私(ちょまど)が気をつけている、SNS運用5つの秘訣 ネガティブなことは発信しない

「どうしてそんなにフォロワーが多いの?」への私なりの回答5つ

 

≫ 【2週間無料!】初心者でもホームページが作れる!高速・安定・快適なレンタルサーバー

 

 みなさまこんにちは! 千代田まどか(ちょまど)です。

外資系 IT 企業のインターナショナルチームの中で、IT エンジニアとして、コードを書いたり、機械学習の勉強をしたり、大型カンファレンスや大学などで講演させていただいたりして毎日楽しく働いています。また、ツイッターでフォロワーさんが8万人ほどいるので、たまに「インフルエンサー」カテゴリでメディアに出たりもしています。

前回の記事「どうしてそんなにTwitterのフォロワー多いの?」と聞かれて、Twitterについて考えてみた では、Twitter が大好きだということと、フォロワーさんの目線でツイートをすることが大切、また「ここで言うフォロワーさん、とは、あなたを応援してくれる人、あたたのファンの人またはファンになってくれる可能性のある人」である、ということをお話ししました。

(もし本当に「フォロワー数」という「数字」だけ上げたいのであれば、炎上が最短ですが、もちろん、それでは私たちの望むフォロワーさんはついてきてくれません。)

 

 今回の記事では、ツイッターを運用する上で私が実際に気を付けていることを「具体的に」ご紹介したいと思います。

あ! まず、前提の話だけどね、前回と同様に、今回のツイッター運用話は「ツイッターをマーケティングに利用したい」「自己ブランディングに利用したい」という方向けの内容です。大多数のマイペースにただツイッターやっている方向けの記事ではありません。そういう方は、自分のアカウントなのですから、好きにやれば良いです。

 

 私も現職になる前は「起きた~」とか「眠い~」とかチラシの裏に書くようなことばかりツイートしていましたし、個人アカウントはそんな感じで良いと思います。

で、今回は私のように、ツイッターで自己ブランディングしている方向けにお話しします。

SNS 運用5つの秘訣

SNS 運用5つの秘訣

 SNS 運用において私が実際に気を付けていることは、以下の5つにまとめられます。

1. 「SNS 上での自分の像」「見え方」を意識する

  • 例えば、SNS上での私の像である「ちょまどさん」は、たしかに私自身ではあるけど、ただし私の「ポジティブな部分だけ抽出した存在」
  • キャラを作るわけではなく、あくまで自分自身(の一部)だが、SNS上でのアウトプットのやり方を意識することが大切という話

 

2. ネガティブなことは発言しない

  • ネガティブなアカウントにはポジティブなファンはつかない

 

3. 「ちょまどさん」の「軸」がブレないようにする

  • 漫画でも「キャラ崩壊」は読者を遠ざける

 

4. ちょいちょい「フォロー」ボタンを押したくなるような投稿を心がけて投稿する

  • 面白い内容
  • 役に立つ内容(絵師やクリエイターの場合は「作品の写真」)
  • 共感できる内容(「わかる」「それな」と引用リツイートが付くようなイメージ)

 

5. アイコンや名前もちゃんと考える

 

 それぞれ具体的に見ていきましょう。

秘訣1:「SNS 上での自分」を意識する

秘訣1:「SNS 上での自分」を意識する

 

 SNS 上での自分の像を意識することが大切です。

私の場合、千代田まどかという「個人」の上に「みんなの前のちょまどさん」が生きています。たとえるなら、千代田まどかというホストOSの上にVMを立てて、その上で「ちょまどさん」が動いています。

あ、もちろん「キャラを作っている」わけではありません。「ちょまどさん」も私です。もっと正確に言うと、「ちょまどさん」は 私(本体)のポジティブな部分だけを抽出した像です。いつもポジティブで、何かに挑戦していて、学び続けていて、好きなもの(推し)に一生懸命で、周りの方々への感謝とリスペクトを常に持っている、というところを抽出した像。

 

