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ITを“気軽に、ちゃんと”学べる場所へ。YouTubeチャンネル「さくらのデジタルインフラ学校」誕生の裏側

ITやデジタルインフラに関する知識を楽しく学べる!
>>YouTubeチャンネル「さくらのデジタルインフラ学校」を見てみる

みなさんは、ITやデジタル技術をどのように学んでいますか?
さくらインターネットでは、「もっと気軽にデジタルインフラを学べる場をつくりたい」という想いから、2025年9月にYouTubeチャンネル「さくらのデジタルインフラ学校」を開設しました。

今回は、入社数か月で立ち上げに携わった2人の社員に、チャンネル誕生の背景や、制作に込めた想いを聞きました。

デジタルインフラを気軽に楽しく学べるチャンネル

まず、チャンネルの概要について教えてください。

佐藤

コンセプトは、「日本のデジタルインフラを支えるYouTubeチャンネル」。
クラウドやAIなどのデジタルインフラについて、気軽に楽しく学べる学習コンテンツを展開しています。

井畑

デジタルインフラは重要性が高い一方で、普段は意識されにくい領域なので、まずは「知ってもらう」「興味を持ってもらう」ことが重要です。
そのため、技術を支える人や考え方、背景を含めて伝えることで、「おもしろそう」と感じてもらう入口をつくることを目指しています。

動画の内容はどのようなものなのでしょうか?

佐藤

ショート動画とロング動画の2種類を制作しています。

学校でたとえると、ショート動画は楽しみながら知る「放課後」。専門的にしすぎず、「ちょっとおもしろそう」と感じてもらえるような内容にしています。デジタルインフラやエンジニアリングにまだ強い関心がない層との、「最初の接点」をつくるためのコンテンツです。

井畑

ロング動画は、いすに座って学習する「授業」をイメージしています。すでにチャンネルに興味を持ってくれた方に向けて、しっかり理解してもらうためのコンテンツです。なぜその基盤が必要なのかといった部分までていねいに伝えることを意識して制作しています。

ロゴは校章をイメージ。
さくらインターネットの事業に合わせて、サーバーやLANケーブルをあしらっている。

YouTubeという開かれた場で、若手の「学びの入口」をつくりたい

YouTubeチャンネルを立ち上げようと考えたきっかけや背景を教えてください。

井畑

デジタル人材が不足するなかで、技術が進化しても、その土台となるインフラや基盤技術を体系的に学ぶ機会は減っています。

また、多くの企業では、若手を育てたくても教育に割ける時間やリソースがなく、人手不足のループに陥りがちです。さまざまな企業の方から「基礎を学ぶ機会が不足している」という声も多く、これは業界全体に共通するテーマだと感じています。

そんななかで、自分自身が学ぶ際に大きく助けられたのがYouTubeでした。当社としても、開かれた場でデジタルインフラの学びの入口をつくることには大きな価値があると考えています。

佐藤

2024年に当社がおこなった調査では、若年層においてさくらインターネットの認知度が高くないということがわかりました。

井畑

イベントや名刺交換の場で実際に若い世代の方とお話しすると、まだ当社のことをご存じないことも多く、課題を実感しましたね。

佐藤

そこで、SNS運用を見直すべく、各プラットフォームの特徴を比較しながら方向性を検討しました。
その過程で実際に学生や20代の方にお話を聞いたところ、多くの方が日常的にYouTubeを利用していることが改めてわかりました。

井畑

近年では、学習系動画のバズによって「YouTubeで学ぶ」ということが当たり前になってきていますよね。
eラーニングよりもライトな学習の場として、今後も広がっていくのではないでしょうか。

立ち上げにあたって、一番大切にしたことは何ですか?

佐藤

ショート動画は、エンタメ性を取り入れつつも“いい塩梅にする”ことを意識し、エンジニアの仕事や専門性へのリスペクトを大切にしています。ITの仕事にプラスの感情を持ってもらえたらうれしいですね。

制作にあたっては、動画は視聴者のプライベートな空間に入り込むものなので、そこに“そっとお邪魔する”くらいの控えめな感覚が大切だと思っています。
そして、真面目な解説だけを並べるよりも、少し楽しさを交えるほうが、自然と受け入れてもらえる手ごたえがありました。

井畑

ロング動画で一番大切にしたのは、「業務に役立つ情報を提供する」という点です。
クラウドなどのデジタルインフラは、すぐに購入や利用につながるものではなく、学習やキャリア形成といった長い時間軸のなかで選ばれる存在だと思います。
だからこそ、短期的な成果を追うのではなく、まずは情報をしっかりと提供することを優先しました。

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同じゴールを見据えて、建設的に議論を重ねる

部署をまたいだプロジェクトの進行は、難しさを感じることも多いと思います。今回の立ち上げでは、どのような議論があったのでしょうか?

井畑

このチャンネルは広報部門とマーケティング部門が合同で運営していますが、じつは、当初は各々で別のチャンネルをつくるという話もあったんです。
お互いの最終的な目的は同じでしたが、YouTubeに期待している役割や成果の捉え方が異なっていたので、「どこまでをゴールにするのか」「何をもって成功とするのか」をしっかり議論する必要がありました。

佐藤

とはいえ、最終的なゴールを共有できていたことが、スムーズに進められた大きな理由だと思います。

当社には「伝わるまで話そう」というバリューがあり、毎週おこなっていたブレインストーミングでもその姿勢を体現できていたと思います。意見が違っても否定ではなく軌道修正をしながら、建設的に議論することができました。

同時期に入社されたおふたりだったからこそ良かったことはありますか?

