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挑戦の場で芽吹く“知”を、AIで再発見する。アーカイブメディア「Blooming Press」始動 

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さくらインターネットでは、オープンイノベーションのための施設「Blooming Camp」を運営しています。 

本社を構える大阪・梅田のグラングリーン大阪において、多様な人や企業が出会い、まざりあうことで「やりたいこと」を「できる」に変える“場”を提供しています。同時に、オンラインとリアルの融合により新たな挑戦と価値が生まれる場を目指し、アクセラレータプログラムやイベントなどさまざまな取り組みを展開しています。 

本記事では、Blooming Campの新しいチャレンジとして、2026年7月9日(木)に開設したイベントアーカイブメディア「Blooming Press」についてご紹介します。 

Blooming Pressとは 

Blooming Pressは、Blooming Campで開催されている多様なイベントを、AIを用いて記事化し、アーカイブとして掲載するメディアです。 

イベントの会場では、識者からの貴重な知見や、その場でしか生まれない活発なディスカッションが交わされ、さまざまな「活きた知」が行き交います。 

Blooming Pressでは、そうした知をその場限りのものにすることなく、会場の熱量を保ったまま、いつでも・どこでも追体験できる形で届けていきます。 
>>Blooming Pressを見てみる

Blooming Pressの特長:AIで“読み継がれる知”を創出 

「Blooming Press」ではAIを活用して効率的に記事生成をおこないつつ、複数のAIエディターによって多面的な視点でイベントを再構成することで、新たな気づきのきっかけを創出します。 

AIによるイベント要約・記事作成 

イベント開催時の音声データをベースにした文字起こしから要約をおこない、記事を作成します。 

記事の長さは「短」「中」「長」の3パターンから選択でき、手短に概要を得たい場合からじっくりイベントの内容を知りたい場合まで、自由に選べます。 

単なるAI要約ではない、「誰の視点で語られるか」 

Blooming Pressの大きな特長のひとつが、「誰の視点で語られるか」を選べることです。 
同じテーマであっても、視点や切り口が違えば、読み手の感じ方も大きく変わります。 Blooming Pressでは、「現役エンジニア」「二児の母」「海辺育ちのティーン」「図鑑と実験がだいすきな10歳」という4種類の個性をもつAIエディターを選択可能。 

エディターによって語り口や着眼点、構成が異なるため、ひとつのイベントでもさまざまな視点から読み解くことができます。 

また、各エディターの特性に応じて記事が特集される「ピックアップ」機能も搭載しています。 

さらに、エディターごとにフォントが変動するのもこだわりのひとつ。各エディターのイメージに合うフォントを、国内トップシェアを誇るフォントメーカーである株式会社モリサワさまに選定いただきました。 

AIエディターの属性や関心、バックグラウンドにあわせてフォントを選定いただいています。エディター切り替え時のフォントや色の変化など、個性豊かな世界観を楽しむことができます。 

Blooming Press 開設の背景 

Blooming Campは、オンラインを基盤としてオフラインでも「人」と「知」がつながるコミュニティとしてスタートしました。その取り組みのひとつとして、運営初年度には年間800件のオフラインイベントを開催し、施設全体の累計来訪者数は3万人にのぼっています。 

一方で、イベントを通じて生まれた学びがオフラインで完結してしまい、オンラインで活用されていないという課題も見えてきました。 

オフラインとオンラインをシームレスに接続し、イベントを資産として蓄積・活用していく仕組みを構築することで、この課題を解決していく。また、AIの特性を活かしてチャレンジしたい――その想いから、「Blooming Press」の構想が立ち上がりました。 

忙しくてイベントに参加できない方や、あとから内容を振り返りたい方にとっても、有益な知のプラットフォームを目指しています。 

開発・運営の裏側:さくらインターネットのサービスが活躍 

「さくらのAI Engine」などを活用 

イベントの要約および記事作成にはAIを活用しています。運用にはさくらインターネットが提供する生成AI向けAPI基盤「さくらのAI Engine」などを採用しました。 

モデルの選定においては、何度も検証を重ねて精度の最適解を得ました。記事要約やカテゴリー分けなどは、速度を重視してgpt-ossモデルを選択、RAGを使用し、各AIキャラクターの特性情報をベースにQwen3モデルでAIエディター記事を生成しています。 

