ノーコードとは?ローコードとの違いやアプリ開発におすすめのツールを紹介

ノーコードとは?ローコードとの違いやアプリ開発におすすめのツールを紹介

 

ノーコードとは、ソースコードを書かなくてもWebサイトやアプリケーションを開発できる方法のことです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が叫ばれ、多くの会社で取り組まれています。しかしIT人材は不足しており、この流れは続くようです。経済産業省が発表した「DXレポート」によると、2025年にはIT人材が約43万人不足するとされています。IT人材の不足を補う手段として「ノーコード」は有効になるかもしれません。

2021年8月、さくらインターネットはノーコード開発プラットフォーム「Unifinity」を提供する株式会社ユニフィニティーとの連携を開始。両社がUnifinityのクラウドデータベース基盤を共同で開発・運用します。

現場のデータを簡単にデジタル化してクラウドに安全に集約できるモバイルアプリを、ノーコードで構築して活用できるようになりました。

この記事では、そんなノーコードについて解説します。

(監修:株式会社ユニフィニティー

ノーコードとは?

ノーコードとは、ソースコードを書かなくてもWebサイトやアプリケーションを開発できる方法のこと。ノーコードを実現するためのノーコードツールが数多くサービス化されています。

ノーコードツールは、GUI(Graphical User Interface)と呼ばれる、画面上で直感的に操作できる仕組みで作られています。用意されているテンプレートのパーツを、ドラッグ&ドロップ操作で組み合わせていくイメージです。

このようにノーコードツールを使えば、プログラミングの複雑な知識がなくてもアプリ開発ができるので注目を集めています。まさにDXを進めるひとつの手段になります。

ノーコード・ローコードを導入している企業は37.7%

ノーコードが誕生するまでは、Webサイトやアプリを作るには、コーディングをするエンジニアの力が必要でした。それがノーコードを活用することで、エンジニアでなくてもアイデアを形にできるようになります。さまざまな職種の従業員でも、仕事で開発が可能になるのです。IDCではこれを「開発の民主化」と呼んでいます。

IDC Japanの調査によると、ノーコード・ローコードプラットフォームを導入している企業は37.7%に及びます。さらにその導入している企業の54.1%は2年以内の導入となっており、ノーコード・ローコードの勢いがわかります。

 

国内企業におけるローコード/ノーコードプラットフォームの導入状況  ▲出典:IDC Japan

国内企業におけるローコード/ノーコードプラットフォームの導入状況
▲出典:IDC Japan

ノーコードで何ができる?

ノーコードでできること、対応しているノーコードツールは次の通りです。

 

できること

おもなノーコードツール

Webサイトの作成

Webflow、Wix、STUDIO、

ECサイトの作成

Shopify、BASE、STORES

Webアプリの開発

Bubble、kintone、Buildbox

スマホアプリの開発

Unifinity、Yappli

Microsoft Power Apps

 

実際に多くの企業でノーコードが活用されています。ひとつ事例を紹介します。

ノーコード開発の事例

インドでフードデリバリーサービスを運営している企業「Swiggy」は、ノーコードでアプリを開発しています。

(参考:キャリアハック 知らないと乗り遅れる!「ノーコード」の今、そしてこれから。世界初のユニコーンも登場

 

Swiggyにはソフトバンクグループも出資をしており、107億ドル(日本円で約1兆2290億円)の価値があると見なされています。

(参考:Bloomberg ソフトバンクG出資の印スウィッギー、約795億円集める-事業拡大へ

これだけ企業価値のある会社もノーコードを活用して、事業をおこなっているのです。

ノーコードとローコードの違い

ノーコードとローコードの違い

 

先ほども紹介した通り、ノーコードはソースコードを書かなくてもアプリケーションを開発できます。プログラムやプログラミング言語に関する知識が、基本的には不要です。それに対してローコードとは、少ないソースコードでアプリケーションを開発できます。ローコードは、コーディングが必要な場合もあるので、ある程度のプログラミング知識が必要です。そのぶん、柔軟性や拡張性は高いといえます。

ノーコードでアプリ開発するメリット・デメリット

ノーコードでアプリ開発するメリット・デメリット

 

ノーコードでアプリ開発を考えている場合、事前にメリット・デメリットを知っておくことが重要です。目的を考え、メリット・デメリットを把握したうえで導入を検討してください。

ノーコードでアプリ開発するメリット3つ

ノーコードでアプリ開発するおもなメリットを3つご紹介します。これらのメリットがノーコードが注目される理由です。

特別なソースコードをおぼえなくても開発できる

ノーコードツールを活用すれば、ソースコードを書く必要がありません。開発ツールにテンプレートやパーツが用意されています。そのため、ソースコードやプログラム言語をおぼえなくてもアプリ開発が可能です。作りたいと思った人がすぐに自分で作れるので、エンジニアに依頼する手間を減らせます。

