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RaMuさん「唯一無二の存在になりたい」6秒動画のVineがきっかけ。

6秒動画のVineがきっかけ。RaMuさん「唯一無二の存在になりたい」

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RaMu(らむ)さん

1997年生まれ。埼玉県出身。グラビアアイドル・タレント・YouTuberとして活動中。趣味はゲームと映画。Twitterフォロワー数24万人超、YouTubeチャンネル登録者数22万人超。
X:@dpandaramu

各業界の著名人にインタビューをして仕事のヒントを得ようという、この企画。今回はグラビアアイドル・タレント・YouTuberとして活躍されているRaMuさんにお話をうかがいました。

RaMuさんが芸能の仕事をするきっかけは6秒動画 Vine

ーー本日はよろしくお願いします。まず、経歴のお話をお聞きしたいのですが、芸能の仕事をしようと思ったきっかけについて教えてください。  

 中学生の時、お笑い芸人の小薮さんに憧れていて、NSC(吉本総合芸能学院)に入りたいと思っていたんですよ。当時、高校生お笑い選手権のようなイベントを見に行ったりもしていたんですが、参加してい人たちの技術があまりにも高くて、びっくりしちゃって。これは私では無理だな…と思っていました。

 ただ、ちょうどVine(バイン)という6秒動画のサービスに投稿していて、フォロワー数も増えていたんですね。それで、あわよくば芸能界に入って、憧れの人とお仕事できたらいいな、と思ったのがきっかけです。

その後、いろいろご縁もあって、今の事務所に入らせていただき、自分の武器を活かしてグラビアやタレントをやらせていただいています。

 

きっかけは6秒動画

体を張った投稿を続けていた

ーーVineは当時どのぐらいのフォロワー数だったんですか?  

 高校三年生の時で10万人ほどのフォロワーがいました。当時の女の子は「どこどこなう」みたいな日常系を投稿していましたが、私は6秒でいかに体を張るか、ということをいろいろ考えて、口の中でクラッカーを鳴らしたり、公園でローション相撲をしたり。そんな動画を投稿していました。

 

ーー過激ですね。RaMuさんがこれまでいろいろなお仕事をしてきたなかで、成功した経験と失敗した経験を教えてください。  

 動画投稿を始めて、「芸能人になれたらいいな」、「小籔さんと共演できたらいいな」とか、そういう憧れの人と共演するのを夢に見ていました。実際にそれが実現して、テレビで見ていた人たちと一緒にお仕事ができているっていうのは大成功。もう他になにもいらない、っていう感じです(笑)。

 失敗は、社会に出ていない子どもの時、高校二年生でちょっとプチ有名みたいになっちゃって、調子に乗ってたな、という部分はありますね。

原宿を歩いていたら人だかりができて、みたいなことを高校二年生の多感な時期に経験してしまったがゆえ…。人気って年を取っていくにつれ、だんだん落ちていくものじゃないですか。そこでもっとありがたみを感じていればよかったな、という後悔はしていますね。

 

好きだからこそ難しい

インターネットを使ってファンと交流

ーーYouTuberとしても活躍されていますが、始めたきっかけとしてはVine終了からの流れだったのでしょうか?  

 そうですね。自分的に一番ショックだったのが、Vineが撤退してしまったことです。そこからMixChannel(ミックスチャンネル)やMusical.ly(ミュージカリー)というアプリだったり、TikTok(ティックトック)であったり、いろいろやっていました。

当時仲が良かったVineをやっていた子たちがYouTubeをやり始めたので、これからはYouTubeだろうなということで移行しました。

ーー2017年にチャンネル開設されて、登録者数も22.4万人(2020年7月時点)と大きく成長されていますね。  

 ありがたいことです!  一応、高校生の時にチャンネルは持ってたんですよ。でも、全然投稿してなくて。それこそ家で辛いものを食べたりとか、鼻毛を抜いたりとか本当にくだらない動画ばかりで。その延長線上で、新しくチャンネルを作ってやっているという感じですね。

ーーコロナ禍で、ご自身の活動にどう影響がありましたか?  

