IoTの身近な具体例と活用事例、導入事例をわかりやすく紹介!

IoTの身近な具体例と活用事例、導入事例をわかりやすく紹介!

 

IoTとは「モノのインターネット」と呼ばれ、さまざまなモノがインターネットにつながる仕組みを指します。この記事では、IoTの身近な具体例と事例について紹介します。具体例を知ることでイメージしやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。

IoTのくわしい内容については「IoTの意味とは?社会が変わる技術の仕組みを簡単にわかりやすく解説」をご覧ください。

IoTの身近な具体例とは?どのようなものがあるか紹介

最近はIoTが普及してきて、生活の一部になっています。IoT家電で快適な日常を過ごしたり、スマートスピーカーを活用している方も多いのではないでしょうか。身近にあるIoTについて、紹介していきます。

IoT家電

インターネットと接続し、さまざまな機能を持つのが「IoT家電」です。スマート家電とも呼ばれ注目されています。外出先でも遠隔操作のできるエアコンや、食材の減り具合を検知する冷蔵庫などさまざまな種類のIoT家電があります。非常に利便性が高いので、おすすめです。

スマートスピーカーと連携してコントロールできる家電が多いので、声だけで操作できるのも魅力のひとつです。家事を楽にしてくれるIoT家電は、私たちにとって身近な存在となりつつあります。

 

種類

何ができる?

エアコン

リモコンを使わなくても、外出先から遠隔操作ができるので、切り忘れを防げて節電につながります。室温の設定も可能なので、帰る際に温度を設定しておけば快適に過ごせます。

冷蔵庫

電力の消費状況を確認したり、冷蔵庫内の食材の減り具合を検知できます。省エネやフードロス削減にも役立ちます。

洗濯機

洗濯物を入れておけば、外出先から洗濯から乾燥まで遠隔操作できます。帰宅時間に合わせて、洗濯が終了するようにタイマーを設定することも可能です。

掃除機

ロボット掃除機として知られるとおり、センサーを駆使して自動で室内を掃除してくれます。外出先から起動させたり、掃除履歴の確認も可能です。

照明

照明のオンオフに加え、ライトの明るさや色の変更ができるものもあります。照明の点灯や消灯のデータを確認することで、高齢者の方の見守りも実現できます。

カメラ

部屋にいるペットの様子を確認できたり、防犯カメラとしても活用できます。撮影した映像はクラウド上にデータとして残るので、離れた場所からでも見られます。

調理器具

インターネット経由でレシピを取得。最新の製品だと、必要な材料を入れるだけで、レシピ通りの料理ができあがります。調理を自動化できるので、家事の時短が可能です。

スマートスピーカー

スマートスピーカーは音声を認識し、サポートしてくれるAI(人工知能)を搭載した便利なスピーカーです。できることは多岐にわたります。主な内容は次のとおりです。

  • 音楽やラジオの再生
  • 天気予報やニュースなどの情報収集
  • 連携するIoT家電や照明機器の操作
  • タイマーやアラーム
  • スケジュールやタスクの管理
  • ショッピング など

スマートロック

スマートロックは、スマートフォンからカギの操作ができます。外出先からでもカギの施錠や解錠が可能です。カギの閉め忘れがなくなり、防犯になります。ハンズフリー解錠に対応している商品であれば、荷物が合っても手を使わずに解錠可能です。

スマートロックを活用すれば、場所の時間貸しなどのシェアリングエコノミーが活性されます。

スマートタグ

2021年4月に発売されたApple社の「AirTag」は、「スマートタグ」と呼ばれる紛失防止デバイスです。お財布や鍵やスマホなど、なくしてしまっては困るものに入れておきます。そうするとBluetoothによってスマートフォンのアプリから位置情報がわかったり、音を鳴らしたりできます。

ウェアラブルデバイス

ウェアラブルデバイスは、腕時計や指輪など、身体に装着するものです。センサーによって身体の動きや心拍数、睡眠解析などの情報を計測できます。身体の状態が把握できるので、健康管理をするうえで便利です。海外を中心に医療の分野でも注目を集め、ウェアラブルデバイスで取得したデータを利用し、新たな医学の研究報告や臨床試験の報告も増えています。

IoTの活用事例・導入事例を紹介

IoTの活用事例・導入事例を紹介

 

IoTによってさまざまな分野で効率化が進んでいます。具体的にどのような取り組みがあるのでしょうか。活用事例や導入事例を紹介します。

IoTの活用事例

IoTの活用事例を3つ紹介します。多くの現場でIoTが活用されています。

IoTを活用し、河川の水位を測定

さくらインターネットのエンジニアが北海道石狩市で河川の水位を測定。対象となる河川の橋の下に水位センサーを設置し、親機のゲートウェイ経由でデータを蓄積しました。蓄積されたデータはリアルタイムにインターネット上にあるWebアプリケーションで可視化されます。

