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バズのヒントはTikTokが教えてくれた。媒体を飛び越えてネタ探しをしよう

お疲れ様です! たけもこです。

もう11月って本当に早いですね。

最近やっと衣替えをしましたが、寒い日と暖かい日が混在していて、着る服を選ぶのがなかなか難しい。

季節の変わり目、体調崩されないようお気を付けくださいね。

バズのヒントはTikTokが教えてくれた。媒体を飛び越えてネタ探しをしよう

(寒くなってきたとか言いながら季節錯誤の写真でごめんなさい)

最近のTikTok事情

みなさんTikTokって見てますか?

私は毎日みてます。投稿したことはないですけど、いわゆる見る専です。

本題に入る前に、最近TikTokを見ていて思うことを書いてみます。

一応知らない方のために、TikTokがどんなアプリかざっくり説明すると、動画の投稿、視聴、また動画に対していいねやコメントなどコミュニケーションができるSNSです。

動画の知識がなくても簡単に編集ができるので、誰でも気軽に投稿できるようになっています。

TikTokは1つひとつの動画が短尺で、再生ボタン等クリックせずとも永遠にタイムラインに流れてくる形式になっているため、視聴側からするとかなり受動的です。

動画といえばYouTubeというイメージも強いですが、性質としてはTikTokのほうがSNS要素が強く、さっきも言ったように視聴側からすると受動的である、というのは大きく違う点かなと思います。

毎日見てる、と言いましたが、TikTokの世界ではめまぐるしくトレンドが移り変わっていきます。それこそ毎日見ていても、音源もフィルターも先週流行っていたものが翌週には古くなっていたり。流行っている音源やフィルターを使えばある程度伸びることもありますが、最近伸びているアカウントを観察していると、重要なのは「新ジャンルの開拓」だなと。

流行っているものが自動的にタイムラインに流れてくる、気軽に動画作成ができる、ということはつまり、良い波を見つけるのも乗るのも簡単な状態だといえます。これはどの世界でも言えることですが、大変だけどインパクトが大きいのは波を生み出すことです。

私は自分のことをわりとTikTok古参者(見る専だけど)だと認識しているのですが、TikTokが出始めたころは「音楽に乗せて踊る」ことが主流でした。主流というか、それだけだといっても過言ではありませんでした。

ただ、最近は音源を使わずにしゃべるのみだったり、日常を切り取って編集した、いわゆるVlogのようなものもメジャーになってきました。「続きはYoutTubeで!」のようにYoutTubeへ誘導するためのジャブとして利用している場合もあります。

短尺な分、内容の濃さというよりはユニーク性やキャッチ―さ、冒頭でいかに惹きつけられるか、などが勝負所になっていると思います。

また、ファンがつきやすいSNSでもあるというのも特徴的だなと思います。もちろんTwitterもInstagramも同じ性質は持っているのですが、TikTokはまだまだ世界のオープン性が高いというか、出会いの偶然性がかなり残されているからです。

最近はSNSにおける攻撃性を考慮して、Twitterではコメントできる範囲を選択できたり、RT前にワンクッション置くなど、閉鎖性が高まる流れにありますよね。Instagramは元々拡散性を持たないSNSですし、おすすめというよりは検索にかなり依存したリコメンドが多いです。つまり、出会いの必然性が高いと言えます。

(人によってSNSの使い方もちがうので、あまねく当てはまるわけではないと思いますが)

いっぽう、TikTokは「フォロー中」と「おすすめ」の二軸のタイムラインが簡単に行き来できるので、「おすすめ」で出会ったお気に入りのアカウントをフォローしていく流れが想定されます。この「おすすめ」のタイムラインが結構オープンで、偶然的出会いの多さからファンがつきやすいのでは、と思うのです。万単位のフォロワーがいるアカウントがゴロゴロいますからね。すごい。

TikTokで改めて気づいた「みんなビフォーアフターがお好き」

そろそろ本題に入ります。

なぜ今回TikTokをテーマにしたかというと、タイトル通り、私がはじめてバズった投稿はTikTokからヒントを得たおかげだからです。

そういえばどのメディアでも話してなかったかもな、と思ってテーマにしてみたのと、せっかくなので他の要素も解説していきます。

私の投稿は中学生時代の野球少女の写真と、22歳の(当時は現在として)写真の2枚を、ビフォーアフターとして投稿しました。

テーマにしておいてなんですが、気づいたことというのは本当にシンプルで、人って本当に「ビフォーアフター」コンテンツが好きなんですよね。その落差が大きければ大きいほど人は興味を持ちます。

2年前とあるきっかけで「どうすればバズるか」を考えることがあり、何となくTikTokを見ていると、当時はメイク動画のビフォーアフターが流行っていました。すっぴんからメイクでこんなに変わりました!という動画です。

この短尺で驚きを与えることができるネタとして、ビフォーアフターはTwitterというバンバン情報が流れていく世界とも相性がいいかもしれない、と思って自分における落差の大きいビフォーアフターを探しました。

