、従来6時間以上を要していた処理が1時間以内で完了するようになりました。これにより、1日に試せるトライアル数は数回から20回程度へと増加し、モデル精度の向上にもつながりました。このように、限られた期間内でも多くの試行錯誤が可能となり、AI開発の質とスピードの両立を実現しました。

学生主体のAI開発を支える計算基盤として、「高火力 VRT」は研究と実装の両面を支援し、社会課題の解決に挑むプロジェクトの成果創出に貢献しています。

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まとめ

本記事では、当社サービスがどのようにお客さまの課題に応え、事業成長に貢献しているかを、実際の導入事例を通してご紹介しました。

さくらインターネットでは、今後もお客さまの課題解決を支える信頼性の高いデジタルインフラを提供し、日本のデジタル社会の持続的な成長に寄与してまいります。

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執筆

社長室 広報グループ

「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、さくらインターネットの取り組みや技術、サービスの価値を社内外へ発信しているチーム。国産のデジタルインフラを提供する企業としての責任や挑戦について、各種チャネルを通じて日々情報発信を行っている。
>>さくらのデジタルインフラ学校(YouTube)

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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