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家庭の都合での引っ越し。リモートワークと周囲のフォローがあったから、エンジニアの仕事を続けられた

さくらの女性エンジニア Real Voice

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さくらインターネットでは、多様なバックグラウンドを持つ女性エンジニアが活躍しています。本シリーズでは『さくらの女性エンジニア Real Voice』と題し、これまでの経歴や現在の業務内容、めざすキャリア、ワークライフバランスのリアルなど、さまざまな角度から「さくらインターネットの女性エンジニア」を紐解いていきます。

 

第3回は、情報システム統括室 コーポレートITグループに所属し、社内の情報システム全般を担当する大友淳子にインタビュー。グループ企業からの転籍、業務内容や仕事のやりがい、静岡県移住後のフルリモート勤務などについて聞きました。

大友 淳子(おおとも じゅんこ) プロフィール

情報システム統括室 コーポレートITグループ 所属
物流企業の人事総務部門・情報システム部門を経て、2015年にさくらインターネットのグループ企業であるアイティーエム株式会社に入社し、IT企業の情報システム管理業務を担当。2020年にさくらインターネットへ転籍して以来、情報システム業務を担当している。

90年代に子育てをしながら独学でパソコンを習得

――さくらインターネットに転職するまでの経緯を教えてください。

私は学校を卒業してからわりと早くに結婚・出産をしたんです。その後、子育てをしながら独学でパソコンを学び、90年代後半に物流の会社に就職しました。最初は人事総務部でしたが、パソコンスキルがあったため、すぐに情報システム部門に異動になりましたね。

 

――独学でパソコンスキルを習得したなんてすごいですね!

もともと興味はあったんです。それに当時は、みんながみんなパソコンを使えるわけじゃない時代でした。だから、いまなら誰もが当たり前に持っているスキルでも、当時は重宝されたんです。

 

――なるほど。その後、いくつかの会社に勤務したのち、さくらインターネットのグループ会社である「アイティーエム株式会社」に転職されたそうですね。

はい。娘が大学に入学するタイミングで、収入アップとスキルアップを目的に転職しました。2015年のことです。そこで5年間働いたのち、会社の都合により、20名くらいのメンバーとともに親会社のさくらインターネットに転籍しました。

 

――さくらインターネットで働き始めて驚いたことはありますか?

仕事だけではなく、プライベートの時間も大切にする社風があることです。みなさん当たり前に有給休暇を取りますし、決められた時間内で業務を終わらせるからあまり残業をしない。そういった環境や風土に驚きました。

また、部内でだれでも気軽に発言しやすい雰囲気であることも新鮮でしたね。フレンドリーな人が多くてみなさん話しかけてくれたので、中途で入社した私でも馴染みやすかったです。

 

――働きやすさと人間関係に恵まれたんですね。業務で大変だったことはありますか?

グループ内の転籍といっても、新しい会社に入社したようなものなので、社内のルールなどを一から覚える必要がありました。たとえばほしい情報があるときは社内のポータルで探すんですが、そういうことも最初はわからないので戸惑いましたね。

また、指示をされることがあまりないので、自分で考えて動く必要があります。幸いなことに、私はそれまでにさまざまな会社の情報システム部門で働いてきた経験があったので、自分で考えて動くことが苦ではありませんでした。でも、なかには「指示がないとつらい」という人もいるかもしれませんね。

 

――たしかに、新人が「自分で考えて動く」ことを求められるのは大変ですね。

しかも、転籍直後にコロナ禍となり、全社員がリモートワーク前提の働き方に変わったんです。出社していたときは、わからないことがあれば近くの人に聞けたけれど、リモートだとSlackなどで相談するしかなくて……。慣れるまではちょっとやりづらかったですね。

だけど先輩方がフォローしてくれたので、大変ではあるけど、「つらい」とは思いませんでした。

 

――先輩社員からはどんなフォローがあったのでしょうか?

わからないところがあると、「ここはこうですよ~」など、個別にメッセージをくれるんです。私が間違えているときも、みんなから見える場所じゃなくて、裏でそっと指摘してくれました。そういう心遣いがとてもありがたかったですね。

 

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情報システムを取り扱う「縁の下の力持ち」の業務

――業務内容について教えてください。

「情報システム統括室 コーポレートITグループ」は、社内の情報システム全般を取り扱っています。私の担当業務は、新しいシステムの導入や、すでに使っているシステムのリプレース、全社員が使っているシステムのアカウント管理や契約更新です。

 

――その仕事をするうえで、どんなことにやりがいを感じますか?

社員のみなさんの要望を叶えられたときにやりがいを感じます。たとえば、社員のみなさんからの「いま使っているこのシステムにこういう追加機能がほしい!」といった要望をすくいあげて、調べたり検証をおこなったりして、実際に導入する。その一連の流れがすべて自分でできたときは、大きな達成感を得られます。

 

――過去に大友さんが追加機能を導入した際、ほかの社員からなにか反応はあったのでしょうか?

Slackで「ありがとうございます」とか「助かります」といったコメントをいただきました。そう言ってもらえると、私も「職場を働きやすく改善することができたんだ!」と思えるので、モチベーションが保たれますね。導入までうまくいっても改善につながっていなければ、それはただの自己満足になってしまうので……。この業務は縁の下の力持ち的なところがあるので、自分の視点よりも、社員のみなさんの視点を大切にしています。

 

――それは重要な心がけですね。ほかに、職場を働きやすくするために心がけていることはありますか?

「トラブルが起こる前に未然に防ぐ」ことを心がけています。システムやサーバーに不具合が発生すると業務に影響が出てしまうので、頻繁にシステムのログを取得して確認するなど、事故や故障を防ぐための対策をつねにおこなっています。

 

――危機管理を徹底しているんですね。ところで、さくらインターネットで働く魅力はなんでしょう?

