
この度、さくマガのコンセプトをリニューアルすることになりました。この記事では、リニューアルに至った背景や、コンセプト決定までの編集部のディスカッションの様子、新しいコンセプト文に込めた想いをご紹介します。
「さくマガらしさってなんだ?」
さくマガは、さくらインターネットが運営するオウンドメディアとして、キャリアアップ、働き方、IT、DXなど、ビジネスパーソンに役立つ情報を発信してきました。
あるとき、編集部のなかで、こんな話が出たんです。
「『さくマガ』ならではの魅力ってなんだろう?」
そんな問いをきっかけに、コンセプトの見直しをすることになりました。
これまでのコンセプト文はこちらでした。
キャリアアップ、働き方、IT、DXなど、ビジネスパーソンに役立つ情報を発信! 『さくマガ』は、クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット株式会社が運営するオウンドメディアです。
このコンセプトには、こんな課題があると感じていました。
- 少し長くて、覚えにくい
- “らしさ”やトーンが伝わりにくい
- 他メディアとどう違うか、一言で説明しにくい
私たちはまず、このモヤモヤを言葉にするところからスタートしました。
編集部で「らしさ」を探るワークショップを実施
「さくマガらしさって何だろう?」を深掘りするため、編集部でワークショップを実施。オンラインホワイトボードに付箋を貼りながら、自由に意見を出し合いました。
- 「さくマガ、いいよね」と言ってくれる人はどんな人?
- その人は何に価値を感じている?
- 「さくマガらしさ」とは?
- さくマガ読者のペルソナを作ってみよう!
このように、いろいろな視点から問いを立て、出し合った意見をもとに、言葉を削ぎ落とし「コンセプト」として磨いていきました。


新しいコンセプトは……?
そうしてできあがった、新しいコンセプトがこちらです。
インターネットの裏側にふれる、人と技術のメディア
つくる人、支える人、使う人――。
インターネットの裏側には、数えきれない技術と人の想いがあります。
さくマガは、チームで悩んだり、背中を押されたり、ちょっと嬉しかったり――
インターネットに関わるさまざまな人たちの“ことば”を通して、
ITやキャリアを考えるきっかけを届けるメディアです。
さくらインターネットが提供するクラウドやGPUサーバーといったインフラをはじめ、インターネットにまつわる技術や、それに関わる人々の想いまでも含めて、私たちは“インターネットの裏側”と表現しました。
さくマガでは、その“裏側”にふれる記事を通して、単なる技術解説やサービス紹介にとどまらず、それをつくる人、支える人、使う人――それぞれの視点にフォーカスを当てています。
技術だけでも、人だけでも語りきれない。
だからこそ私たちは、「人と技術のあいだ」にあるストーリーを届けたい。
それが、編集部としての想いです。
インタビュー中心の記事で“ことば”を届ける
これまでも多くの記事で、インターネットに関わるさまざまな立場の方々の声を“ことば”としてインタビュー形式でお届けしてきました。
ニュースや技術記事では拾いきれない迷いや葛藤、そして志。そうした“生の声”を伝えることで、読者のみなさんがITやキャリアについて自分のこととして考えるきっかけになれたら――。
それが、さくマガが目指す姿です。
今後は新しいコンセプトを起点として、以下のような「インターネットの裏側にふれる」記事を公開していきたいと思います。
- 人とサービスのストーリーに迫る
- IT業界で働く人のキャリアにふれる
- IT業界の組織文化や仕事観を伝える
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
記事のご感想や、「こんなテーマの記事を読んでみたい」といったご要望も大歓迎です。
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そして最後に、ちょっとだけお知らせです。
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