以前は大雨や台風、雪解けが起こると、市役所や支所の職員は車に乗って、川の量水板を直接見に行っていたそうです。このプロジェクトによって、河川の遠隔監視をリモートでできるようになりました。

くわしい内容は、ネットワークエンジニアが北海道の地震で見た「モノのつぶやき」をご覧ください。

IoTを活用し、エネルギーの自給率を高める

エネルギーの自給率向上に取り組む宮古島では、太陽光発電システムやIoT技術を用いたエネルギー需給管理システム(EMS)によるフィールド実証に挑戦。フィールド実証では、家庭向け設備に、通信機能を持つHEMSゲートウェイを取り付けました。

HEMSゲートウェイは、各家庭に設置された機器のデータを1分ごとにクラウドへ送信。各機器の稼働状況や太陽光発電の発電量、エコキュートや蓄電池などの電力消費量をデータとして送信しています。

くわしい内容は、宮古島は「エネルギー自給率向上」を目指し、再エネ+IoTをフル活用をご覧ください。

IoTを活用し、三密を回避

福岡市にあるスタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」(FGN)では、「IoTセンサープロジェクト」と「三密回避ソリューション実証実験」がおこなわれています。

IoTセンサープロジェクトは、IoT技術を使って館内の温度、湿度、二酸化炭素(CO2)濃度などを測定し可視化するプロジェクト。

三密回避ソリューション実証実験は、人流センサーなどを用いて館内の人数や騒音も測定。新型コロナウイルスに感染しやすいとされる「三密」(密閉・密集・密接)の状況になっていないかを検査するプロジェクトです。

くわしい内容は、IoTで三密を回避! Fukuoka Growth Next IoTセンサープロジェクト & 三密回避ソリューション実証実験をご覧ください。

IoTの導入事例

IoTの導入事例

 

IoTの導入事例を3つ紹介します。データ収集をし、分析することによってビジネスの幅が広がります。

IoTを導入し、イルミネーションを実現

2019年「さがみ湖イルミリオン」に誕生した冒険アトラクション「ファンタジーウォーク~ナナイロの銀河~」。「星のかけら」と呼ばれる光の珠を渡された利用者が会場内を歩き回ります。赤、青、緑の光を集めてポイントを溜め、最後の「光の源」に置くと特別なイルミネーションが見られるというアトラクションです。この光の珠や光の源にIoTが導入されていました。

くわしい内容は、sakura.ioとベンチャーが生み出した湖畔のイルミネーション「さがみ湖イルミリオン」をご覧ください。

IoTの導入により、高齢者をサポート

シニア向けIoTデバイスの「MAGOボタン」は、シニアと社会がさらにつながるためのボタンです。離島の家に通信デバイスを設置。ボタンが押されたら、その家にコールバックし、買い物の依頼内容を確認できる仕組みです。ボタンを置いて、それを押すだけでつながります。100歳のおじいちゃん、おばあちゃんでも使えるように使いやすさにこだわりました。「天気・災害情報」「くらしの情報」「家族とのコミュニケーション」「コンシェルジュサービス」といった4つの安心機能が搭載されています。

くわしい内容は、MAGOボタンで高齢者と家族をつなぎたい「MIKAWAYA21」をご覧ください。

IoTを導入し、ニホンミツバチの蜂蜜採取を最適化

ニホンミツバチの巣箱を監視するためにIoTを導入。巣箱に蜜がフルに溜まると50キロ近くの重さになります。ここまでの重さになると運ぶのが大変です。フルに溜まる前に運べるよう、重量センサーをつけました。さらにハチにとって快適な温度管理も必要です。ハチにとっての適温(34℃)に近ければ蜜が溜まりやすくなります。巣箱の中と外気の温度がわかるようにIoTを活用しました。

くわしい内容は、ニホンミツバチの養蜂IoTにsakura.ioを活用してみたをご覧ください。

まとめ

DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が叫ばれ、多くの企業でICTの活用が進んでいます。これはIT企業に限らず、製造業や農業分野でも同じです。「スマート農業」と呼ばれる新たな農業スタイルも生まれています。IoTの活用によって人手不足を補ったり、生産性向上も可能です。

さくらインターネットでは「さくらのセキュアモバイルコネクト」「さくらのモノプラットフォーム」を中心に、さまざまな"モノ"がインターネットとつながることで新たな生活体験や価値観を生み出す可能性を秘めた、IoTサービスを提供しています。

IoTの導入には多くのメリットがあります。今後もテクノロジーの発展により「やりたいこと」が「できる」に変わっていくでしょう。