私の場合、それが野球とモデルという落差だったのです。

結果的に予想以上の反応を得ることができ、バズりました。

バズったツイート

バズっているコンテンツにはやはり何かしらの理由があるはずだし、その理由を仮説として立ててみて、自分だったらこうできる、と考えることが重要です。

Twitterでフォロワーを増やしたいからTwitter上でネタを探す、というのは王道に見えますが、実は少しもったいなくて、気づきを得るための旅において媒体はガンガン飛び越えるべきだなと私もこの経験を通じて学びました。

ただ、ビフォーアフターをすればなんでもバズるかと言われれば、そういうわけではないと思うので、私が投稿するときに気を付けていたこともまとめていきます。

あの日のバズ投稿を改めて分析、解説

ビフォーアフターのコンテンツとしての価値には、「ドキュメンタリー型」と「イマジネーション型」の2種類があると思っています。

ひとことで言うとその違いは「過程」を見せるかどうか、です。

「ドキュメンタリー型」は変化の過程そのものに価値があり、How toに近いものがあります。

いっぽう「イマジネーション型」はスタートとゴールのみを見せることで、過程をイメージしてもらう。そこで起こる見た側のイマジネーションも含めてコンテンツになり得ます。

私の場合は写真でスタートとゴールのみを見せる形になるので「イマジネーション型」にあたるのですが、その際に大切なのが添えるテキストです。実はあの投稿のテキストはかなり気を遣いました。

「イマジネーション型」におけるテキストは、自由なイメージに対してある程度の制限をかける役割を担っています。

例えば私が「こんなに変わった(笑)」みたいなコメントのみで投稿していたとしたら、あそこまでバズることはなかったでしょう。

制限をかけるためにテキストに入れていたワードをピックアップすると以下です。

・「12歳→22歳」(訂正済みですが、結局この12歳という年齢は間違えていて本当は14歳でした…。)

・「熊本」→「表参道」

・「少女」→「女」

過程を想像するにあたって断片的に情報を入れることで、よりイメージをかきたててもらいたいと思っていました。

あとは、「自分語り系」の投稿をするうえで重要なのは「ウザさの排除」です。

だれも自分の話など興味がない、という前提に立つことは重要です。ある意味、客観視をするためです。

この投稿に関しては最後の「お母さん」がその役割を担っています。

「私こんなに変わったの! あくまでお母さんに言ってるんだけどネ!」という体(てい)をつくりたかったのですよね。

「ウザさの排除」もやりすぎると逆にウザい、みたいなのもあるので難しくて、「芋野球少女」の「芋」は田舎者という意味で「表参道」との対比として入れていたのですが、外見に対する表現として捉えられてしまいました。結果的に「全然芋じゃないじゃん」っていうコメントがたくさんきて、そういう意味じゃないんだけどな…。ってなりました。

(「芋に謝れ!!」って今見るとちょっとおもしろいな。なんでだよ)
(「芋に謝れ!!」って今見るとちょっとおもしろいな。なんでだよ)

とにかく、ここで言いたかったのは最適化の重要性です。

先ほど、気づきを得るための旅において媒体はガンガン飛び越えるべきと言いましたが、気づきを得た後は最終的にアウトプットする媒体に最適化する必要があります。TwitterにはTwitterの、InstagramにはInstagramの空気感みたいなものがあるじゃないですか。

これは明確にルールがあるわけではないですし、自分がなんとなく好感を持てるひとの投稿を丁寧に見ていると気づくことが絶対にあります。

ちなみにこの最適化を怠ると炎上につながったりするんですよね。

さっきの「ウザさの排除」は単なる一例で、他にも「社会的なトレンド」であったり、「添付する画像のサイズ」とか細かく挙げればたくさんあります。

ここまで書いてみて、すっごいめんどくさいこと言ってるなと自分でも思うのですが、あくまでもご参考までに。私も毎回の投稿においてきっちり最適化しているわけではないです。

まとめると、

・ネタ探しは媒体を飛び越えるべし

・アウトプットする際は最適化をしないと、いいネタでも伸びない

・最適化の要素は自分が好感を持てるアカウントから得るべし

型破りは型を知っていないとできない。

ので、SNSを活用する予定のある人は知っておいて損はないと思います。

今月もありがとうございました!

また来月お会いしましょう(/・ω・)/

執筆

竹本萌瑛子(たけもこ)

熊本県出身。現在はヤフー株式会社にてデジタル広告を扱う部署に所属。 SNSやイベントなど、マーケティングコミュニケーションを軸とした業務に従事する一方で、モデル・タレント・ライターなどパラレルワーカーとしても活動中。 X(@moeko_takemo)で、自身の野球少女時代の写真をユニークなコメントと共に投稿。大きな反響を呼んだことをきっかけに、活動範囲を拡大している。
Instagram : https://www.instagram.com/moeko_takemoto/

編集

川崎 博則

1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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