 私はそういう人が好きなので、自分もそうなりたい。その思いと、私自身がオタクであることをマージした結果、「いつも元気で、前向きで、見ているとこちらまで元気になってくるオタク」が「ちょまどさん」の「主軸」となっています。

ネガティブ要素を取り払ってポジティブな部分を発信

 たとえば、今わたし個人はこんなことを考えています:

「さっきのアメリカ本社とのミーティング、ネイティブ同士の会話の英語が早過ぎて、何を言ってるのか全部は理解できなかった」

「英語、頑張っては いるけど、やはり実際にアメリカで生まれ育っている方々と同じようにお話しするのは無理だ、コミュニケーション上で言いたいことが(私の語学力の至らなさにより)何割か欠落するのがつらい、とくに細かいニュアンスが伝わらないのが歯がゆい。私の努力が足りない」

 

 そういうネガティブなことも考えています。でも、実際に「ちょまどさん」として SNSなどで発信するときは、そういうネガティブな要素が大きく取り払われ、ポジティブな部分だけが表層に現れます

 

 例えば、

「英語でのミーティングだった! 英語まだまだだから頑張るぞ!」

「日本にいながら海外の人たちとお話しできるのすごい! もっと英語頑張ってたくさん話せるようになるぞ!」

「英語がもっとできたら海外のオタク仲間とも交流できる…!」

となります。

 

SNS上での自分

 

 これは、私の「SNS上での自分」(ちょまどさん)の主軸が「ポジティブな頑張り屋」なので、それに沿うと、「ちょまどフィルター」を通したアウトプットはそうなるのです。

(もちろん、「SNS上での自分」の像が「等身大の自分」「弱さも全部さらけ出す」という方針で、かつ「完全な個人アカウント」でしたら、上記の弱音などは出して大丈夫だと思います。何かを叩く内容でない限り)

秘訣2:ネガティブなことはpublicなところでは発言しない

 上の「秘訣1」と通じるところがありますが、私は、もし何か愚痴などがあるときは、SNSやpublicなところでは発言しません。身近な友人にだけ話します。

たとえば私が「今日はつらいことがあったの」「寂しい」「私は本当にだめなやつだ」「こんな酷いことがあった」などと書いたら、きっとたくさんの優しいフォロワーの方々が心配してくださり、「大丈夫?」「それはひどい目にあったね」などとリプライなどでお声をかけてくださるでしょう。その一瞬は私は満たされると思います。

 

 でも、それを何度も発言していると「ネガティブな人」というふうになってしまうと思います。あのね、何度か書いてるけど、もちろん、SNSを使って何かをしたいとかファンを増やしたいとか考えていなかったら、そんなことは気にしなくて大丈夫です。あなたの個人アカウントなんだから好きなことをツイートすればいいです、寂しければ寂しい、なにかに腹が立ったら腹が立ったと言えばいいです。多分スッキリすると思います。 

企業イメージへのネガティブな影響は避ける

 もし、ファンを増やしたいとか、社名を明らかにしてSNSやってたりすると、あなたの発言や、「その発言がフォロワーさんに与えた印象」は、そのまま「あなた自身」や「あなたの会社」への「印象」に直結します。とくに企業イメージへのネガティブな影響は組織人として絶対に避けるべきだと思います。

 

あなたの発言や、「その発言がフォロワーさんに与えた印象」は、そのまま「あなた自身」や「あなたの会社」への「印象」に直結する

 

 プログラミングの動的型付けの考え方のひとつに『ダックタイピング』(動的型付けの考え方のひとつで、オブジェクトが或るインターフェースのメソッドを全て持っていたら、宣言的に実装していなくてもそのインターフェースを実装しているとみなせること)という言葉があり、この名前は帰納法の一種の「ダックテスト」に由来します:

 

"If it walks like a duck and quacks like a duck, it must be a duck"

(もしもそれがアヒルのように歩き、アヒルのように鳴くのなら、それはアヒルに違いない)

 

