サブスクリプションサービスとは? 平均支払金額や市場規模をまとめました

サブスクリプションとは

 

こんにちは。さくマガ編集長の川崎です。最近、サブスクリプションサービスが話題になっていますね。さまざまな分野でサブスクリプションサービスが導入され、あの「トヨタ自動車」も車のサブスクリプションサービスを開始しました。

サブスクリプションサービスとは?

サブスクリプションサービスとは、契約期間中、定期的に一定の金額を支払うことで、商品やサービスなどの利用が可能になるサービスです。さくらインターネットが提供しているサーバーをサービスとして提供する「ホスティング」もサブスクリプションサービスといえます。

最近では動画配信や音楽配信といったものから、飲食や美容院のシャンプーといったものまで、あらゆるものがサブスクリプションサービスで提供されています。

2019年には一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会による「日本サブスクリプションビジネス大賞2019」が開催され、さくらインターネットもプラチナスポンサーとして参加しているんです! 

日本サブスクリプションビジネス大賞2019では「トイサブ!」というおもちゃ・知育玩具を隔月でお届けするサービスがグランプリに輝きました。子どもの成長に合わせたおもちゃが届くのは親にとってありがたいサービスですね。

ちなみに、日本サブスクリプションビジネス大賞2019にはさくらインターネット賞もありまして、「GooPass」というサービスが受賞しています。このサービスはカメラ機材の入れ替え・交換が利用し放題というサブスクリプションサービスです。カメラを始めようと思っている方や、旅行で良いカメラを使いたいという方にピッタリなサービスですね。

サブスクリプションサービスの利用額はどれくらいか

さまざまなサブスクリプションサービスが誕生していますが、皆さんはサブスクリプションサービスと聞いてどんなサービスを思い浮かべるでしょうか? この記事を書くにあたり、自分が使っているサブスクリプションサービスと、その利用料を調べてみました。

【使っているサブスクリプションサービス】

・Abema TV(960円)

・Netflix(1,200円)

・Amazonプライム(500円)

・Kindle Unlimited(980円)

・福しんギョウザ定期券(500円)

 毎月、4,140円。年間にすると約5万円をサブスクリプションサービスに支払っている計算となります。年間5万円は結構大きい金額です。

消費者庁が公開している「ひと月あたりのサブスクリプションサービスに支払う金額TOP3」を見ると、

・1,000円以下:43.3%

・2,000円以下:22.5%

・3,000円以下:10.6%

 

サブスクリプション・サービスの 動向整理

参考:消費者庁 サブスクリプション・サービスの 動向整理(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/review_meeting_002/018864.html

 

らしいです。……え、1,000円以下の人が半数近いの!? 4,000円以上使う人は全体の15%程度ということ。やばい、完全に使いすぎてる……。

サブスクリプションサービスの市場規模

サブスクリプションサービスの国内市場規模は約5,627億円(2018年度)だそうです。 ちょっと額が大きすぎてよくわかりませんが、すき家の牛丼並盛16億杯分と考えればわかりやすいでしょうか。もしくは、いま大人気の漫画「鬼滅の刃」が11億冊分と考えればわかりやすいかもしれません。

鬼滅の刃面白いですよね。無限列車編が最高なので、映画化が楽しみです。サラリーマン視点で考えてみると、皆さんご存知の無惨様(鬼舞辻 無惨)が上司だったら最悪ですよね。

十二鬼月の下弦が集められた話はヤバいです。パワハラってレベルじゃありません。やっぱり上司にするならお館様が理想です。鬼滅の刃のことを書き始めたら止まらなくなるのでこのあたりでやめます。

サブスクリプションサービスの市場規模は今後も伸び、2023年度には約8,623億円になると予測されているようです。特に現在はあまり利用が進んでいない非デジタル系(飲食・ファッションなど)のサブスクリプションサービスが成長するといわれています。

 

サブスクリプションサービス国内市場規模予測

 

以前に焼肉チェーンの牛角が「焼肉1カ月食べ放題定額PASS」を販売したところ、想定以上に売れすぎて販売休止をしたことがありました。月額11,000円で1日1回、焼肉食べ放題と聞いた時、安すぎるだろ! と思い、私も買おうと思ったのですが買えませんでした……。

それだけ、飲食のサブスクリプションサービスには需要があるということです。

サブスクリプションサービスのメリット

サブスクリプションサービスのメリットについてはたくさんあります。代表的な3つのメリットをご紹介します。

サブスクリプションサービスのメリット① いろいろな商品、サービスを利用できる

動画配信サービスを利用すると、いろいろな種類の作品を見ることができます。映画、ドラマ、バラエティ、アニメといったものが代表的です。普段は見ないような動画もサブスクリプションサービスだとついつい見てしまうという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