佐藤

初めてのミーティングは、「確か同期ですよね?」といったことを会話してスタートしました。親近感がわいて、進めやすかった気がします。

井畑

最初から立場や役割の違いを意識しすぎず、フラットに話せたのは大きかったですね。

また、入社間もないタイミングだったからこそ、「これまでこうだったから」という前提に縛られず、ゼロベースで議論できたのも良かったと思います。

佐藤

お互いの長所を活かしながら進められるのも良い点です。自分は手足を動かす調整・実行担当、井畑さんは頭を使うタイプで戦略担当。良いバディ感があると思います!

井畑

自分が手いっぱいのときも、佐藤さんがバリバリ動いて全部なんとかしてくれるので助かっています!

立ち上げや運営を経験して、どんな学びや気づきがありましたか?

佐藤

さくらインターネットには、入社数か月の社員でも裁量を持って動ける風土があると思います。SNSアカウントの立ち上げは会社にとって重要な業務。それを任せてもらえてうれしかったですし、大きなやりがいを感じましたね。

最初は自分の判断で進めることに不安もありましたが、メンバーのサポートがあって、前向きに取り組むことができました。

井畑

裁量を持って取り組ませてくれる一方で、必要に応じて適切なメンバーを揃えてチームとして支えてくれる——その両方が実現できるのは、さくらインターネットの大きな魅力だと感じています。

また、ほかの業務と並行してYouTubeという新しいプロジェクトを動かすなかで、「少しでも早く動き始めることでチャンスが生まれる」ということを強く実感しました。事業部をまたいだ調整には苦労しましたが、その経験が学びにつながりました。

視聴者からも社内からも、ポジティブに受け止めてもらえた

初めての動画を公開したときの感想や、視聴者や社内からの印象的な反応があれば教えてください。

佐藤

最初はどんな動画が伸びるんだろうかという不安がありましたが、「おもしろかったよ!」と、社内からリアクションがあったのは素直にうれしかったです。
動画の一部を切り抜いてつくったSlack用スタンプまでできていて、しっかり見てもらえているんだなと感じました。

また、各部署の方が前向きにチャンネルの告知に協力してくれたのも印象的でした。「みんなで育てている」という雰囲気があって良いですね。

井畑

初めて動画を公開したときは、「ちゃんと届くのかな」という不安が大きかったです。これまでのマーケティング施策とは違う分、どんな反応が返ってくるのか予測しにくかったので、緊張していました。

ただ、公開後の反応は想像以上に良く、まずはポジティブに受け止めてもらえたことにほっとしました。社内からも「かかわってみたい」という声が増え、良いスタートを切れたと感じています。

佐藤

多くの方に視聴してもらえて、再生数が伸びたりチャンネル登録者数が増えたりするとやっぱりうれしいです。

井畑

いまは、「良い動画をつくれた!これで伸びなかったらおかしい!」という気持ちでつくっているので、公開の瞬間が好きです。

ホワイトペーパーのような成果が出るまで時間がかかる施策とは異なり、再生数やコメントというわかりやすい反応が即時的にもらえるので、やりがいを感じられますね。

”基盤”を学ぶのはおもしろい!まずは気軽に、学びの一歩を

おすすめの動画を教えてください!

佐藤

ショート動画からは、「会話がIT用語になりがち」という、ITエンジニア“あるある”をテーマにした動画をおすすめします。
私自身、入社当初に「この2種類のファイル、マージしておいて」や、「ベストエフォートで」などと言われて、理解が追いつかず戸惑った経験があります。
この動画には、そうした自身の実体験も反映しており、多くの方に“あるある”として共感いただける内容になっているかと思います。

皆さんは共感しますか?🤔 ITエンジニアの用語あるある
井畑

ロング動画からは、最初に公開したこの2本をおすすめします。
前編・後編に分かれていて、とくに後編が好きですね。
ビジネス課題に対して「力技ではなくクラウドを活用することでスケールを生み出す」という視点がおもしろく、発想が広がる内容になっていると思います。

前編:なぜ今、国産クラウドが必要?日本初のクラウドソリューションアーキテクトが明かす
クラウドの本質と国産の使命

後編:【エンジニアの生存戦略】日本のクラウド第一人者が語るクラウドの未来!
必要になる「成長の法則」とは?

最後に、読者の方や視聴者の方にメッセージをお願いいたします。

佐藤

まずは、視聴者の方、このチャンネルの運営にかかわっていただいている多くの方に、心から感謝をお伝えしたいです。さくらインターネットの想いが詰まったチャンネルでもあります。

見えにくい技術を扱うからこそ、動画ではできるだけ“見えるかたち”で伝えることを心がけています。気軽にITやデジタルインフラを学べる場になっているので、ぜひチャンネル登録をしていただけるとうれしいです。

感想や「こんな動画を見てみたい」といったリクエストも大歓迎です。ぜひお気軽に教えてください。

井畑

このチャンネルが、デジタルインフラ・ITについて「ちょっと気になる」「少しわかってきた」と思えるきっかけになればうれしいです。

技術の“基盤”を学ぶのはとてもおもしろいことです。最近はAI関連の動画も出していて、AIがどう言語を理解して解釈するのか、学習のロジックまで踏み込んで紹介しているので、動画を見ることで日常のデジタルサービスが少し違って見えるようになると思います。

まずは気になった動画から、気軽に見てみてください。
その積み重ねが、将来の選択肢を広げる一助になればと思っています。

ITやデジタルインフラに関する知識を楽しく学べる!
>>YouTubeチャンネル「さくらのデジタルインフラ学校」を見てみる

執筆

月野 笑里

2023年2月にさくらインターネットへ中途入社。デマンドジェネレーション領域のマーケティング担当を経て、現在はさくマガの編集や「さくらのユーザ通信」などのメルマガを担当。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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