開発スピードが速くなる

テンプレートを活用すれば、簡単にプロトタイプが開発できます。修正もスピーディーにおこなえるので、開発にかかる時間の短縮が可能です。イチからプログラミングを学習するのに比べて、学習時間が短縮できるのもポイントです。

コスト削減

ノーコードツールはコーディングの必要がありません。そのため、開発を外部のシステム開発会社に委託していた場合の費用など、開発コストが削減できます。ノーコードで開発することで時間短縮とコスト削減が可能になり、生産性向上につながるのです。

ノーコードでアプリ開発するデメリット3つ

ノーコードはメリットだらけのように感じますが、デメリットもあります。おもなデメリットを3つご紹介します。利用する前に注意点を把握しましょう。

ツールの制限によって実現できないことも

ノーコードツールはUIに制限があるため、デザイン性にこだわりたい場合や細かな機能を実装したい場合などに実現できない可能性があります。あらかじめ用意されたパーツ自体のカスタマイズはできないことが多いので、独自機能やサービスを開発しづらいです。自由度の低さがデメリットとなります。

ノーコードツールが終了した場合の対応が必要

使用しているノーコードツールが終了するリスクがあります。

もし利用しているノーコードツールが終了してしまうと、移行先を探すなどの対応が必要になります。こうしたケースを想定して、事前の備えが大切です。

英語のツールが多い

国内のノーコードツールも増えていますが、まだ海外製のものが多いです。海外のツールは表記が英語だけのものもあるので、使い方を理解したり設定するのに苦労するかもしれません。サポートも英語です。英語への苦手意識が強いようでしたら、国内のノーコードツールを選ぶようにしましょう。

おすすめのノーコードツール3選

おすすめのノーコードツール3選

 

おすすめのノーコードツールを3つご紹介します。このほかにも、たくさんのノーコードツールがありますので、やりたいことを整理したうえで比較して用途に合うノーコードツールを選んでください。

ノーコードツール Shopify(ショッピファイ)

Shopifyは、ECサイト開発に適したノーコードツールです。2006年にカナダでサービスを開始し、日本には2017年から進出。そのため、日本語に対応しているので英語が苦手な方でも簡単に使用できます。世界175か国で170万ものビジネスがShopifyを利用しており、流通総額は2000億ドルを超えています。

 

Shopifyの利用料金は、次の表をご覧ください。

 

プラン

料金(月額)

ベーシック

29ドル

スタンダード

79ドル

プレミアム

299ドル

 

プランごとの機能については公式ホームページをご覧ください。

Shopify Japanホームページ

 

※料金とユーザー数は2022年2月時点のものとなります。

ノーコードツール Bubble(バブル)

Bubbleは、ウェブアプリケーション開発に適したノーコードツールです。2012年に創業したアメリカの会社です。800以上の豊富なプラグインがあり、機能の実装もできます。Bubbleのホームページには「FacebookやAirbnbなどのサイトを構築するために必要な、すべてのツールが含まれている」と書かれています。またユーザーのことを「Bubblers」と呼び、約158万のBubblersがBubbleを使用しているようです。

 

Bubbleの利用料金は、次の表をご覧ください。無料プランもあります。

 

プラン

料金(月額)

フリー

無料

パーソナル

25ドル

プロフェッショナル

115ドル

プロダクション

475ドル

 

プランごとの機能については公式ホームページをご覧ください。

Bubble ホームページ

 

※料金とユーザー数は2022年2月時点のものとなります。

ノーコードツール Unifinity(ユニフィニティー)

Unifinityは、20万人以上が利用するノーコード開発プラットフォームです。さくらインターネットはUnifinityと連携しています。さくらのクラウド上に構築したデータベース基盤を生かし、業務仕様のモバイルアプリをコードを書かずに開発可能です。

Unifinityは、画面のパーツをマウス操作で自由に配置できます。自社の業務に見合った見た目や使い勝手のアプリをノーコードで簡単に作成可能です。スマホ・タブレット・パソコンのいずれでも使えるので、現場での導入もしやすく手間もかかりません。

Unifinityの利用料金は、次の表をご覧ください。

 

プラン

料金(月額)

エントリー

25,000円(税抜)

スタンダード

80,000円(税抜)

エンタープライズ

150,000円(税抜)

 

※料金は2022年2月時点のものとなります。

 

まずは試してみたいという方向けに、1か月の無料トライアルが用意されています。

プランごとの機能については公式ホームページをご覧ください。

Unifinity ホームページ

まとめ

ノーコードを活用すれば、プログラミングスキルがない方でも気軽にアプリケーションやWebサービスを開発でき、業務効率化にもつながります。とても便利で魅力的なサービスです。今後、さらに多くのノーコードツールが誕生する可能性があります。

ノーコードツールにはそれぞれ特徴があるので、自社のニーズに合ったものを選ぶようにしましょう。

 

 

Unifinity

>>ノーコード開発プラットフォーム「Unifinity」

 

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