アンドロイドのお姉さんがe-sportsについて学んだことをアウトプット

アンドロイドのお姉さんが初連載!

こんにちは、アンドロイドのお姉さんです。 連載を持たせていただけたということで、普段は表に立つ仕事をしており文を書く仕事は初めてなのですが、私らしい視点で書いていければと思います。

テーマを決めるにあたり、私が知らないジャンルについて知って学びたいという思いから、「アンドロイドがインプットして学びを深め、それをアウトプットしていく」という連載にしました。 今回のテーマは!! e-sports( 「electronic sports」 ゲームをスポーツとして捉える際の名称)。

先日、e-sportsのイベントにゲストでよんでいただいたのですが、それまでe-sportsという言葉はよく聞いていたものの、正直よくわからないなという印象でした。 そこで、今回はe-sportsに関連した仕事をしている人にインタビューをおこなったので、イベントで感じたことと合わせてアウトプットしていけたらと思います。

今回、インタビューさせていただいたのは『ウェルプレイド株式会社』でデザイナーをしている『AKI』さんです。 実はAKIさん、2017年東京ゲームショウで私のアンドロイド動画を撮った張本人なのです。

Twitterでバズった、あの動画が世に出ていなければ、おそらくアンドロイドのお姉さんを名乗っていなかったので、 私がいま活動できているのはAKIさんのおかげと言っても過言ではありません。 以前、ご挨拶をする機会があり、その時からたまに近況報告をする不思議な縁のある方なのです。

 

e-sports関連のデザイナーをしているAKIさん

e-sports関連のデザイナーをしているAKIさん

e-sportsのデザイナーって?

e-sportsのデザイナーといっても、いったい何をしているのか知らなかったのですが、イベントでモニターに映し出す画面のパネルデザインをしているそうです。ゲーム画面、プレイヤーを映す画面、世界観を現したロゴなどを一つのモニターに映し、必要な情報を観客にいかに分かりやすく、面白く伝えるかを考え、デザインするのだとか。

ゲームによってルールは全然違いますし、そのゲームのルールを知っている人だけではなく、ゲーム自体は知らないけれど立ち止まって見てくれる人すべてに楽しんでもらえるように意識して作っているそうです。

また、デザイナーもゲームの世界観、雰囲気をよく理解していなければ、作り手側と受け取る側で「齟齬(そご)」が生まれてしまうので、ゲームをやりこむ時間も必要になってきます。会社にいる時間にゲームをしても「何やってるんだよ」とは決してならず、それも大切な仕事。休みの日にもゲームをするし、ゲームが好きな人が集まっている会社だそうです。

やはり、好きなことを仕事にするのはいいですね。 「デザイナーの仕事の面白さでいうと、イベント会場に行って自分の作ったものが大画面に映し出された瞬間はすごく嬉しいですし、会場の雰囲気も作れたら最高で、選手がすごいことをやった時に観客がおもわず席をたって称賛の声をあげることができるような雰囲気を作りたい。

e-sportsに詳しくない人も、e-sportsが好きな人も一緒になって騒いで盛り上がりを共有できるような場所づくりができると最高ですね。」と話していました。

承認欲求は誰にでもある

「承認欲求が強い」というAKIさん。「あれAKIさんがつくったの?すごいね」と言われるのが最高に気持ちいいそうです。 『承認欲求』は誰にでもありますよね。私も表舞台に立つ仕事をしているので目立ちたい、称賛を浴びたいと常々思ってしまいます。

難しい点でいえば、e-sportsという新しいものにたずさわっているとはいえ、使っているのは観戦コンテンツや映像コンテンツなど、すでに出来あがっているモノなので、それと比較されてしまうこと。常に高いレベルを求められ、自分たちでも毎回「もっとよくできたのでは」と反省することが本当に多いそうです。

また、AR(Augmented Reality:拡張現実)のような新しい技術が次々にでてきて、それを活用できれば面白いけれど、追いつくのが大変で理想と現実にまだ隔たりがあるようです。

