アンドロイドのお姉さんがバーチャルインフルエンサーについて学んだことをアウトプット

こんにちは、アンドロイドのお姉さんSAORIです。

「アンドロイドがインプットして学びを深め、それをアウトプットしていく」という連載ですが、今回は私とは逆側の存在だけども遠くない『バーチャルインフルエンサー』について学んでいこうと思います。

バーチャルインフルエンサーってご存じですか??

「バーチャルインフルエンサー」とは影響力や発信力のある人物(インフルエンサー)をバーチャルキャラクターとして人工的に作り上げる試みで、現実の人間と同じように、SNSを利用して自身の活動を発信し続けているのが特徴です。(Brud社のインスタアカウントから引用)

海外の有名なバーチャルインフルエンサーではのロサンゼルスのBrund社が運営する 「Lil Miquela」(リル ミケーラ)がいます。

 

 
 
 
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彼女のインスタグラムのアカウントはフォロワーが180万人を超え、プラダやモンクレールのプロモーションなどに起用されたほか、パーティやコンサートなどにもVIPゲストとして出席しているそう。

このことからも彼女はバーチャルですがそこらへんの人間のモデルよりも影響力を持っていることがわかります。

日本でもバーチャルモデルが何人か活動していてSNS上だけでなく広告、CMなどで活躍を見る機会が増えてきた印象です。

私も関心があり、以前バーチャルインフルエンサーのimmaちゃんのコスプレをしてTwitterにのせたこともあります。世界初のギャルバーチャルモデルの葵プリズムちゃんとはお仕事で共演したこともあります。

アンドロイドに寄せていく人間と人間に寄せていくバーチャルな存在。いつかリアルとバーチャルの境目で会う事を目的として活動している仲間のような共感性を感じています。

しかし、「バーチャルインフルエンサー」がどんな活動をしているのか。今後はどうなっていくのかなど分からない事が多いです。

そこで以前お仕事で共演した葵プリズムちゃんが所属するバーチャルインフルエンサーのモデルエージェント「vim」を運営するyutoriの代表 片石貴展さんにお話を伺いました。

 

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yutoriは、もともと古着に関するコンテンツを発信するインスタアカウント「古着女子」を運営、展開している会社でした。 全然違う領域のビジネスのように思える事業ですが何故「バーチャルインフルエンサー」の事務所を運営しようと思ったのですか?

 

今までとは別のインスタグラムを主軸としたビジネスをやろうと思っていました。インスタのビジネスはインフルエンサーの活用かモノを売る(D2C)の2択だと思っていて 普通だったらインスタグラマーのキャスティングなどになりますが、インフルエンサービジネスをやっている人は既に沢山いて競争相手が多いのとそこから突出しようとするにはインフルエンサーに沢山の価値を与えなければならないんです。

しかし人はいつか裏切るかもしれないというリスクは絶対ついてくるし、人をビジネスにするというのは突き詰めれば芸能事務所になってしまう。そうなると人と向き合う人間力、体力が必要になってくるんですね。

それは既存の事務所が積み重ね試行錯誤しながらやってきたことで、そこにベンチャーとして新規参入するのは究極的には勝てないし難しいと思っていました。

そのタイミングで海外のバーチャルインフルエンサー「Lil Miquela」(リル ミケーラ)を知り、日本でやってる人がいない、やったら伸びる可能性があると感じ0からでしたが「バーチャルインフルエンサー」事業に取り掛かりました。

 

事務所としての活動は?

基本は広告タイアップを取るビジネスで問い合わせが来たものの中で自分たちに合うのを選択したり、業務提携している会社と組んで紹介してもらい企画しています。

葵プリズムだとキャラクターのブランディングの通り、未来、渋谷そういったテーマだとキャスティングされやすいです。

 

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日本にも「バーチャルインフルエンサー」が何人か登場していますが意識してますか??

会社によって運営の仕方も違うので意識はしますが、気にしすぎてもよくないのでバーチャルインフルエンサー事業もyutoriとしてのプレイでやっていけたらと思っています。

バーチャルインフルエンサーの可能性についてどう思っていますか?

広告をうつにしても人間をキャスティングしにくい業種にはすごく可能性があるなと思っていて、例えば整形クリニックなど何らかのイメージがついてしまうのを懸念してタレント側からNOと言われることもある業種。そういう業種はいくつかあるし広告予算がある所はバーチャルモデルを自社で作ることによって難しい所をクリア出来てしまう。

それに加え、タレントを使って広告をうつことによりタレントの露出が多くなり知名度、認知度が高まっても広告主にとっては自社に所属しているわけではないので直接的な資産になりません。だったら自社バーチャルモデルを使うと広告をうった分だけ認知度が高まりインスタ運営などで結果的に企業の資産にもなり得る。広告費をかけた分資産になるしそういうビジネスのやり方もあるかなと思いました。

また多忙なタレントの顔を3Ⅾスキャンしてバーチャルモデルを作って、一人だとスケジュール的にできなかった仕事などをバーチャルモデルにやらせて、その子を使う場合は安くキャスティングできるようにするとか、バーチャルモデルを使った面白いアイディアはたくさんあります。

日本でも「バーチャルインフルエンサー」という存在の認知を高めるために葵プリズムにアイコンとして働いてもらって、そこから様々な展開を仕掛けていけたら面白いと思います。

 

【yotori】としての今後について教えてください。

昔サブカルチャーと言われていたモノがメインになっているし、 前まではネガティブな感情は人に見せちゃいけない、我慢してしまっておいたほうがいいとされていましたが、今はネガティブな感情をさらして本音を言ってクリエイションに変えていくのが強いと思っています。

王道じゃなくて邪道、マスが崩壊してニッチなモノの集合体の力が強くなっていてその思想とyotoriの思想がすごくマッチしているからその輪の中心に入れるような存在になりたいです。

SNSなどで海外の情報などもオンタイムで繋げられる今、バーチャルモデル、下北カルチャーを含む日本のサブカルチャーをグローバルに向けて、国境、国ごとの文化を超えていけたらと思っています。

 

おわりに

取材を受けていただいた片石さんは同年代なのですがお話、考えをお伺いしてすごく刺激を受けました。 新しいことに挑戦して常に行動していくことは大変だけど、それが未来を創っていくと思うとワクワクします。

バーチャルインフルエンサーは一見人間のようにも見えますし、意志もあります。スキャンダルで炎上することのリスクもないですし、容姿が衰えることもないので最強の存在としてこれから活躍の場が広がっていくと思います。 私、アンドロイドのお姉さんとしても未来を生きていくあたらしい存在としてバーチャルインフルエンサーと共存出来たら面白いと思っています。

 

 前回の連載記事はこちら↓

sakumaga.sakura.ad.jp