abuseとは?さくらインターネット主催「abuse対策Night」のイベントレポート

2019年11月にさくらインターネット株式会社が主催するイベント「abuse対策Night 第10回」が株式会社メルペイ様のセミナールームで開催されました。

abuse?あぶせ?なにそれ?

それは追々説明するとしまして、とにかくこの日は記念すべき10回目の開催ということもあり、不正対策Nightというテーマで、決済系の不正について参加した現場担当者が熱く盛り上がる夜となりました!

みなさんは、お買い物のときに、現金、クレジットカード、ICカード、もしくはなにPayを使っていますか?最近はコンビニで並んでいると、いろんな決済の音が聞こえてきますよね。

決済ツールはみなさんのお金と直結しています。それを安心して使ってもらう、生活が便利になる、みんなハッピー、やったぜインターネット!さくらインターネット!!! 最後のはちょっとふざけすぎましたが、まじめな話し、ここに不正が入ってきてしまうと、利用者も事業者もしょんぼりです。

いや、そんなことはさせないぞ!と、この日は総勢17社60名ほどの不正対策に興味津々の担当者たちで会場は埋め尽くされました。

それでは、そもそもabuse(アビューズ)とはなにか?という解説と、abuse対策Nightのイベントレポートをお届けします。

 

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abuseとは?

abuse(アビューズ)という単語をインターネット界では、不正利用や迷惑行為を意味する用語として使っています。WHOIS情報を検索したときに、”abuse contact” などとして、そのドメインの迷惑行為や不正行為を通報する窓口の連絡先が記載されているのを見かけた方もいるかと思います。

abuse対策Nightとは?

2016年からさくらインターネットが開催している情報交換会です。abuseまわりのことをトピックとして取り上げ、インターネット上の不正行為、権利侵害、警察対応など、いわゆるセキュリティ界隈とはちょっと違った切り口で、発表・ディスカッション・行政を交えての情報交換などの場として集っています。

(参加者同志が)ビジネスで競合となる会社と情報交換?!と驚かれることもありますが、 abuse対策というのは競合を敵視してやるものではなく、いかに自分たちのユーザーを守るのか、もしくはいかにインターネット上で発生している迷惑行為などを適切に企業として対応するのかを目的としています。abuse対策の面では業界を横断して連携し、闘うときはサービスの魅力で! という想いに賛同してくださっている参加者のみなさまに支えられている会です。

 

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この日開催された「abuse対策Night 第10回」では、まずわたくし、さくらインターネット カスタマーエンゲージメント部 眞崎 さゆりより、開会のご挨拶とイベントの趣旨説明をおこないました。

今回のテーマは「不正対策」。このテーマについて、株式会社メルペイの荒木さまとLINE Pay株式会社のご担当者さまからご発表をいただきました。 決済サービスで不正……これはもう犯罪のにおいがしますね。

 

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株式会社メルペイの荒木さまより「不正検知システムと運用体制について」発表

 

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株式会社メルペイ様への質疑応答コーナー

 

発表内容の詳細は……ごめんなさい、オープンにできないため残念ながら割愛となりますが、発表を聞く参加者の顔は真剣。ときに笑いあり、ときに激しくうなずきあり。質疑応答コーナーでも多くの質問がおこなわれ、非常に活気のある会となりました。

多くの参加者が普段は少人数で業務をされているようで、会社ではマイノリティなこのabuseのお仕事。このようなイベントで同じ業務をしている方々と繋がりが持てることに、良い反応をいただけています。

また、業種・業態が異なっても不正や対策には通じるところが多く、健全なネット業界の発展のために、今後も夜な夜な集う会は続きそうです。ネットのサービスってとても便利ですよね。でも、不正対策をしっかり講じないと、安心して利用できないどころか、サービス自体も立ち行かなくなってしまうような展開にもなります。

不正対策無しには会社やサービスが存続するのが難しくなるほど、重要な役割だということを改めて感じつつ、お待ちかねの懇親会へと流れていったのでありました。