「こんなことをやりたい」「このシステムを導入したい」と提案したとき、頭ごなしに否定されないところです。もちろん導入するための根拠やメリットは重要ですが、検討する前から「予算的にダメ」などと言われることはほぼありません。当社の行動指針である3つのバリューのうちの1つ「肯定ファースト(本質的なコミュニケーションをするための土台として、まずは相手の話を肯定的・受容的に受け止めた上で、提案や議論すること)」が浸透しているんです。

上長からも「やりたいことがあればどんどん口に出してほしい」と言われています。そんなふうに、やってみたいことを気軽に言える雰囲気が当社の魅力だと思いますね。

メンバーの協力のおかげで、静岡に引っ越すことができた

――コロナ禍をきっかけに全社的にリモートワーク前提の働き方に変わったとのことですが、大友さんはどのくらいの頻度で出社しているのでしょうか?

じつは2023年に、家庭の事情で東京から静岡に引っ越したんです。東京に住んでいたときは、少なくとも月に2回は東京支社に出社していました。物品を受け取るときや押印する書類があるとき、システム導入で業者さんが来るときなどです。

ですが静岡に移住してからは、私の立ち合いが必須な用事以外は、東京にいるメンバーに出社をお願いしています。私は月に1回も出社していないですね。

 

――オフィスから離れた土地に移住できるのはフルリモート勤務※の強みですね。大友さんが静岡に引っ越すとき、周りのメンバーの反応はいかがでしたか?
※さくらインターネットではリモートワーク前提での働き方を実現していますが、業務特性により出社を行うこともございます。

静岡に引っ越すとなるとそれまでのように出社ができなくなるので、そのぶんの業務をどうしようか悩んでいたんです。それを相談したら、「私たちにできることがあれば何でもやるから、遠慮なく言ってください」と言ってくれました。引っ越しの理由が家庭の事情だったこともあり、みんなとても協力的で……。みんながサポートしてくれたから、静岡に引っ越したあともこの仕事を続けることができました。チームのメンバーには感謝しかないですね。

 

――素敵な仲間ですね。一緒に働いているメンバーは、どんな方が多いのでしょうか?

みんな、とにかく明るいですね。Slackやオンラインミーティングでも、よく仕事と関係のない雑談で盛り上がります。

先日は、「さわやか」という静岡で有名なハンバーグ屋さんの話で盛り上がりました。私は家から近いので頻繁に行くんですけど、みんなは東京在住だから遠いし、土日はすごい行列でなかなか入れないんですよ。だから、「さわやかに行けていいなぁ」って羨ましがられました(笑)。遠方にいても、コミュニケーションは充分に取れていると思います。

 

さくらインターネットが推進する働き方の多様性を実現するための取り組みとは?
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子育てが大変な時期に、さくらインターネットと出会いたかった

――娘さんがいるとお話しされていましたが、娘さんと仕事の話をすることはあるのでしょうか?

娘も社会人なので、お互いの仕事の話をすることはあります。娘は私から話を聞いて、「働きやすそうな会社でいいね」とよく言っています。

会社によっては産休や育休を取りにくいとか、そういう話もよく聞くじゃないですか。その点当社は、女性はもちろん、男性も育休を取る人が多いし、育休明けは時短勤務ができる場所を選ばず働けることもそうですが、女性が結婚・出産を経たあとも勤務し続けられる環境が整っているので、長く安心して働けます。娘の目からも、そういうところが魅力的に見えているようですね。

 

――子育てと仕事の両立がしやすい環境なんですね。

まさにそうです。私がこの会社で働き始めたときには、娘はもう成人していたので、子育てが大変な時期は終わっていたんですね。でも、もしも自分が子育て真っ最中のときに在籍していたら、きっとかなり助かったと思います。子育てが大変な時期にさくらインターネットと出会っている人が羨ましいくらい(笑)。

 

――「働きやすさ」を実現するための、多様な働き方を支援する「さぶりこ(Sakura Business and Life Co-Creation)」という制度があるそうですが、なにか利用しているものはありますか?

その日の勤務時間を10分単位でスライドできる「さぶりこフレックス」をよく利用しています。本来の業務開始時間は9時30分なんですが、今日は8時20分から勤務していますね。勤務時間を前倒しにすることで夕方の時間が自由になるので、夕食の支度がしやすいんです。多少残業したとしても、家族の夕食の時間を遅らせることはありません。

また、夕方に予定があるときは「さぶりこショート30(業務を早く片付けたら定時30分前に退社できる制度)」を使っています。これはけっこう頻繁に使っていますね。会社によっては「そういう制度はあるけど使えない雰囲気」みたいなこともあると思いますが、当社ではその人の立場や境遇にかかわらず、みんなが当たり前に制度を利用しています

 

――制度があっても利用できなければ意味がないですもんね。ところで、さくらインターネットのビジョンは“「やりたいこと」を「できる」に変える”ですが、大友さん自身がさくらでやりたいことはありますか?

たとえば古いオンプレミスのシステムをクラウド化していくなど、老朽化したレガシーシステムをどんどん新しいものに刷新していきたいです。いままでのやり方でうまくいっているときって、なかなかそれを変える気にはなれないですよね。でも、思い切って刷新することで、より働きやすい環境が整うと思います。それを実現していきたいですね。

 

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執筆

吉玉サキ

エッセイも取材記事も書くライター。 北アルプスの山小屋で10年間働いていた。著書に『山小屋ガールの癒されない日々(平凡社)』『方向音痴って、なおるんですか?(交通新聞社)』がある。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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