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旅にパックロッドを持って行く! 海外の釣具屋さんで釣り具を買う

旅にパックロッドを持って行く! 海外の釣具屋さんで釣り具を買う

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海外に行っても日本のメーカーの商品に出会うことは結構ある。ドバイでタクシーに乗って、どこの国から来た? と聞かれたので、日本と答えると、ドライバーは「この車は日本の車だ」とハンドルの中央にあるトヨタのマークを指差した。

そこで「私が持っている車もトヨタです」という謎の返しをしたのだけれど、日本の会社のものは世界中にあるということだ。ちなみになぜ謎の返しかというと、私は車を持っていないから。トヨタも日産も関係なく、私は車を持っていないのだ。それなのに持っていると返してしまった。

今回は釣りのお話です!
今回は釣りのお話です!

釣り具というのも、実は世界中で日本製品が出回っている。海外でも日本語を目にすることがあるけれど、私の印象では釣り具屋さんが一番、日本語に出会う。日本語のパッケージのまま売っていることが割とあるのだ。

私は海外に行くと釣り具屋さんに行く。たとえばアメリカには有名な「Bass Pro Shops」という釣り具屋があるし、もちろん小さな釣り具屋さんも各国にたくさんある。そこで日本ではあまり見ないメーカーの釣り具を買うことを楽しみにしている。

Bass Pro Shops
Bass Pro Shops

大前提として私は釣りが好きだ。と言っても上手くはない。全然下手だ。ただ釣り具が好き。もはや釣り具というより、アート作品を買うような勢いで釣り具を買っている。日本の釣り具とは異なるところもあって、楽しいのだ。

一般的な日本のルアー
一般的な日本のルアー

釣りをしなくても釣り具は楽しい。その中でもルアーが好きだ。上記は日本のメーカーが出しているルアーだけれど、美しい。とても美しい。もはや投げるのがもったいなく思う。ということで、基本的には私は釣りに行く日が少ない。眺めるだけなのだ。それでもいいのだ。

チリのルアー
チリのルアー

チリで買ったチリのメーカーのルアー。日本のルアーとは随分と違うことがわかる。見た目よりも性能だけを求めたようなデザインだ。日本のルアーの多くは魚の形をしているけれど、全然魚ではない。もはやなんなのかわからない。

色はいろいろある!
色はいろいろある!

ただこれで魚が釣れないのかというと、ちゃんと釣れる。チリで買ったこのルアーを持って、青森で釣りをしたのだけれど、バンバンに釣れた。ヤマメもニジマスもバンバンに釣れた。機能性だけを重視するとこうなるのかもしれない。

ポーランドのルアー
ポーランドのルアー

買ったのはルーマニアだけれど、このルアーを作っているのはポーランド。表面がツルツルで、絵を描いている感じだ。オールドルアーではこのようなタイプが多いけれど、これはオールドルアーではない。今の日本ではあまり見ないタイプだ。これは特別美しいので、まだ投げたことがない。箱からも出さずに飾っている。

ルーマニアの釣具屋では店員さんが、「シマノ、ヨーヅリ、ジャッカル」などかなりの数の日本の釣り具メーカーを上げていた。日本の釣り具メーカーが大好きなんだ、とその人は言っていた。世界中に日本の釣り具ファンはいるのだ。

デンマークのルアー?
デンマークのルアー?

これも日本ではあまり見かけないルアー。ルアーに見えないと思う。先のものはどれも、魚に似せようとはしていた。ただこれは魚に似せる気をまるで感じない。ただ逆を言えば、このルアーこそが、一番魚と言える。日本のルアーよりも魚なのだ。

こう使うんです!
こう使うんです!

スーパーで売っているような、魚一匹の頭に先のものを装着するとルアーになるのだ。ゾンビみたいな考え方だ。ルアーは疑似餌なので、この場合、ルアーと呼んでいいのかわからないけれど、ルアーなのだ。もはやエサ釣りな気もするけれど、ルアーなのだ。ちなみにデンマークの会社のルアーだそうだ。

サーモンキット!
サーモンキット!

これはアラスカで買ったルアー。アラスカではちょっと大きいスーパーに行くと、当たり前のように釣り具とピストルが売られていた。山で獲物をとるのがピストルで、川で獲物をとるのが釣り具のようだ。

そして、日本でサーモンをルアーで釣ろうと思うとスプーンが一般的だけれど、上記のものはスピナーというジャンルのもの。ブレードがグルグル回る。メップスはスピナーで有名なメーカーで、アラスカの魚はメップスのスピナーで全部釣れると言われたとか、言われてないとか。そんなメーカーのサーモン用スピナー。当然飾っている。使ったことはない。

これがBass Pro Shopsで買った、ワーム風のグミ!
これがBass Pro Shopsで買った、ワーム風のグミ!