私もNetflixに加入してから、いままで全く興味のなかった海外ドラマにはまりました。おすすめは「SUITS/スーツ」です。日本でも日本人キャストでドラマ化しましたね。新しい発見ができるのもサブスクリプションサービスの良いところです。

サブスクリプションサービスのメリット② 定額なので安心して使える

特に動画配信サービスで実感しますが、どれだけ動画を見ても料金が変わらないのは良いですね。現在Amazonプライム・ビデオで「サザエさん」が見られるのですが、全部で460話配信されています。

1話あたり約25分なので、全部見終わるまでに11,500分(約191時間)かかります。どれだけ見ても月額500円ってめちゃくちゃ安いですね。もちろん、サザエさん以外の作品も定額で見放題です。

サブスクリプションサービスのメリット③ 使いたいときにだけ利用できる

忙しくて利用する時間がない、使いすぎて飽きてしまった。そんなときには一度サービスを解約して使わない選択をすることもできます。

福しんギョウザ定期券(500円)を使うと1日3回、1回の来店ごとにギョウザ6個が無料で食べられますが(利用条件あり)、欲張って毎日ギョウザを食べていると飽きてきますし、体からギョウザ臭がするようになります。

私は福しんのギョウザが大好きなので利用し続けますが、一般の方は辛くなったら断ギョウザ期間を設けるのも良いと思います。

 

サブスクリプションサービスのデメリット

良いところだらけに見えるサブスクリプションサービスですが、注意しなければならない点もあります。サブスクリプションサービスのデメリットを3つご紹介します。

サブスクリプションサービスのデメリット① 利用しなくてもお金がかかる

サブスクリプションサービスは使わなくてもお金が請求されます。加入していることを忘れていて、いつの間にか使ってもいないサブスクリプションサービスにお金を払っていたということも考えられます。

中には解約の仕方をあえてわかりづらくしているサービスもあります。自分が何のサブスクリプションサービスに加入しているか、利用期限はいつまでかをしっかり確認して、使っていないサービスがあれば見直すことを意識しましょう。

サブスクリプションサービスのデメリット② 追加料金が発生することがある

動画や音楽の配信サービスにあるケースです。古い作品は定額で利用ができるけど、新しい作品は別料金がかかることがあります。

例えば、アカデミー賞でホアキン・フェニックスが最優秀主演男優賞を受賞して話題になった「JOKER(ジョーカー)」。この映画をAmazonプライム・ビデオで見ようとすると追加で399円がかかります。名作なので個人的には安っ! と思いますが、追加で料金がかかるので注意が必要です。

サブスクリプションサービスのデメリット③ サブスクリプショントラップ

日本では聞き慣れない言葉ですが、簡単にいうと「サブスクリプションに見せかけた詐欺」です。具体的にどんな詐欺かというと、無料のサービスや商品でユーザーを誘い、契約内容や契約したこと自体をわからなくして契約締結させる詐欺です。

欧州ではアンケート回答者の12%がサブスクリプショントラップの被害に遭った経験があるそうです。また、損害金額は総額で4億530万ユーロ(約482億円)にもおよびます。日本でもサブスクリプションサービスが成長するにつれ、サブスクリプショントラップが増えていく可能性があるので注意が必要です。

参考:消費者庁 サブスクリプション・サービスの 動向整理(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/review_meeting_002/018864.html

サブスクリプションサービスの今後

今後もサブスクリプションサービス市場は伸び続けるとお伝えしました。

ただ、サブスクリプションサービスの認知状況を調査したデータによると、全体の半分の人は知らないと答えています。まだまだ伸びしろがあるということです。


参考:消費者庁 サブスクリプション・サービスの 動向整理 ( https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/meeting_materials/review_meeting_002/018864.html

現在は動画配信や音楽配信といったデジタルコンテンツを配信するサービスが多いですが、これからは生活に関わるあらゆるものがサブスクリプションサービス化するのではないでしょうか。

企業にとっても毎月継続的に収入があることで計画が立てやすく、業績の上下も比較的穏やかなので、導入が進んでいくと思います。

サブスクリプションサービスとは? まとめ

・サブスクリプションサービスとは、契約期間中、定期的に一定の金額を支払うことで、商品やサービスなどの利用が可能になるサービス

・ひと月あたりのサブスクリプションサービスに支払う金額は、約半数の人が1,000円以下

・サブスクリプションサービスの市場規模は今後も伸び、2023年度には約8,623億円になると予測されている

・サブスクリプションサービスのメリットは① いろいろな商品、サービスを利用できる、② 定額なので安心して使える、③ 使いたいときにだけ利用できる

・サブスクリプションサービスのデメリットは① 利用しなくてもお金がかかる、② 追加料金が発生することがある、③ サブスクリプショントラップに注意する必要がある

・認知状況は約半数の人が知らない。まだまだ伸びしろがある

 

これからもサブスクリプションサービスは伸び続けるので、注目していきたいです。