 グラビアの撮影やイベントもなくなってしまい、ファンとの交流がだいぶ減ってしまったのですが、YouTuberという強みが出てきましたね。生配信やSNSで交流したりとか。配信でオンライン飲み会もやりました。

RaMuさん「好きだからこそ難しい」

ーーYouTubeでは、映画好きによる映画好きのためのチャンネル『シネマンション』にMCとして出演されるなど、趣味である映画やゲームに関連するお仕事もされていますが、難しいと感じる点などあればお聞かせください。  

 趣味と仕事ってやっぱり全然違うと思っています。趣味で映画も見るしゲームもやるんですが、これを仕事として公言してしまうと、とことん切り詰めて、めっちゃ勉強しないといけないので、だいぶ苦労しました。

 映画の種類なんて、果てしないじゃないですか。私はB級映画ばかり観ていて、名作を観てこなかったというのもあり、難しいなと感じる部分ではあります。ゲームも趣味から仕事になるとプレイングが求められてしまうので、ただお遊びで生配信してる、というわけにもいかないし、練習量も必要。そういったところで、1日がめちゃくちゃ短く感じますね。

 プライベートでも、めちゃめちゃ映画を観ますし、ゲームもします。嫌いにはなりたくないので、プライベートでも楽しむように意識はしています。映画コメンテーターの有村昆さんも「評論家にはなりたくない」っておっしゃってたんですよ。

ただの映画好きでいたいから、評論はしたくないとおっしゃっていて、その通りだなと。シネマンションでも、割と好き勝手にしゃべっているので、あまり仕事とは思ってないかもしれないです。

 

元気が良すぎると、お茶の間にびっくりされる?

元気が良すぎると、お茶の間にびっくりされる?

ーーRaMuさんがお仕事をするうえで意識していることを教えてください。  

 YouTubeとテレビではキャラを変えるというか、自分の色を変えてはいます。お茶の間で通用するYouTuberと通用しないYouTuberっていると思うんですよ。私のキャラは多分通用しないんですね。

 とあるオーディションに行ったときに、すごい好感触で、スタッフさんからは「はきはきしていて、いいね!」って言われて、これは受かったなと思ったら落ちてしまったことがあります。理由を聞いたら「元気が良すぎて、びっくりしちゃう」って言われて、あぁ、なるほど、と思いました。

 以前、1クールほどヒルナンデスに出させていただいたときは、元気が良すぎるとTVの向こう側の奥様方が「うっさいわね、この子!」みたいに感じられると思ったので、自分なりに「元気はあるけど、うるさすぎない」ということを意識して出させていただきました。視聴者層によって、意識してそのあたりは変えてますね。

自分の立ち位置を活かす

ーー戦略的に考えているんですね。RaMuさんがお仕事をするうえで、現在の目標について教えてください。  

 最近、YouTubeがすごく注目されてきているじゃないですか。以前は「どうせネットの人でしょう」みたいな、ちょっと下に見られがちだったと思うんですけど、今はもう芸能人の方もYouTubeをやり始めて、テレビもYouTubeを主体にした番組が増えてきていて、ようやくYouTuberの波が来たと思っています。

そういった中で、もちろんテレビにも出たいんですけど、しっかりYouTubeを土台にしてメディアから求められたいと思います。

 芸能人の方がYouTubeを始められることで、YouTubeがどんどん露出していって、クリーンになっているのはありがたいなとは思う反面、悔しいなっていう思いもあります。やっぱり芸能人のほうが絶対強いじゃないですか。そこをどうにか、私もタレント、グラビアとYouTuberのハーフとして、上手く自分の立ち位置を活かして作っていけたらなって思います。

 

話題になったアプリは基本的に入れている

話題になったアプリは基本的に入れている

ーー最近Twitterに投稿されたFaceApp(人物写真の性別や年齢を変更できるアプリ)の画像が話題になっていますが、普段どういったアプリを利用していますか?  