海外では憧れの職業

e-sportsは海外では高く評価されていて、子供がプロゲーマーになりたいという夢も応援されるものになっています。例えば韓国ではプロゲーマーはかっこいいと思われている文化もありますし、ちゃんと選手に対して対価が支払われる環境になっています。

現状、日本では法律などの関係で選手に対価を支払うことができないこともあるそうですが、e-sportsに対する法整備なども改善している途中なので、これから色々な観点で進んでいくのだろうと思います。

AKIさんは、「e-sports観戦を日常の一部にしたくて、居酒屋などでも”昨日のぷよぷよみた?”といった会話が飛び交うような未来にしていきたい。」という展望ももっています。

ゲームを本気で熱量を持ってやっている人に対して「暗そう」「ただの遊びじゃん」などという声はやはりあると思いますが、ゲーマーにもっと市民権をもたせて、すごい人には称賛を送れるような世の中をつくっていきたいそうです。

実際にe-sportsイベントに参加して

ここからは、実際にe-sportsのイベントにゲストとして参加して学んだこと、感じたことを書いていきます。

私が参加したイベントはe-sportsを知らない女の子たちにその素晴らしさを知ってもらうため、5人のプレゼンターが魅力を伝えるべくプレゼンをおこなうというモノでした。

私自身、プレステ4を持ってはいますが、電源をいれるのが面倒くさいという理由で長らく放置しているレベルなので、e-sportsなんてハードルが高そうですし、関心もほぼありませんでした。

なので、e-sportsを知らない女の子たち向けイベントのゲストとしては適任だったのかなと思います。

 

私が参加したゆるふわeスポーツ座談会

私が参加したゆるふわeスポーツ座談会

プレゼンなので「このゲームのここが面白い」といったテンプレートな説明が来ると思っていて私自身どんな風にリアクションを取ったらよいのだろうかと難しく考えていたところがありました。しかし、予想に反して皆さん個性を爆発させて、すごい熱量で魅力を伝えてくる。笑いあり、自虐あり、罵倒あり、感動ありと本当に多種多様で聞きいってしまいました。白熱した会場は一体感に包まれていました。

障がいをもつ人も等しく楽しめる

一番印象に残ったのは、e-sportsは多様性にあふれたコンテンツで、女性でも、年を取っていても、体に障がいをもっている人でも等しく楽しめて評価されると教えてくれたプレゼンでした。

普通のスポーツ大会では身体的、体力的に差があるので男女別はあたりまえですし、老化による体力の衰えで継続が難しくなることもあります。しかし、e-sportsは窓口がひろく、自分が輝ける場所を見つけることができ、「緻密さ」「丁寧さ」「配慮」など女性が得意とされるものに特化したゲームでは女性プレイヤーが活躍していて、その中にはおばあちゃんもいました。

おばあちゃんはモニターにピースして笑顔で映っていました。若い人とも戦い勝ち進んで リーグ戦に挑戦していて、その姿は本当にかっこよくて、年齢、性別、国籍など色々なものを取っ払って純粋に楽しめる環境があるということに感動してしまいました。

e-sportsのイベントに参加してみて

毎年「e-sports元年」だといわれているのは、話題が先行しすぎていて実際はそれほど世間に浸透していないのに「今年こそ始まるはず」と期待値で語ってしまうからだと思います。そのコンテンツの内側にいる人にとっては、すごいことが起こるから世間も知ってくれるはずと考えてしまいますが、外野にいる人にとっては「その界隈が騒がしいけど見に行くまでもない」と感心さえ示さないのです。

今回、イベントに参加したり、お話を聞いたりする機会があった私は、e-sportsの楽しさ、感動を断片的ですが知ることができました。そういった体験ができれば話題性だけでなく、しっかり知ったうえで応援したいというファンも増え、世間にも浸透し、もっとe-sportsというものが確立されるのだろうなと思いました。

 

インタビューにご協力いただいたAKIさん

 

今回、インタビューでe-sportsについて教えてくれたAKIさんはギター演奏の配信や楽曲の配信もおこなっているので、ご興味があるかたはぜひ見てみてください。

今まで知らなかった新しいモノをインプットできたので、今後もアンドロイドらしく、もっと学びを深めようと思います。

 

sakumaga.sakura.ad.jp