 私はこのアヒルのたとえの言葉がとても好きで、これだけ読むと「アヒルのように振舞ったらそれはアヒル」というふうに理解できます。

つまり「好きなキャラや理想の自分の像を持ち、その像の振る舞いをしたら、すなわち自分もそうである」という風に読めます。「いつも明るく元気な人のように振る舞ったら、すなわちいつも明るく元気な人である」みたいな。

 

 そして逆に「いつも愚痴を言うネガティブな人のように振る舞ったら、すなわちそうである」という風に読めます。本当はポジティブな人で、SNS上だけ愚痴を言ってるんだ、という場合も、アウトプットが愚痴だけの場合、結局「愚痴を言いまくる人」ということになってしまうのです。

まとめると、ネガティブな発言ばかりしていると、ネガティブな印象がついてしまう。なので、ネガティブな発言は避けるべき、というのが私の持論です。

秘訣3:「軸」がブレないようにする

「軸」がブレないようにする

 「ちょまどさん」の「軸」がブレることは投稿しません。

マンガやドラマでも推しのキャラが崩壊したらつらいですよね。

「この子こんなこと言うキャラじゃないんだけど…作者頼むよ…」

「俺の〇〇はどこに行ったの」

「ゲームの続編が出たんだけどその続編見たらヒロインが大和撫子からイケイケギャルにジョブチェンジしててそっ閉じ」

みたいな。

 

 私も、SNS上での「ちょまどさん」の軸がブレないようにいつも気を付けています。軸とは、上に書いた通り、「いつも元気で、前向きで、見ているとこちらまで元気になってくるオタク」が「ちょまどさん」の「主軸」です。

前にも書いた通り、キャラを作っているわけではなく、私自身の「ポジティブなところ」を抽出し、それをその「主軸」に沿ったアウトプットになった結果が、「ちょまどさん」です。(自分と全く違うキャラで投稿するのはすごく大変だと思うし私はそんな器用なことできないw)

「ちょまどさん」としての投稿

具体的には、私は「ちょまどさん」として以下のような内容を中心に投稿しています:

  1. オタク(好きなことに対して一生懸命)
  2. 勉強家
  3. ITエンジニア
  4. ゲーマー
  5. 松屋が好き
  6. たくさん登壇とか活躍していて、その様子を楽しそうに発信する

 

  例えばこんな感じのツイートをします:

 

 

 

 

 ある日わたしが突然、安倍政権が~、ヴィトンが~、イケメン最高~☆とか言い始めたら「あれ? こういう人だったっけ?」「僕こんな人フォローしてたっけ?」「誰?」とフォロワーさんを混乱させてしまいます。

「軸」がブレないようにする。これは本当に大切です。

 

 逆に言えば「ブレない軸」が無いうちは、まず「軸」を見つけることが最初の課題となります。それは上の「秘訣1」でお話した「SNS上での自分」を運用する上でもかなり大切です。というか軸が無いと難しい。「SNSを運用して何を得たいかのゴール」と「自分自身の性格」を考えながら、主軸を見つけ出していきましょう。

秘訣4:「フォロー」ボタンを押したくなるような投稿を意識

 いつもではなくて良いのですが、たまに、「フォロー」ボタンを押したくなるような投稿を心がけて投稿しましょう。 例えば以下のことを意識してみましょう。Twitterを何年もやってきて、以下3つが「伸びるツイート」「フォローしたくなるツイート」のポイントだと考えています:

  1. 面白い内容
  2. 役に立つ内容(絵師やクリエイターの場合は「作品の写真」)
  3. 共感できる内容(「わかる」「それな」と引用リツイートが付くようなイメージ)

 

それぞれ見ていきましょう。

秘訣4-1:面白い内容のツイート

 面白い内容のツイートが流れてくると、「これウケるw」と友達やフォロワーさんにシェアしたくなってリツイートします。たくさんの人にリツイートされると、それだけ多くの方にリーチされるので、フォローしていただける可能性が高くなります。 例えば、この松屋のツイートは 2500 以上のリツイート、約9000いいねをいただきました。

 

