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西島ミライさん「真似ることは学ぶこと」営業職からグラビアアイドルに転身

真似ることは学ぶこと。営業職からグラビアアイドルに転身した異例のキャリア

西島ミライ(にしじま みらい)さん

ゼロイチファミリア所属。グラビアアイドル、モデルとして活動中。大学卒業後に新卒で不動産会社に入社。営業部で最速1位の営業成績を残す。不動産会社退職後に離島でバスガイドの仕事をした後にグラビアアイドルへ転身。

X:https://twitter.com/mirai_nissy2

Instagram:https://www.instagram.com/mira_nishi/

各業界の著名人にインタビューをしていく、この企画。今回は営業職やバスガイドの仕事を経てグラビアアイドルに転身した異例のキャリアを持つ西島ミライさんにお話をうかがいました。新卒入社した会社で最速営業成績1位を獲得したコツや、今後やりたいと思っていることについて語っていただきました。

西島ミライさんのキャリア 営業職→バスガイド→グラビアアイドル

ーー本日はよろしくお願いします。西島さんは珍しい経歴をお持ちですが、これまでの経歴についてお話しいただけますか。

よろしくお願いします。横浜の大学を卒業してから不動産の会社に新卒として入社をして、そこで営業の仕事をしていました。そこの会社で2年半くらい働いた後に離島でバスガイドの仕事をはじめましたね。

20代のうちに一回離島に住んでみたいなって思っていたので、思い切りました。その後にグラビアアイドルのお仕事を始めたんです。

営業職→バズガイド→グラビアアイドル

 西島ミライさん「仕事ができる人から学ぶ」

ーー新卒で入った会社では最速で営業成績1位を獲得されたそうですが、どうして良い成績を残せたのかコツがあれば教えてください。

運の要素も大きかったです。直属の上司がすごく仕事のできる方で、その人の真似をして学んでいました。その人のお客さんへのアプローチとかの仕方もだし、その人が会社来てから帰るまでの過ごし方とかも全部真似をするようにしてました。

そうすることで、営業成績も良くなっていきましたね。 なので、新人時代に仕事ができる人の近くで学べたことがラッキーだったということです。

ーー営業職の後に離島でバスガイドをしてから、グラビアアイドルに転身するというのは珍しいと思うのですが、どうしてグラビアアイドルになろうと思ったのですか?

離島でバスガイドの仕事をしていて最初は楽しかったのですが、ホームシックになって戻ってきたんです。そこから一時期アルバイトをしていました。

私自身、昔からグラビアの女性がすごく好きで壇蜜さんといった方々に憧れていたんです。自分もそういうふうに綺麗に写真を撮ってもらいたいなって思ったんです。それで、インスタでカメラマンを探して写真を撮ってもらっていました。最初は完全に趣味としてやっていたんです。

SNSが仕事につながる

趣味で写真を撮ってもらってインスタにアップしているうちにインスタのフォロワーが増えていったので、もしかしてこれって仕事にできるのかな? と思うようになり、撮影会に参加するようになりました。

撮影会というのはモデルを撮影したいカメラマンが集まる会です。1対1で撮影をする「個人撮影会」、1人のモデルを何人かで撮影する「団体撮影会」、複数のモデルを複数のカメラマンが撮影する「セッション撮影会」というものがあります。

2015年から1年くらいは撮影会などフリーで活動をしていたんですけど、2016年にいまの事務所(ゼロイチファミリア)にスカウトされたって感じです。デビュー自体は25歳くらいだったので、グラビアアイドルとしては遅いほうですね。

西島ミライさんインタビュー

西島ミライさん「営業ツールとしてSNSは欠かせない」

ーーグラビアアイドルのお仕事に過去の営業職の経験などは活きていますか?

そうですね。活きてると思います。仕事に関して”待ちの姿勢”でいるグラビアアイドルの方って意外と多いんです。私の場合は営業職として働いていたので、自分から積極的に売り込むことができていると思います。

あとは、仕事の連絡が来たらレスポンスを早くするようにしています。これも営業職の経験が活きていると思いますね。事務所にせよ、クライアントさんにせよ連絡をくれる方は他の人にも同じ仕事依頼の連絡をしていると思うので、少しでも早く返事をするように気を付けています。

グラビアの仕事をしていると、営業ツールとしてSNSは欠かせないんですけど、SNSってファンの人だけでなく業界の方も結構見てくれてるんです。

「西島ミライは今こんな仕事ができます!」って箇条書きにして企業クライアントさん向けにSNSで発信したら、それがきっかけで何件かDMとか事務所に仕事依頼の連絡が来たこともあります。

参考にしている人のSNSを分析

ーーまさに営業の経験が活きていますね。SNSの話が出ましたが、SNSを運用するうえで気をつけていることを教えてください。

あえてタメ語で投稿するなど、なるべく身近に感じられるような書き方を心がけています。初めのうちは会社員時代の習慣で、SNSに投稿するときには丁寧に敬語で書いていました。「撮影会に出演させていただきます」という感じで(笑)。今思えばかなり固い文章ですよね。

だけど、SNSで人気の女の子たちの文章を見ていると、すごく気さくというか距離が近く感じられる書き方をしていると思ったので、それを真似するようにしてます。自分にとって憧れの人や売れている人をチェックして、その人のSNSを分析するのは大事だと思います。

あと、SNSは動画を載せると反応がいいですね。写真もいいけど、やっぱり動画がいいです。私の場合ってちょっと怖く見えるというか、近寄りがたい雰囲気があるみたいで、身長が高くて声も低いと思われがちなんです。

実際は160cmくらいで身長は普通だし、声も高めなんですけどね(笑)。そういう近寄りがたい雰囲気を変えたいと思って動画を載せて声を出したりすると、「こんな声だったんだ」って反応があるので面白いです。

西島ミライさんにSNSの話をうかがいました

西島ミライさんが語る新型コロナウイルスの影響

ーー新型コロナウイルスの影響で自粛が続いていますが、グラビアのお仕事への影響はいかがですか?

とても影響がありますね。本当に1日でも早く収束してほしいです。DVDを出した子もイベントが中止になったり、延期になったりしていますね。私の場合も撮影会やイベントでの物販の売上が大きいのですが、今はできないので大変です。

グラビアアイドル1本でご飯食べていくのはなかなか難しいので、兼業で働いている子も結構多いですね。

西島ミライさんの「やりたいこと」

ーーメディアのコンセプトが「やりたいことをできるに変える」なのですが、西島さんが今後やりたいことを教えてください。

やってみようと思って計画してるのはパーカーやTシャツ、ステッカーなどグッズを作りたいです。パーカーやTシャツは普段でも使えるような、英文が書いてあるものを考えています。よく読んだらしっかりとメッセージ性があるものだといいですね。

ステッカーは水着の写真だと貼りづらい人もいるだろうから、アーティスティックな感じのものがいいかなと思っています。例えばモノクロの写真で自分の名前が入っているものとか。

それをインターネットで販売するのと、イベントの時に私が手売りできればいいなと思っていますね。

執筆

川崎 博則

1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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