トラベルロッドを買う

釣りに必要なものの一つが「ロッド」。釣竿だ。長いものを想像するかもしれないけれど、「パックロッド」や「トラベルロッド」と言われるジャンルがある。コンパクトで持ち運びしやすいものだ。私は旅行に行く際は必ず持って行くようにしている。

これです!
これです!

上記はフランスの釣具屋さんで買ったものだ。シマノのロッドで「S.T.C. Multi-Length Spin」という名前になる。シマノは日本のメーカーだけれど、ヨーロッパと日本では一部の商品が異なるし、アメリカとヨーロッパでも商品が異なる。海外でしか買えないものがあるということだ。

フランスのこのお店で買った!
フランスのこのお店で買った!

このロッドには「2.10/2.40」と表記がある。これが日本の釣り具を知っていると面白い。ロッドは少なからずルアー釣りというジャンルでは、「フィート」と「インチ」で表記されるのだ、日本では。

日本ではこういう表記になるけど、
日本ではこういう表記になるけど、
ヨーロッパではこう!
ヨーロッパではこう!

ヨーロッパでは「メートル」と「センチ」で表記される。わかりやすい。とてもわかりやすい。いつも日本でロッドを買うときは「フォートには3をかけて、インチは2.5センチくらいだから」と計算している。それがヨーロッパのロッドでは必要ない。

しかも、2.10/2.40かを選べる。狭い場所では2.10にして、広い場所では2.40にすればいい。日本でもこのようなタイプのロッドが全くないわけではないが、あまり一般的ではない。今でこそ日本でも「パックロッド」が流行っているけれど、数年前は海外(私の印象ではヨーロッパ)が進んでいた。

リュックサックに、
リュックサックに、
全然入っちゃう!
全然入っちゃう!

繋げば最大2.40mもあるけれど、すっぽりリュックに収まるし場所もとらないので、旅行に行くときに便利。だから「トラベルロッド」とも呼ばれているわけだ。53cmになってしまうのだ。かなり小さい。

これが、
これが、
こうなるから便利!
こうなるから便利!

パックロッドも今は日本のメーカーからたくさん出ているので、1本買っておくと旅の幅が広がる。高いものもあるし、安いものもあるので、とりあえず1本もっておいて損はない。私はロッドも好きなのだけれど、パックロッドしか持っていない。

これ2.90mあるけれど、
これ2.90mあるけれど、
仕舞寸法は約54cm、小さい!
仕舞寸法は約54cm、小さい!

釣りをしてみる

ちらちら写っていたからわかると思うけれど、特に何かをモデルにしたわけではないけれど、私は赤いロングTシャツの上に白いポロシャツを着て、麦わら帽子を被っている。この格好で釣りをすると釣れる気がするのだ。何かをモデルにしたわけではないけれど。

このようなロッドのしなりを利用して、
このようなロッドのしなりを利用して、
キャストします!
キャストします!

先にも書いたように、私は釣りに詳しい。ただ上手いわけではない。全くない。下手である。これは謙遜ではなく、ただただ下手なのだ。理由も先に書いたけれど、釣り具を買ったら満足しちゃうのだ。本棚に並べたりしている。全然使わない。この日も魚が全然釣れなかった。

釣れたみたいでしょ!
釣れたみたいでしょ!

ロッドがしなった。1時間ほどキャストし続けて、やっとロッドがしなった。魚だと思って力強く合わせたのだ。その結果、上記の写真のようになった。大きな魚が釣れたみたいに見える。でも、現実はただの根掛かり。ルアーが川底のどこかにひっかかっただけだ。

取りに行きました!
取りに行きました!

つまり釣れないのだ。もちろんこの日の釣りも釣れずに終わった。パックロッドも持っているし、ルアーも持っている。海外でも買っている。でも、釣れないのだ。だから私は趣味は釣りと言わないようにしている。釣り具集めですね、と言うようにしている。だって、釣れないんだもん。

マダムみたいな麦わら帽子だな、と思いながら帰りました
マダムみたいな麦わら帽子だな、と思いながら帰りました
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執筆

地主恵亮

1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に「妄想彼女」(鉄人社)、「インスタントリア充」(扶桑社)がある。
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編集

川崎 博則

1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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