また、サーバーへの負荷を下げつつ、快適な表示速度の担保のため、高コストパフォーマンス国産CDN「さくらのウェブアクセラレータ」を用いています。 

生成AIアプリ開発に最適!セキュアで柔軟なAPI基盤「さくらのAI Engine」 
>>サービスの詳細を見る 

突発的なアクセス増加や日々の負荷軽減まで。国産CDN「さくらのウェブアクセラレータ」 
>>サービス詳細を見る 

開発のビハインド:AIと向き合い、クオリティを確立 

「Blooming Press」にはそれぞれ個性のあるAIエディターを搭載していますが、当初はキャラクター表現の差異がわかりづらかったため、絵文字や顔文字の使い方まで細かく指定しました。これにより、それぞれの個性が確立し、多角的な視点で記事を読めるようになりました。 

また、文字数の設定にも工夫を凝らしています。
あらかじめ生成記事の文章量を多く設定すると、事実とは異なる内容を含めてしまうなどの事象も発生しました。その対応策として、AI生成の元になるオリジナルデータの文章量を増やしたり、生成される最終の記事の文章量を調整したりすることで、事実から乖離のないよう、クオリティの担保に努めています。 

社長室 室長 竹林 正豊のコメント 

「Blooming Press」を開発するにあたり、こだわったのはAIの使い方です。AIは正解を出すものと思われがちですが、そうではなくあくまでも気づきやきっかけをくれるものであり、拡張機能のようなツールだと考えています。 

今回は、4つの特性をもったAIエディター(編集者)がひとつのイベントを多角的な視点で記事にすることで、その視点の差異から新たな気づきを提供します。他視点の解釈に触れることで、読み手自身のさらなる思考を誘発する――そんな効果を期待しています。 
 
Blooming Pressの開設により、オンラインを主軸にオフラインの体験を加速させるというBlooming Campのコンセプトが、ようやく具体的な形を成しました。しかし、これはあくまでスタートラインです。今後も、全国の多様なイベントをBlooming Pressへ集約し、リアルタイムの知識をオンラインで誰もが享受できる資産へと昇華させるべく、さらなるアップデートを続けていくチャレンジを続けていきます。 

ぜひたくさんの方にBlooming Pressを体験していただき、みなさんの感想やフィードバックを次のチャレンジにつなげていければと思います。 

新たな挑戦が生まれる場 Blooming Camp 

Blooming Campの様子

Blooming Campは、さくらインターネットが運営するオープンイノベーションのための施設です。 

多様な人材や資本が集まる“うめきた”の立地特性を活かして、新たな事業創出を支援することを目的に、グラングリーン大阪に本社機能を包含して開所しました。 

施設内にはカフェ「Blooming Kitchen」も併設されており、さくらインターネット社員や会員※さまをはじめ、多彩な人たちが集まり、日夜イノベーションを生む取り組みをおこなっています。 

※オンライン上のコミュニティと掛け合わせた独自の会員制度 

また、会員制度のほか、共創型アクセラレータプログラム「Blooming DRIVE」も不定期で実施しており、多様なプロジェクト実施者による実証実験を、さくらインターネット社員をはじめとする「伴走者」が支援しています。 

オンライン&オフラインで​「やりたいこと」を「できる」に変える場 
>>「Blooming Camp」の詳細を見る 

まとめ 

Blooming Campで生まれる数多くの挑戦や対話を、その場限りのものにせず、読み継がれる知として残していく――「Blooming Press」は、オフラインとシームレスにつながり、イベントを資産として蓄積・活用していくことで、次の誰かへと受け継いでいきます。 

さくらインターネットは今後も、「『やりたいこと』を『できる』に変える」の企業理念のもと、Blooming Campを通じて関西、そして日本社会のイノベーションに貢献していきます。 

「やりたいこと」は「できる」に変わる。さくらインターネットの本社機能を有する、新たなイノベーション拠点「Blooming Camp」 
>>記事を読む 

執筆

社長室 広報グループ

「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、さくらインターネットの取り組みや技術、サービスの価値を社内外へ発信しているチーム。国産のデジタルインフラを提供する企業としての責任や挑戦について、各種チャネルを通じて日々情報発信を行っている。
>>さくらのデジタルインフラ学校(YouTube)

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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