お仕事は「推しごと」。 ITエンジニアでDevRel職をしている”ちょまど”です

お仕事は「推しごと」 ITエンジニアでDevRel職をしている”ちょまど”です

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皆さんこんにちは! 千代田 まどかです。「ちよだ まどか」ということで、みんなからはよく「ちょまど」と言われています。会社のビジネスメールも「ちょまど様」と届いたりします。

外資系 IT 企業のインターナショナルチームの中で、IT エンジニアとして、コードを書いたり、機械学習の勉強したり、大型カンファレンスや大学などで講演させていただいたりして毎日楽しく働いています。

副業では 学生時代にさんざん描いた BL 漫画でつちかわれた画力を生かして 漫画を描いたり、本を出版したり、(滑舌悪いのに)ラジオ番組に出演したりしています。政府、内閣サイバーセキュリティセンターの公式メディアに私の書いたコラムが載ったりもしました。

そして休日は 1 日 9 - 14 時間程度ゲームをしているゲーム廃人です。

私はツイッター廃人で、ツイッターで皆さんのツイートを見るのとか、自分の考えを発信することが大好きです。アカウントは @chomado で、フォロワーさんは、2020年7月19日現在 77,800 人います。いつもありがとうございます!

 

(画像:Twitter プロフィールのスクリーンショット https://twitter.com/chomado)

(画像:Twitter プロフィールのスクリーンショット https://twitter.com/chomado)

 

今回、こちらの『さくマガ』で、月一回程度の連載を書かせていただくことになりました。貴重な機会をいただきまして、また、このページを開いてくださった皆さま、誠にありがとうございます!

一記事 4,000 字程度、コンセプトに沿っていれば自由に書いて良いですよ、とのことで、何を書こうか、どういった文体で書こうか、大変迷いました。いつもはね、私は IT エンジニアなので、機械学習とかプログラミングとかの記事ばかり書いてて、要するに技術記事ばかり書いてて、ちょっと堅苦しいものばっかり書いてるから、このさくマガの連載では、いつも通りの私の「素の」喋り方で書かせていただければなと思います。みんなとお話してる感じで書けたらいいな。

文章での連載枠をいただくのはこれが初めてです! だから最初は何を書こうか迷ったのですが、たぶん最初は自己紹介が良いですよね?(ピコーン!)

(ちなみに二次元オタクはよく自分の行動にセルフ擬音語を付けるくせがあるらしいです。漫画の読み過ぎだから仕方ないね)(バーーン!)

自己紹介については、既に冒頭で大体書いてしまったのですが、さらにそれをもう少し詳しく書こうと思います。

現在の職業について:オタク用語で理解する DevRel

現在の職業について:オタク用語で理解する DevRel

 

私のお仕事は、「推しごと」です。

私は、もともと、今の会社のITエンジニア向けプロダクト(プログラマーの人たちが開発のために使うツール)が大好きで入社したくらい、自社のITエンジニア向け製品が大好きです。 その製品を、ITエンジニアとして広めるお仕事(推しごと)をしています。

この記事の冒頭で、私は

> 外資系 IT 企業のインターナショナルチームの中で、IT エンジニアとして、コードを書いたり、機械学習の勉強したり講演したりして毎日楽しく働いています。

と書きました。

私はエンジニアロールですが、もっと正確に言うと、私の正確なjob title は、DevRel職である「Cloud Developer Advocate」です。「デブレル」の「クラウド デベロッパー アドボケイト」です!(ドーーン!)

・・・言いたいこと分かりますよ! 「デブレル」?「クラウド デベロッパー アドボケイト」?

そう、外資だからか、横文字というか、カタカナというか、聞きなれない名前ですよね。アボカドですか? みたいな。日本語にするとつまり何? っていう。

ということで、ここからは、私の仕事 DevRel とは何ぞやのお話を軽くします。

DevRel とは?

