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「セキュリティサービスもさくら」を目指す。営業部 薄井孝浩の転職理由とは? 

転職組に聞く入社理由「なぜさくら?」

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さくらインターネットには、有名企業を何社も渡り歩いてきた経験豊富な社員がいます。本シリーズでは『転職組に聞く入社理由「なぜ、さくら?」~ビジネス職編~』と題し、これまでのキャリアや入社理由を紐解きながら、他社を経験しているからこそわかる、さくらインターネットの魅力を探ります。  

第4回は、CS本部 営業部 第一営業グループ リーダーの薄井 孝浩(うすい たかひろ)にインタビュー。セキュリティサービスを携わってきたこれまでの経歴から、さくらインターネットへの転職理由、営業部でのミッションなどについてくわしく聞きました。 

薄井 孝浩(うすい たかひろ) プロフィール 

さくらインターネット CS本部  営業部 第一営業グループ リーダー 
製造系でのシステム提案・クラウド/セキュリティ営業を経て、2025年1月にさくらインターネット入社。既存・新規顧客対応と脆弱性診断の拡販、新サービス企画・推進を担当。 

1社目、2社目でセキュリティサービスの提案を経験 

経歴を教えてください。 

大学で経営学を学んだのち、製造系の事業会社に営業として入社しました。オフィス機器やITソリューションを提案する仕事で、コピー機の営業や、コピー機にネットワークを繋いだ際のセキュリティ強化の提案などをおこなっていました。その会社には19年ほど在籍していましたね。 

19年間勤めた会社から、2社目に転職した理由は? 

会社に変化があった影響で、提案できることに制限ができ、営業スタイルがパターン化されてきたんです。そんななかで「よりお客さまによろこんでいただけるサービスで、自由に提案できる会社はないか」と思うようになって、転職を決意しました。 

2社目の会社ではどのような業務を担当されていたのでしょうか? 

おもにセキュリティサービスの提案です。1社目では「ソリューションの一環としてセキュリティの提案をすることもある」くらいでしたが、2社目はがっつりセキュリティ専門。セキュリティの監視サービスの立ち上げに携わりました。監視サービスはセキュリティ専門会社などがやる事業で、なかなか後発で参入することは難しいからこそ、やりがいを感じましたね。 

その会社には何年くらい在籍していたのでしょう? 

3年弱です。入社したときはコロナ禍だったのでリモート中心だったのですが、その後、オフィス回帰の動きがありまして。私は自宅が都心から離れているので、会社まで電車で2時間くらいかかるんですね。高齢の家族がいるのであまり自宅を離れたくない事情もあり、リモートを使って効率よく営業できる会社に転職したいと考えました。そんなとき、転職エージェントにさくらインターネットを紹介されたんです。 

紹介されたとき、さくらインターネットにはどんなイメージがありましたか? 

国産のクラウド事業をやっていることくらいしか知りませんでしたが、1社目でクラウドの販売もしていたので、その経験を活かせると思って面接を受けました。すると面接の場で、「今後はセキュリティサービスにも力を入れていきたい」と伺ったんです。クラウド事業者がセキュリティサービスを提供することには非常に大きな価値があるし、新しいサービスに企画段階から携われるんじゃないかと思い、期待がふくらみました。 

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深耕営業の経験者がジョインすることで、さくらの営業部に改革を起こす 

実際に入社してみて、どんな印象を持ちましたか? 

入職者がとても多く、さまざまな変化を交えながらより組織としての強化を図っているフェーズなんだなと感じました。 

営業部の雰囲気はどうですか? 前職までに経験した会社との違いはありますか? 

1社目はかなり年功序列の文化があり、意見がトップダウンで降りてくることはあっても、ボトムアップすることが叶わない環境でした。反対に、2社目はベンチャーの気質が強かったです。さくらインターネットはそのどちらとも違い、大きな組織でありながら、現場からの声も拾い上げてくれる。とても風通しの良い社風だなと思います。

他社の営業部を経験しているからこそ、さくらインターネットの営業部に課題を感じることはありますか? 

私が感じている課題というよりは、営業部の共通認識として、「深耕営業についてはまだまだこれから」と感じています。これからみんなで力を合わせて深耕営業に取り組んでいくところなので、このタイミングでジョインできたことは非常にワクワクしますね。私も含めて、最近は深耕営業の経験者や、前職でリーダー層を経験されている方が多くジョインしています。みんなで知識やスキルを持ち寄って、より強い組織を作っていきたいです。 

薄井さんが経験の浅い若手の方にアドバイスすることもあるのでしょうか?

マンツーマンで付いて教えることはありませんが、営業トークの相談に乗ったり、施策を打つ際に「僕だったらこうするかな」という例を示したりすることはあります。 

転職した理由の1つに「働き方の見直し」があったとのことでしたが、実際のところ、働きやすさという点ではどうですか? 

かなり働きやすいです。業務が終わっていれば30分早上がりできる「ショート30」という制度があるので、子どもの送迎があるときはよく利用しています。仕事と家庭を両立しやすくなりましたね。 

薄井さんはさくらインターネットに入社後もセキュリティサービスに携わっていますが、セキュリティサービスのどんな点に魅力を感じていますか? 

