Webデザイナーのお仕事とは?

Webデザイナーのお仕事

こんにちは、Webデザイナーとして活動しているnakochiです。

 

この記事ではWebデザイナーを目指している人、すでにWebデザインを勉強していてこれからWebデザイナーとして活躍する人に向けて、Webデザイナーの仕事はどんなものがあるのかを紹介していきます。

 

大きく3つにわけて紹介していくので、最後まで読んでみてくださいね。

 

  1. デザイナーのお仕事内容
  2. お仕事を受注してから納品までの流れ
  3. 今後活躍できるWebデザイナー

 

この記事はだいたい5分で読み終わります。

※記事の情報は2021年1月時点のものとなります。

 

Webデザイナーの仕事内容

デザイナーの仕事内容

まずひとつ目はWebデザイナーの仕事内容についてです。Webデザイナーの仕事はWeb系と印刷系の2つにわかれます。

まずWeb系の仕事についてですが、みなさんがデザイナーと聞いて思いつく、ホームページ作成がメインのお仕事になります。そしてそれに付随してホームページの中に設置するバナー作成や、1ページで訴求していくランディングページ(LP) 作成も Web 系のお仕事になります。また、最近増えてきているのが、YouTube のサムネイル作成です。

 

次に印刷系のお仕事について紹介します。印刷系のお仕事内容みなさんがイメージするのは名刺作成ではないでしょうか。実際に名刺作成はメインのお仕事になってきています。そのほかにも、ショップカード作成やリーフレット作成(パンフレット作成)があります。

仕事の依頼から納品までの流れ

仕事の依頼から納品までの流れ

仕事の依頼から納品までの流れを紹介していきます。今回は名刺を例にして説明していきたいと思います。

 

Webデザイナーさんそれぞれ流れがありますが、一般的にはヒアリングシートというものをお客さまに送ります。そして、名刺の記載内容や、イメージしている色、使いたい柄などのイメージを記入してもらいます。

 

それをもとに、Webデザイナーが良さそうなデザインを作っていきます。その際に、イメージに合ったフォントを考えていくつかピックアップします。フォントは明朝なのかゴシックなのか、英字フォントの場合は筆記体なのかで仕上がりのイメージがかなり変わります。

そんなフォントですが、お客さまの中にはイメージしているフォントがすでにある場合があるので、その要望に対応できるように、無料でダウンロードできるフォントを扱っているサイトなどをチェックしておくことをおすすめします。とくに英字フォントの場合は、無料でダウンロードできるサイトがたくさんあるので、いくつかピックアップしてチェックするようにしましょう。

 

イメージが固まったら制作に入ります。制作期間は大体3営業日ほど。サンプルを確認してもらって修正を繰り返していきます。修正の回数はWebデザイナーによって異なります。一般的には2回修正までが無料というデザイナーが多いです。私自身も2回までの修正を受け付けています。

 

このような流れで仕事の依頼から検収までをおこなっています。

 

今後活躍できるデザイナー

今後活躍できるデザイナー

今後活躍できるデザイナーについて説明していきます。

 

一般的に、Photoshop と Illustrator の2つを使うことができればWebデザイナーとして仕事をすることができます。そのため、誰でもできるお仕事と言えます。

 

ホームページ作成でコーディングもおこなう場合には、 HTMLやCSSを書くことが必須条件となってきますが、WordPressやWixを用いるとコーディングスキルなしでもホームページを作成することができます。こうなると、Webデザイナーは誰にでもできる仕事のように感じるかもしれません。

 

実際にWebデザイナーは市場にたくさん存在します。たくさんのWebデザイナーがいる中で仕事をもらうには、ほかのWebデザイナーと差別化する必要があります。

 

そして、Webデザイナーとして成功するには3つのポイントをおさえる必要があると考えています。1つ目は「自分のポジションを明確に説明できる」こと。2つ目はWebデザイン「+α」があること。3つ目は「クリエイティブ全体のディレクションができる」こと。

 

1つずつ説明していきますね。1つ目の「自分のポジションを明確に説明できる」ことですが、これはつまり「ほかの人と差別化」ができているかどうかということです。以前は、いろいろな人に向けたデザインができるマルチプレーヤーのほうが受けがよく、うまくいくと言われていたのですが、最近は自分の強みを明確にしたWebデザイナーのほうがうまくいきます。

つまり、「誰に」、「どんなデザインを」届けていくのか、これを最初にはっきりと自分でポジショニングすると、よりそのターゲットの方に刺さりやすくなり、お仕事もいただきやすくなります。

 

2つ目がWebデザイン+αがあるということです。先ほどお伝えしたポジショニングを作ろうということもプラスアルファのひとつです。新しいものでも、ゼロから生み出されるものは意外と少なくて、実際には既存の何かと何かの組み合わせで生み出されているものが非常に多いです。例えば英語×Webデザインがあげられます。

ひとつずつだけを見ると多くの人ができることでも、2つ掛け合わせることで希少価値が高くなります。例にもあげましたが、英語が使えると外国人をお客さまとすることができるので、見込み顧客が急増します。

 

ほかにも、Webデザイン×セールスライティングのスキルがあれば、LPを1から作成することができるので、案件の受注単価をあげることも可能です。LP制作を1から作ることができると平均10万円程度を稼ぐことができるので、副業Webデザイナーにとっても嬉しいですね。

 

さらに例をあげると、ホームページ制作を依頼したお客さまは、ホームページだけを作りたいのではなく、お店の売上を上げたい、顧客を増やしたいなどの根底のニーズを持っています。

つまり、「コンバージョン率を高め、売上アップできるかどうか」が大きな課題となっています。コンバージョン率を高めるためには、ユーザーの行動を把握し、導線の設計に生かす必要があります。その基礎となるのが「Webマーケティングの知識」です。このため、Webマーケティングの知識を持つとともに、それを生かしてWebデザインに反映できるWebデザイナーとなることが必要です。

 

3つ目はクリエイティブ全体のディレクションができることです。クリエイティブディレクションができるとかなり希少価値が高まります。クリエイティブディレクターは、企業が展開する媒体に関する制作物全般の管理をおこなうディレクターです。

媒体のジャンルはさまざまで、Webサービスから誌面、CM、広告など多岐にわたります。これらの媒体を制作するにあたっての企画立案から制作進行、スケジュール管理まで、プロジェクトの始まりから終わりまでを統括する役割を担う大事な存在が、クリエイティブディレクターです。クライアントのクリエイティブ設計全般ができる人材になると考えると仕事ももっと面白く、仕事の単価も高くなるのではないでしょうか。

 

まとめ

まとめ

この記事ではWebデザイナーのお仕事について説明しました。Webデザイナーの仕事がどんなものか想像がついたのではないかと思います。

 

ほかのWebデザイナーと差別化するために、Webデザイン以外のスキルも必要となってきています。あなたにあった掛け合わせのスキルを見つけてください。

 

あなたがWebデザイナーとして活躍できることを祈っています。