 

ツイートアナリティクス

 

 100 万回以上このツイートが見られており、そこからたくさんの方に興味を持っていただき、例えばこのツイートから3.3万回も私のプロフィールにアクセスされ、そこから何割かの方からフォローいただいたと思います。

別の例として、次はエンジニアネタで、1200リツイートで3325いいねと、そこそこ伸びました。専門用語とユーモアを組み合わせるのが良いかと思います。

 

 

 

 そしてこれは腐女子ネタです。

 

 

秘訣4-2:役に立つ内容 or 作品のツイート

 気になるニュースのシェアや tip などの紹介ツイートです。絵師やクリエイターの方は作品のツイートも良いでしょう。

例えば、マイクロソフトが2019年の8月の一か月間、金曜日を全て休みにしました。これはとても感動的でしたので、そのニュース記事をシェアしたのですが、かなり伸びました。約4000リツイートと 6800いいねです。

 

 次はエンジニア向けの情報シェアのツイートです。マイクロソフトからとても魅力的なターミナルアプリが発表されたので、その記事のシェアです。1400 リツイート、2319いいねです。

 

 また、Suicaは世界的に見てもすごいぞという内容の記事のシェアです。約7000もリツイートされました。やはり身近なものが話題のものは伸びやすいですね。

 

 

 あとはイギリスで休暇中に見た世界最大級のカラス種であるレイブンについてのうんちくが 9000 リツイート、1.2万いいねをいただきました。(日本時間 2:41am にツイートしたのに、瞬く間に伸びたので、「皆さん夜更かしし過ぎでは…?」と不安になりましたw)

 

 

ツイートアナリティクス

秘訣4-3:共感できる内容

 共感できる内容だと、「これ私だわ」とリツイートとか引用リツイートをしたくなります。SNS は自己表現の場所でもあるので、そこで、ものすごく共感できる内容が流れてくると「これ私だわ」と自分のタイムラインに流したくなる心理があると思います。

とくに「言いたいけど自分では言いづらいこと」は無言でリツイートされることが多いです。 例えば、「クリエイターを馬鹿にする、手を動かさない評論家気取りの人は苦手だ」という内容のツイート。

 

 多分みんなそう思ってるけど、口にはなかなか出しづらいことなのだと思います。私も普段こういうネガティブなことはあまりつぶやかないようにしているのですが、この時は何かそういうのを見かけて、ちょっと勢いでツイートした覚えがあります。

 

 

 あと伸びやすいのが「あるある」ネタ。

 

 

秘訣5:アイコンや名前もちゃんと考える

 なにかのツイートがバズったとき、それを読んで「この人のツイート面白いな」と思った人は、まず人はその人のプロフィールを読むと思います。この人どんな人なんだろう、と。そのプロフィールを読んで、フォローしたい! と思ったときに、フォローされます。

 

 要するに、せっかく素敵なツイートをしていても、ツイッターのプロフィールに魅力が無いと、フォローしていただくチャンスを逃すことになります。そのプロフィール文章や、ツイッターのユーザ名、プロフィール写真などを見て、このアカウントはどんな人柄なのか、というのが、分かるようにしましょう。

 

まとめ

まとめ

おさらいですが、私の SNS 運用5つの秘訣は以下のとおりです:

  1. 「SNS 上での自分の像」「見え方」を意識する
  2. ネガティブなことは発言しない
  3. 「ちょまどさん」の「軸」がブレないようにする
  4. ちょいちょい「フォロー」ボタンを押したくなるような投稿を心がけて投稿する
  5. アイコンや名前もちゃんと考える

それぞれについて詳しくお話しできたかと思います。 ここまでお付き合いくださりありがとうございました! ぜひまた次の記事でお会いしましょう!

 

さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバ

初心者でもホームページが作れる!メールが届き次第すぐにご利用いただけます。お試し期間中もチャットサポートを無料でご利用いただけます。
→詳しくはこちら

 

sakumaga.sakura.ad.jp

sakumaga.sakura.ad.jp