DevRel (デブレル)。この「デブ」は、もちろん太っている人のことではなく、「Developer」(デベロッパー = IT 開発者) のことです。 DevRel は Developer Relations のことであり、その名の通り「Developer (開発者) との Relations (関係性)」が重要になるロールです。開発者との良い関係性を構築するロール。

正式な説明文は次のようになります:

> DevRelは外部の開発者との相互コミュニケーションを通じて、自社や自社製品と開発者との継続的かつ良好な関係性を築くためのマーケティング手法。

(引用元:https://devrel.jp/about/)

ところで、皆さんは「PR」(Public Relations) って聞いたことありますか? 日本語で言うと広報と言われて、広報部のことも英語では「PR」って言ったりします。” I work in PR.” って。

で、この「PR」(Public Relations)とは、その名の通り「Public (大衆)」との「Relations (関係性)」を重視するロールです。例えば食品を売っている企業だったら、広告を打ったり、直接消費者から声 (フィードバック) を聞いて製品をより良くする施策を打ったりして、消費者との良い関係性を作ることが大切です。

DevRel (Developer Relations) も同じです。オーディエンス(視聴者・聴衆)が「Public (大衆)」から「Developer (IT 開発者)」に変わっただけ。PR の開発者版。

開発者の方々との良い関係性をつくり、その結果として自社のITプロダクトの認知を広めるロールを DevRel と呼びます。

開発者(ITエンジニア)の方々と良い関係性を構築するには、自分もITエンジニアでなければ、対等に話ができません。同じ土俵に立ち、同じプロトコル(対話手法)で会話するためには、当然、自身もITエンジニアでなければいけません。

オタクもそうだよね。例えばゲームオタクに『ドラクエ5』を勧めたかったら、

 

「私ゲームしたこと無いけど『ドラクエ5』良いらしいからやってみてよ」

 

なんて言うんじゃ絶対だめですよね。

いっぽうで、

 

「私ゲームが大好きで一日中ゲームばっかりしてるんだけど、最近『ドラクエ5』にめっちゃハマってて、すごい楽しくて休日溶けてやばい、モンスター全員仲間にしたし、ビアンカルートとフローラルートとデボラルートでそれぞれ 10 周したわ! ドラクエ5ほどセーブデータを git でバージョン管理したくなった作品は無いわ…。マジで人生狂ったからやってみて」

 

なら、上のよりは沼に誘える気がしますよね。 その製品がすごく好きで、良さが伝わってくる! っていうのを、同じIT技術者として語ります。

 

(写真:Developers Summit 2017 でライブコーディング(みんなの前でプログラミング)をしている私の写真)

Developers Summit 2017 でライブコーディング(数百人の前でプログラミング)をしている私の写真。一番好きなプログラミング言語 C# でコード書きながら「ほらほらこんなに美しく非同期処理の書ける C# はいいぞ!」と連呼していたら「ベストスピーカー賞 総合第1位」を受賞した

Cloud Developer Advocate とは?

私の正式なjob title はCloud Developer Advocateです。 おばあちゃんにはざっくり「IT開発者向けマーケティングをするITエンジニア職」と言っているのですが、読者の皆さまには正確にお伝えしたいので、詳しくここに書きますね!

「Cloud Developer Advocate」、分解すると「Cloud」「Developer」「Advocate」に分かれます。

 

Cloud Developer Advocateとは?

Cloud とは?

「Cloud」→ クラウド。インターネット上の『どこか』にある、つよつよコンピューティング (計算) リソースを、ネット経由で参照・利用する仕組み。

例えばみんなが使ってる Gmail や iCloud もクラウドサービスだね。(もし手元のスマホにメールとかその添付写真とか全部保存されてたら容量が大変になっちゃうよね。でもクラウドのおかけで「手元に全部保存」ということにはなっていないよ。)あとスマホで撮った写真が勝手にクラウド上にバックアップされるの便利だよね。

また、みんなが動画を見てるYouTubeも、その動画はみんなの手元の端末に全部保存されてるわけではなく(もしあんな大量の動画ファイルを全部保存してたらヤバい)、クラウド上のつよつよサーバーに保存されてる動画にアクセスして観ているよね。

そんな感じで、プログラマーの人たちも、(手元のマシンじゃなく)クラウド上のつよつよスペックのマシンでコードを実行したり、大規模システムやアプリを動かしたりしているよ。

例えばゲームも、手元のマシンで全部処理とかじゃなく、とくにユーザーのランキング処理や課金ガチャなんかの処理はクラウド上のサーバーでおこなっていることが多いね。

※もし仮にソシャゲの課金ガチャの処理をクライアント(ユーザーの端末)でおこなっていたら、デコンパイル(実行ファイルからソースコードの形式に戻すこと)されたら好き放題できてしまいます。なのでガチャの抽選処理など大切なものは全てサーバー側でおこない、その抽選結果だけクライアント(ユーザーの端末)に送る、という実装になっていることがほとんどです。

プログラマーの人たちが開発に使うクラウドサービスは、例えば、さくらインターネットの「さくらのクラウド」、マイクロソフトの「Microsoft Azure (アジュール)」、「AWS (Amazon Web Services)」、「GCP (Google Cloud Platform)」 などがあるよ。この辺のことについては大好きな話だから語り始めたら長くなるので、別の機会にお話しするね!

