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さくらインターネットはこれまでも、多くの人の「やりたいこと」を「できる」に変えるため熱量を持って挑戦する人々の夢を全力で応援してきました。
そして2024年9月6日、本社機能を有するオープンイノベーションのための施設「Blooming Camp(ブルーミングキャンプ)」を「グラングリーン大阪」の中核機能施設「JAM BASE」内にオープン。Blooming Campという名称には、みんなの「やりたいこと」を持ち寄り、育んでいくことで「やりたいこと」を「できる」へと花開かせてほしいという願いをこめています。
本記事では、Blooming Campのエリア紹介やこだわった場所、工夫などが詰まった施設の魅力を、ご紹介します!
Blooming Campとは?
さくらインターネットが主催するオープンイノベーション施設。うめきた2期開発事業「グラングリーン大阪」を舞台に、イノベーション創出を目的とした場です。コンセプトはさくらインターネットの企業理念でもある「『やりたいこと』を『できる』に変える」。リアルとオンラインの両方で「自由」に人が集い、つながり、たくさんのチャレンジが生まれる場を目指しています。
▼さくらインターネット、オープンイノベーションのための施設「Blooming Camp」をうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に開所
「変化と成長」を表現した空間デザイン
Blooming Campは、グラングリーン大阪の3階に位置しています。一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのはさくらインターネットのロゴと、Blooming Campを象徴するオブジェです。このオブジェには、Blooming Campのテーマカラー(ピンク・グレー・水色・グリーン)を反映しており、オフィス全体にもそのカラーがちりばめられています。
また、この場所にはBlooming Campのホームページに掲載されている情報がすべて展示されています。マグネットを使い掲示しているので、用途に応じて簡単にレイアウトを変更できるのが特徴です。
Blooming Campのキーワードは「変化と成長」。リアルな場が時代とともに変化し、成長し続けることを目指して、可変性を意識したデザインを取り入れています。 さまざまな人々の挑戦に合わせて、空間も進化し続け、つねに新しい発見と成長の場を提供し、あらゆる可能性に対応できる環境を整えています。
オープンイノベーションのための「場」と「機会」を提供
Blooming Campは、オープンイノベーションを推進するための場として設計されています。人々が自由に集いつながることができる、新しいアイデアや挑戦が生まれる交差点としての機能を持たせています。
施設内にあるグリットの壁は、金属でできているのでいろいろなモノを掲示することができます。現在はBlooming Campのポスターを掲示していますが、イベントスペースを利用される方の展示物なども掲示できる仕様になっています。
3つのエリア紹介
Blooming Campは、以下の3つのエリアで構成されており、誰でも気軽に立ち寄れるスペースや、会員制のスペースをご用意しています。
- オープンコミュニケーションエリア
誰でも気軽に立ち寄り、アイデアの交換やリフレッシュができるカフェスペース。 - イベントスクエア
セミナーやワークショップなど、さまざまなイベントが開催可能なスペース。 - コネクトエリア
会員専用のプロジェクトの推進やコラボレーションをおこなうためのスペース。
オープンコミュニケーションエリア -Blooming Kitchen–
オフィスの入口には「Blooming Kitchen」というカフェスペースがあり、誰でも気軽に利用できる場所になっています。
Blooming Kitchenは、香り高いコーヒーやスイーツを楽しみながらリフレッシュできるカフェとしてだけでなく、シェアキッチンとしての機能ももっています。シェアキッチンでは、飲食のテスト運営やポップアップショップ、新商品のテストマーケティングなど、さまざまなチャレンジがおこなわれています。
土日も営業しているので、ぜひ遊びにきてくださいね!
▼【食べログ】Blooming Kitchen
イベントスクエア
イベントスクエアは、最大120名を収容できる広々とした空間です。
大型のプロジェクターや音響・配信設備を整え、セミナーやワークショップなど多彩なイベントを開催可能です。年間を通じて約200件のイベントが予定されています。
大きな窓で囲まれ、自然光がたっぷりと差し込む開放的な空間です。また、可動式グリッドフレームが随所に配置されており、これを利用してスペースを自由に区切り、同時に複数のイベントを開催することも可能です。
イベントが開催されていないときは、会員のみなさまがコネクトエリアのように自由に利用できるスペースとしても機能しています。イベントがない日でもコミュニケーションが自然に生まれる環境が整えられています。
コネクトエリア
コネクトエリアは会員制のエリアです。1人で作業したり、オンライン会議をおこなうためのスペースではなく、コミュニケーションを通じてプロジェクトの推進やコラボレーションを活性化させるための場所になっています。ここではさくらインターネットの社員も働いており、訪れた人が自然に交流できるよう、さまざまな工夫が施されています。
たとえば、エリア内にはさまざまな形のセミオーダーメイドのテーブルが設置されています。人数やシチュエーションに応じて、テーブルを自由に組み合わせることで、柔軟にレイアウトを変更することができます。異なる形状のテーブルですが、天板のデザインを同じにすることで、統一感を生み出しています。
丸みを帯びたデザインのテーブルやソファーなどもあり、優しさや包み込むような雰囲気を演出しています。
また、コネクトエリアにはゆったりとしたカーブを描くカウンターテーブルも設置されており、荷物を置けるスペースやコンセントも完備しています。偶然隣り合った人と気軽に話しながら、新しいアイデアやコラボレーションが生まれるかもしれませんね!
机の下にあるコンセントなど、細部に至るまでBlooming Campのテーマカラーが使われており、統一感のあるデザインになっています。
さいごに
さくらインターネットが開設したオープンイノベーションのための施設「Blooming Camp」は、ただの仕事場ではなく、人々が集まり、交流し、新たな挑戦を応援するための空間です。多様な人々が交わることで、多くの「やりたいこと」を「できる」に変えられる場にしていきます。ぜひ一度、足を運んでみてください!
執筆
青木 茉利奈
さくらインターネット初の新卒社員。
2023年4月から、さくマガ・さくらのユーザ通信・SNS関係の担当しています。
※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。
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