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「彼氏ほしい」と叫ぶ女性の心理とは? 実は仕事を辞めたいだけ?

「彼氏ほしい」と叫ぶ女は、仕事を辞めたいだけ説

 

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「彼氏ほしい」仕事を辞めたいから婚活する女性、結構います

こんにちは、トイアンナです。

30代後半から婚活を始めた知人の女性がいて、それまでキャリア一筋だったのにいきなりどうしたのか、と思ったら、自分を昇進させてくれていた上司が失脚したのだそう。

いきなり出世ルートを絶たれた彼女は、これまで耐えてきた炎上するプロジェクトの山やら、おっさんのセクハラやらを抱えきれずにこう思ったそう。

 

「彼氏ほしい!!」

「結婚したい!!」

 

そう、女性にとって「彼氏ほしい」は、「仕事が辛い」の類義語です。

仕事を辞めたくて始める婚活の、まあ苦戦することよ

で、仕事を辞めたくて婚活を始める女性は苦戦しがちです。動機が不純だから? いいえ、お金目当てでも結婚できる女性はできます。

彼女らが婚活で苦戦するのは、本音では結婚なんか求めていないから。

「求めよ、さらば与えられん」とはキリストの言葉ですが、心から結婚を求めてないんだから、与えられまいよ。

彼女らは「今の辛い境遇から助かること」を求めています。でも仕事をそれなりに大事にしてきたからこそ、仕事が苦痛になっている。となれば、それなりに愛してきた仕事を手放したくなるくらいイイ男とじゃないと、結婚したいなんて思えないわけです。

彼氏ほしい。この仕事を捨てされるほどの、王子様よ来たれ

今の職場に満足している人が、転職先を探すなら条件を厳しく並べてしまうように、本当は仕事が辛いのに「彼氏ほしい」と語る女性もまた、交際相手へいろいろ条件を並べてしまいます。

 

・初デートがファストフード店なんて、ありえない。

・割り勘にされた。きっと私は本気の相手じゃない。

・婚活だというのに彼はTシャツにジーンズ。私はなめられているのだろうか。

・彼はどっしりと上座に座ってしまった。私って女に見られてないのだろうか。

・仕事の自慢をされた。私だって成果を上げているのに、バカにされている気がする。

 

……そろそろ列挙するのをやめましょうか。

もし、「彼氏ほしい」「結婚したい」女性が本当に結婚を最終目標に置いているのなら、こんな難癖はつけないはずなのです。

ましてや、今回のテーマは仕事を頑張ってきた女性たち。「プロジェクトで目標を達成するためなら、条件に優先順位をつけ、あとは妥協すべき」なんてこれまでの仕事でよく知っています。婚活でもその頭が働かないほど、おバカじゃありません。

 

それなのにこだわりを捨てられないのは、自分が培った仕事をなげうつ価値のあるパートナーを求めているから。愛してきた仕事と対比させられるのだから、男性への注文もそりゃあ、増えます。

 

仕事を頑張った人ほど「私は仕事ができないのかも」と考えたくない

仕事を頑張った人ほど「私は仕事ができないのかも」と考えたくない

そこで「彼氏ほしい」「結婚したい」ビームを出し続けても、人生のしんどさは変わらないし、むしろ婚活という新たなプロジェクトで負担は増えるばかりですし。そこは痛いけど、苦しいけど、やっぱり向き合うしかない。

もしかして、仕事ができないのかもしれない、と。

 

これまで「仕事ができる」と信じられたのは、環境が良かっただけかもしれない。

他社に移ったら、こてんぱんにやられる雑魚なのかもしれない。

それでも培った経験がなまじあるから、そこにしがみつくしかない。

そういう、みじめな自分と。

 

「私は仕事ができない」と認めるのは、仕事を愛してきた人ほどしんどいことです。私はワーカホリックなので、転職先の2社目で全然適応できなかったときも、「仕事ができない」と認めることができませんでした。

そして、代わりにつぶやいていたとも「彼氏ほしい!」と。当時、彼氏いたのにね。そうすれば自分のみじめさ、報われなさが恋愛で相殺できる気がしていたんです。でも、それってパチンコでスったお金へ見てみぬふりをするために、酒をあおってるのと変わらないじゃないですか。

彼氏ほしいと叫びたくなったら「仕事ができないかもしれない私」について話を聞いてもらおう

「彼氏ほしい!!」と叫びたくなったら。婚活、恋愛、じゃなくてまずは、「仕事ができないかもしれない私」の不安を、誰かに聞いてもらいませんか。

私はそういうとき、オンラインカウンセリングの「cotree(コトリー)」や、「exciteお悩み相談室」にコールしています。泣きたい深夜から眠れず迎えてしまった早朝まで、結構ヘビーな時間帯に対応しているカウンセラーが多いから。

 

――どうしよう、私、仕事ができない人間なのかも。これまで仕事が誇りだったのに。結婚とか、恋愛とか忘れるくらい熱意を傾けてきたのに。その仕事に裏切られて、いや実力不足で私が脱落しそうで、さあ、ここからどうして生きていこう。

そこに必要なのは、男じゃなくてカウンセリングだと思います。医療的なカウンセリングじゃなくて、あなたの話を受け容れてくれて、一緒に考えてくれるカウンセリング。友達のように「えっ、十分仕事できてるじゃん」とか、言わない誰か。

本当は、彼氏なんていらないんでしょう。

本当は、結婚なんてしなくてもいいから、仕事で達成感を味わいたいでしょう。

その気持ち、大事にしてもいいと思うんです。

 

さて、ここにも深夜4時になるまで原稿を書けなかったポンコツが1人おります。私は「仕事ができなくても、好き」です。あなたもそういう勇気が出るまで、一緒になんとかやっていきましょう。

 

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執筆

トイアンナ

ライター。外資系企業に勤めてのち、独立。恋愛とキャリアを中心に執筆しており、書籍に『モテたいわけではないのだが』『確実内定』『やっぱり結婚しなきゃ!と思ったら読む本』など。

編集

川崎 博則

1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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