Developer とは?

「Developer」→ デベロッパー。IT 開発者のことで、要するにプログラマーとかITエンジニアの方々のこと。

Advocate とは?

「Advocate」→ アドボケイト。辞書で引くと「擁護者」や「推奨者」といった意味ですが、要するに「それが大好きでみんなにも推奨して広める人」です。私の個人的な理解では、つまるところ「推しを布教するオタク」です。(別の記事で書くつもりですが、私は「オタク」をとてもポジティブな誉め言葉として使っています。推しに対し情熱を持ち人生をかけて推しを愛するパワーは素晴らしい)

 

Cloud Developer Advocateとは

 

つまり、私の正式なjob titleである「Cloud Developer Advocate」とは、

「Cloud Developer」(クラウドを使って開発する IT エンジニア)への「Advocate」です。

IT エンジニアの方々と良好な関係性を構築し、その結果として自社のクラウド開発サービスの認知を広げたり、ユーザの方からのフィードバックをいただき製品のより良いブラッシュアップにつなげる職業です。

オタクボキャブラリーで話すと、要するに「読者との良い関係性を築いたうえで」「“沼” に誘う人」です。その後、実際に沼に「落とす」のは営業の方々の場合もあります。その前の「誘う」「認知」の段階が 我々 Advocate職。Welcome to 沼、です。

(注:「沼」とは、ゲームやアニメなど何かにどっぷりとハマってしまうという意味から、「ハマってしまう対象の作品」などを指すオタ用語です)

 

それで、具体的にいつも私が何をしているかというと、自社の開発ツールを使ってプログラミングして、色んなデモアプリを開発したり、その技術的な講演をしたり、技術記事を書いて、その推しツールを広めています。また、開発者コミュニティのサポートもしています。

実際、私は今の会社に入社したいちばんの理由は「この会社のつくっているプロダクトが心から好きだから」です。オタクは「推し」があってなんぼで、私の場合その「推し」が今の会社なのです。なので、「推し」の愛を語り、布教することは、オタ活動をするうえで普段やっていることなのです。

私はこの会社の技術プロダクトが好きだ! これを使ってプログラミングをすると、すごく楽しいし、さくさくコードが書けるし、簡単なアプリなら1時間もあれば動きます。本当にすごい! もっと多くの人に良さを伝えたい! また、その技術者コミュニティのサポートをしたい!

という「推しごと」です。

自己紹介終わり(腐女子話)

自己紹介終わり(腐女子話)

 

DevRel の話をしてたら予想以上に長くなってしまいました!

残り 500 字で、ざっくり仕事以外のお話をして、自己紹介を終わりにしたいと思います。

まず、お気づきかもしれませんが、私は(わりと痛いほうの)オタクです。

中学生までは普通だったのですが、腐女子の巣窟であった女子高でめでたく BL に目覚め、すっかり腐り、現実世界で男子と話す機会の無いまま女子大に進学し、腐女子をこじらせたまま成人しました。

そこで(恥ずかしながら)異性からの告白イベントも体験したのですが、当時は全寮制男子校のBL小説(登場人物が全員男性の恋愛小説)でしか男性の知識が無かったため、驚きつつ「女性を好きになる男性もいるんだなぁ」と真顔でつぶやいていました。

本当に手遅れだったと思います。その時の相手の「は?」という顔もちょっとまだ覚えてる。腐女子の中でも極めてダメな部類に入ります。もう手遅れ。(二回目)恥ずかしい。

好きなジャンルがまたマイナーなものばっかりにハマってしまってつらいのですが、ドラクエ5です。具体的なカップリングについてここに書くことはやめますが、もし書けるのだったら4万字は一瞬で書けますので、この連載10回分余裕で書けちゃいますね。

実際、最盛期は1 万字の中編小説を毎日アップしていました。妄想が無限に湧き出てきて、それを形にして記録しないと、と、毎日忙しかったです。勉強しろ。

 

 

ということで、そろそろ終わりにします!

 

ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました! とっても嬉しい! 次回もまた読んでいただけたら嬉しいです。

 

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