セキュリティって、まだまだお客さまに届けきれていない分野なんです。だからこそ、より多くのお客さまに届けることに使命感を覚えます。そもそも日本はサイバーセキュリティ人材が不足しており、経済産業省も人材育成に取り組もうとしているところです。セキュリティサービスのケアは多くのお客さまの課題解決につながるので、その点が一番のやりがいであり魅力だと思います。 

既存のお客さま対応をしつつ、新規開拓やセキュリティサービスの開発も 

業務内容について教えてください。 

まずはメールやリモート通話によるお客さま対応。利用中の環境についてのご相談に乗ったり、トラブルに対応したり、追加利用の見積もりを出したりします。 

実際にお客様のところに往訪することもあるんですか? 

はい、1~2週間に1回は現地訪問をしています。とくに初回のアポはなるべく往訪するようにしていますね。ただし、2回目以降はお客さまのほうから「リモートでいいよ」と言われることも多いです。そのため、営業活動はリモートと対面を使い分けています。 

営業活動以外では基本的にはリモートワークが多いですが、営業部は任意出社という形で、週1回の出社日が決まっています。営業部のメンバーとはそこで顔を合わせてコミュニケーションを取っています。 

ほかにはどのような業務があるのでしょうか? 

グループ会社のアイティーエムと、さくらインターネットのマーケティングの部門と連携し、脆弱性診断を拡販するための施策を考えています。ほかには、新たなセキュリティサービスを追加するにあたり、プロジェクトに参画しています。あとはセミナーでの社外発信についてアイデアを出したり、資料を作成したり。今度のセキュリティセミナーでは、スピーカーとして登壇する予定もあります。 

このお仕事の一番のやりがいはなんでしょう? 

これから売り出すセキュリティサービスについては、まだ開発中の段階なので、まずはサービスを完成させることが目標であり、やりがいですね。クラウド事業者がセキュリティサービスを提供することで、お客さまは安心感を得られるだけではなく、非常に便利になります。お客さまが喜んでくれるサービスに携われるのは、大きなやりがいです。 

約9か月、さくらインターネットの営業部で働いてきて、なにかうれしかったことはありますか? 

私のほうから「営業部のなかで勉強会を開いてみたい」「新規入職者向けに教育コンテンツをやってみたい」という提案をしたところ、了承をいただき、実現できたことです。「予算がないからダメだよ」とか「本業の営業活動だけやりなよ」と言われないのはありがたいですね。 

営業部のミッションについて教えてください。 

レベニュー売上(継続売上)の最大化がもっとも大きなミッションです。ほかに力を入れているのは、VOC(お客様の声)の収集。あとは、エンタープライズ顧客の新規開拓にも取り組むべく、リストの選別をおこなっている最中です。 

「クラウドもセキュリティサービスもさくら」を実現させたい 

他社を経験しているからこそ感じる、さくらインターネットの強みやおもしろさはなんでしょうか? 

もともと技術力のある会社ですが、最近はエンジニア界隈で有名な人材が集結してきており、ますます技術力が高まりつつあるところが強みです。営業部門については、まだ成熟しきっていない部分があるからこそ、これから発展していく楽しさがあります。また、自分たちで決めていくおもしろさもありますね。営業部はいままさに、どういったお客さまにアプローチするか、知恵を絞って決めているところです。ほかの企業だったら、営業企画やマーケティング部からお客さまリストが降りてきて営業部はそれに従うだけ……となりがちですが、さくらインターネットでは自分たちで決めることができるんです。 

営業部にはどんな人が向いていると思いますか? 

上からの指示を待つだけではなく、自分でやることを見つけられる方。また、自分を持っていて、臆さず意見を言える方が向いていると思います。あとは、「さくらで活躍したい!」というマインドを持っている方。そういう方に来ていただければ、私たちのモチベーションも上がります。 

さくらインターネットの企業理念は“「やりたいこと」を「できる」に変える” ですが、薄井さんが今後さくらインターネットでやりたいことはなんでしょうか? 

営業部の目標はやはりレベニュー売上の最大化ですが、私個人としては、「さくらのセキュリティサービスをより拡大していきたい」という想いが強くあります。さくらインターネットの強みはなんといっても、外貨の影響を受けない国産のビジネスであること。さくらインターネットのお客さまはそこに期待しているからこそ、その期待に応え続けたいんです。「クラウドもセキュリティサービスもさくら」が実現すれば、お客さまも便利になって新しいビジネスに挑戦しやすくなるでしょう。さくらインターネットとお客さまがともに成長することが、私の夢です。 

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薄井さんのある日のスケジュール

9:00勤務開始
メールをチェック。今日のタスクを確認する 
9:30朝会
第一営業グループの朝会に参加
10:00お客さまへの連絡
11:00作業タイム
お客さまへの連絡、見積作成など 
12:00お昼休憩
13:00社内ミーティングに参加
14:00移動
15:00お客さまとの面談
お客さまを訪問し、ご要望などを丁寧にヒアリング 
16:00作業タイム
稟議などの社内処理、アポ調整など 
18:00退勤
残タスクを終えて退勤

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(撮影:ナカムラヨシノーブ)

執筆

吉玉サキ

エッセイも取材記事も書くライター。 北アルプスの山小屋で10年間働いていた。著書に『山小屋ガールの癒されない日々(平凡社)』『方向音痴って、なおるんですか?(交通新聞社)』がある。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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