Nintendo Switch初となるタイピングソフト「タイピングクエスト」で実際に遊んでみた

Nintendo Switch初となるタイピングソフト「タイピングクエスト」

 

2021年4月、Nintendo Switch初となるタイピングソフト「タイピングクエスト」が発売されました。タイピングクエストは、Nintendo SwitchとUSBキーボードを用意して遊ぶゲームです。お子さんがゲームで遊んでいるうちに、自然とタイピングを身につけられるように開発されました。

ローカル対戦とネットワーク対戦があり、友だち同士で楽しみながらタイピングを学べます。また、毎日新しい問題が追加されるので、飽きずに続けられます。ゲームに夢中になっているうちに、タイピングができるようになっている「遊びながら学べるゲーム」です。

タイピングクエストを開発した株式会社セナネットワークスと、さくらインターネットはパートナー契約を結んでおり、タイピングクエストのネットワーク対戦のインフラにも「さくらのクラウド」をご利用いただいています。

この記事では、タイピングクエストを開発した株式会社セナネットワークス代表の山下さんにゲーム開発のお話をうかがいました。また、さくらインターネットの社員が親子でタイピングクエストを遊んでみた様子もお届けします。

Nintendo Switch初のタイピングソフト

セナネットワークス 代表取締役 山下さん

セナネットワークス 代表取締役 山下さん

 

タイピングクエストは、Nintendo Switch初のタイピングソフトです。

タイピングゲームとしては珍しい、横スクロールのアクション要素や、ローカル・オンラインの対戦モードを搭載しています。

セナネットワークス(以下、弊社)は、なんでもやっている会社です。主要事業としては、WEBシステムの制作・開発、スマートフォンアプリ、インフラの構築、運用など。自社サービスも積極的にリリースをしている、小さな会社です。

ゲーム開発には多くのリソースが必要ですが、弊社のような小さな会社がパッケージゲームをリリースできました。同規模の会社様にとって「あそこができたなら、うちもできる!」と思ってもらえたらうれしいです。

きっかけは従業員からの声

主要事業を見て「なぜタイピングゲームを開発したのか?」と思われるのではないでしょうか。

きっかけは「ゲーム開発をしたい」と、従業員から声があがったことです。弊社はテクノロジーファーストの部分があり、これまで培ってきたものを世の中に出そうと思い開発をしました。

私には子どもが3人おります。家族でキッザニア(子どもが仕事の体験をできる施設)に行った際、新聞社のお仕事体験がありました。

子どもたちがパソコンで新聞を作るのですが、みんな入力に手間取っていて時間内に作りきれていない子がたくさんいたことが印象に残っています。

こうした経緯もあり、いろいろ調べていると文部科学省が実施した「情報活用能力調査」が目にとまりました。そこには、日本の小学生がキーボードで打てる文字数は、1分間でたったの5.9文字と書いてありました。このままではいけないと思ったのです。

画面を見ずにキーボードを打つ「タッチタイピング」を身につけている人と身につけていない人では、作業スピードに2倍差が出るといわれています。タッチタイピングは訓練しなければ身につきません。しかし、1度身につけると一生忘れることがありません。

マーケティング調査をおこなった結果、メーカーとして市場流通しているタイピングゲームに目新しいものはないとわかりました。そうして、時代に沿った形で子どもたちに遊んでもらいながらタイピングが身につく、副次的効果を狙ったゲームを作ろうと思ったのです。

 

タイピングクエストは「楽しく遊んで、楽しく学べる」をコンセプトに開発

 

タイピングクエストは「楽しく遊んで、楽しく学べる」をコンセプトに開発しました。子どもたちには、末永く遊んでほしいです。

タイピングは、文字を習う際の「えんぴつの持ち方」と同じです。それほどタイピングは重要だと考えています。タイピングクエストを入り口に、パソコンでのキーボード入力が速くなり、きれいな「えんぴつの持ち方」同様、タッチタイピングを習得してもらえればと思います。

さくらインターネット社員の親子が体験

実際にさくらインターネットの社員とお子さんに「タイピングクエスト」で遊んでもらいました。ゲームとは別にお互いの家をテレビ会議でつないで、オンライン対戦もしてもらいました。

小泉さん親子

(総務部 情報システム担当の小泉行生さん親子。お子さんは小学5年生)

(総務部 情報システム担当の小泉行生さん親子。お子さんは小学5年生)

 

小泉さん:ゲーム感覚でタイピングを覚えていたので、将来が楽しみです!「タッチ操作で進んでいく」世代のため、最初のうちは「タッチで進まない!」と本体を持って質問しにきました。

採点形式なので「もっと頑張ろう!」と思えますし、楽しみながらタイピングを覚えられるのが良いですね。ネットワーク対戦だと相手がいて、一緒に競えるので意欲向上に繋がりそうです。

「タイピングするワード」のチョイスが独特で、大人でも「こんな言葉があったんだ!」と驚くことがありました。小学校教育で習うワードも、さらに取り入れてほしいですね。

ゲーム機を使ってタイピングができるので、子どもにパソコンを占有されたり、キーボードを壊されてしまうこともありません。安心して遊ばせられます。

 

小泉さんのお子さんの感想

小泉さんのお子さんの感想

モンスターがいろいろ出てきて、ステージごとに項目が変わるのが楽しかったです。ラスボスが変形するのも楽しかったし、ネットワーク対戦も楽しかったです!また遊びたいです!!

森田さん親子

(クラウド事業本部 石狩データセンター長 森田貴さん親子。お子さんは小学5年生)

(クラウド事業本部 石狩データセンター長 森田貴さん親子。お子さんは小学5年生)

 

森田さん:ローマ字打ちに関しては、親より子どものほうがタイピングが速いことに気付かされました……。特に親が教えたわけでもなく、学校や日常でのパソコンの利用とタイピングクエストでここまで上達していたのは驚きましたね。

子どもや初心者がキーボードに慣れるには、ゲームを介することで心理的障壁が下がるので最適だと思います。ネットワーク対戦は友達と競うことになるので、白熱してやる気も上がります。

タイピングに慣れていない子どもにオススメです。

森田さんのお子さんの感想

森田さんのお子さんの感想

 

敵の種類が多く、いろいろなストーリーがあって面白かったです。ネットワーク対戦にランキングがついていて便利だと思いました。また遊びたいです!

まとめ

実際に小学生のお子さんにプレイしてもらった結果、「また遊びたい」と言ってくれました。ゲームで遊んでいるうちに、自然とタイピングを身につけられる「タイピングクエスト」で、一生使えるタイピングスキルを身につけてもらえるとうれしいです。



タイピングクエスト

≫遊びながらタイピングが身につく Nintendo Switch初の タイピングゲーム

 

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