 ゲームが好きなので、ゲームアプリもたくさん利用しますが、主に使ってるのはTikTokですね。YouTubeも然りなんですけど。

あと最近、レンタサイクルに乗って友達のところまで遊びに行くのにハマっていて、そのアプリも入れてます。電動自転車で、乗り捨てもできるので、レンタサイクルはよく利用しています。

 それと映画が趣味なので、「映画ノート」とか、映画レビューアプリの「Filmarks(フィルマークス)」を使わせてもらってます。話題になったアプリは基本的に入れてるので、パンパンになっています。

 

ーーRaMuさんもFilmarksにレビューを投稿されていますね。ちなみにFilmarksでは、さくらインターネットの画像変換サービスが採用されています。  

 そうなんですね、すごい!  Filmarksでは、公式マークをいただいています。レビューは全く語彙力(ごいりょく)ないんですけど(笑)。

 

ーー大好きな映画として『チャーリーとチョコレート工場』を挙げられていますね。  

 「これまでの人生で観てきた中で一番好きな映画は?」と聞かれることもあるんですが、めちゃめちゃ困るんですよ。例えば「人生で一番泣いた映画」とかであれば答えられるんですけど、人生で一番となると…。それで、一番多感なときに観た映画ということで『チャーリーとチョコレート工場』にしています。

 とある映画評論家の方に聞かれた際、好きな映画として『チャーリーとチョコレート工場』と答えたら、「中身ないね」って言われましたが(笑)。確かに中身ないんですが、ティム・バートンの世界観が好きなんで!

あることが原因で1日でフォロワーが2000人減少

ーーTwitterは非常に多くの方にフォローされていますが、運用するうえで意識していることはありますか?  

 これが全然意識してなくて(笑)。Twitterって「つぶやき」じゃないですか。つぶやきたいことをつぶやいて、勝手に人が見るっていうコンテンツだと思っていて、どうしてもそこは譲れなくて。

 ふいに思ったことや、撮った写真を載せてしまい、反省することもあります。以前、とあるものをTwitterに載せたところ、フォロワーが1日で2000人減ったこともありました。そこで初めてハッとしました。「これ、いろんな人が見てるんだ」って。

ーー例のゴキブリの動画ですね。  

 知ってたかー(笑)。爬虫類を飼育していて、その餌でデュビアという種類のゴキブリも飼っているんですが、その動画を載せたら数字がバーッて減っていって、結局2000人減っちゃいました。そこで、もっと良いことつぶやこう…と意識し始めました。

あと、私、Twitterでアカウントを分けるのが結構好きなんですよ。今は本アカウント以外に2つあって、1つは「RaMuマネージャー」というアカウント。

 もともと自分のアカウントだったんですけど、今はマネージャーさんに託して「ちょっと芸能人っぽいことをしてくれやー」って言って、頼んでいる状態です(笑)。

自分のアカウントでは自撮りばかり載せるので、マネージャーさんが撮った写真や告知とかができるアカウントとして使っています。もう1つはゲームのことしかつぶやかないアカウントですね。これは、物好きしかフォローしてくれてないと思います(笑)。

 

唯一無二の存在になりたい

RaMuさん「唯一無二の存在になりたい」

ーーもし、芸能のお仕事をしていなかったら、どんなお仕事をしていたと思うか教えてください。  

 目指していたのは、ヘアメイクさん。専門学校にも行きたいと思ってました。でも、メイクさんってマネキンを使って練習するじゃないですか。私、マネキン恐怖症なんですよ…。 なので、もしかしたら映像関係に行っていたかもしれないです。今でも挑戦したいですけどね。資格とか欲しいなって思います。

ーーRaMuさん自身は動画の編集もされたりするんですか?

 そうですね。私もたまに編集したりするんですけど、同じ事務所の大塚びるちゃんっていう背の高い子がいて。編集が得意なので、一緒に動画を撮ったり、編集してもらったりしています。ほとんど二人三脚でやらせていただいてます。

コロナの影響もあり、最近は外に出れず、ロケができなくてどうしても悶々としてますね。二人で「もうネタがないよー!」「旅系撮りてー!」って言ってます(笑)。

RaMuさんの「やりたいこと」

ーーメディアのコンセプトが「やりたいことをできるに変える」なのですが、今後やりたいことを教えてください。

 芸能人の方がYouTubeに入ってくる中で、教えられるような立場になりたい、唯一無二の存在にはなりたいと思っています。

まだまだ全然なんですが、こういった時期ということもあり、勉強はたくさんできるので、自分の知識を高めていけたらと思います!

 

RaMuさんへのインタビュー

 

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執筆

天内 雅晴

さくらインターネットでWebマーケティングを担当。プロダクト企画担当を経て、現職。現在、パラレルキャリアとして、広告運用代行の業務をおこなっている。

編集

川崎 博則

1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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