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時東ぁみさんが防災士の資格を取得した理由とは? 筋トレの話も

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時東 ぁみ(ときとう あみ)さん
1987年生まれ。東京都出身。マルチタレントとして活躍中。防災士やペット災害危機管理士の資格を活かした仕事や、チャリティ活動もおこなっている。X(@aMITOKITO)Instagram(amitokito)ブログ(ぁみログ)防災士用 Facebook(防災士 時東ぁみ)Facebook(時東ぁみ(aMI TOKITO) 公式ページ

各業界の著名人にインタビューをしていくこの企画。今回は、メガネがトレードマークのマルチタレント、時東ぁみさんにお話をうかがいました。仕事への取り組みかたや今後やりたいことについて語っていただきました。

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時東ぁみさんのパラレルキャリア 

ーー時東さんはいろいろな仕事をしていて、パラレルキャリアを実践中ですが、どのように仕事ごとの切り替えをおこなっているか、ワーク・ライフ・バランスはどうなっているかを教えてください。

私はこの仕事だからこれっていう切り替えはないタイプですね。レギュラー番組が土曜日に入っていたり、仕事が土日に入ることもあるので、会社員の方々のように週末は休み! って決まっているわけではないです。

もちろん平日にお休みの場合もありますし、最近だと休みの日も有効利用というか、自分のために使いたいのでジムやマッサージに行っています。

私の場合は多くのSNSを運用しているので、休みでも常に仕事をしている感覚があります。なので、切り替えをしないほうが楽なんですよね。変に気合を入れすぎて「よし!」って気持ちでやってしまうと、もたないかもしれないです。

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ーージムの話がありましたが、SNSに載っている写真を見ると筋肉がすごいですね。

あはは(笑)マッチョになりたいわけではなくて、いつでも脱げる体になりたいと思っています。もともと筋肉質ということもあって、あまり太らないんですよ。皮下脂肪がないと筋肉が見えやすいので、私の場合はちょっと鍛えたら筋肉が見えちゃったっていうだけです。

今日もこの取材の前にジムに行ってきました。トレーニングしてから仕事に行くほうがぱっちりするというか、やる気が出るんですよね。 だから、今はやる気まんまんです(笑)。

時東ぁみさんが 防災士になった理由

ーーやる気まんまんということでありがとうございます! 時東さんは防災士・上級救命技能の資格をお持ちですが、資格を取ろうと思ったきっかけを教えてください。

きっかけは12年前に「つんく♂」さんの事務所に所属している時です。私はもともと大学受験をしようと思っていたので、体育大学に進んで体の不自由な方やお年寄りの方にスポーツを教える人になりたかったんですよ。

でも、ちょっと忙しすぎて……。当時は本当に休みがゼロだったんですよ。そんな状態で体育大学に行かれちゃうと体がもたないからって言われてNGが出たんです。その時に、人助けといいますか、そういうのが好きならこういう資格があるよってつんく♂さんから教えていただいたのが防災士でした。

当時は防災士という資格ができたばかりだったので、「防災士? 何それ?」って感じでしたね。最初は知らないまま受けたんです。でも、勉強してみたらとても興味のある資格といいますか、人を助けるのもそうですけど、助ける前の予防ができるので。

その後、震災が何度か起きてしまいましたが、それをきっかけに皆さんが注目してくれたのではないかと思います。私としては家族を守ることができればそれでいいというか、最初の段階としてはそれがきっかけでした。

防災士の資格を取った後、チャイルドケアプラスっていう子どもの心肺蘇生法の認定資格やペット災害危機管理士の資格も取っているんですけど、それも姪っ子を助けられたら、自分の愛犬を助けられたらと思って勉強をしているんです。

仕事柄、インプットの場もたくさんいただきますし、メディアを通してアウトプットができる立ち位置にもいるので、伝えているうちにお仕事になったんだと思います。

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時東ぁみさんの情報収集方法 

ーー災害が起きた場合に情報収集はどのようにおこなっていますか?

私はSNSで情報収集することが多いです。自治体がTwitterで情報発信していることが多いので、そこで情報収集をしています。

自治体や国が公式に発信しているTwitter情報以外はなるべく信用せずに拡散しないようにしていますね。やっぱり、誤った情報を拡散してしまうのは良くないので。

ーーさくらインターネットのグループ会社「ゲヒルン」で「特務機関NERV防災アプリ」というアプリを作っているんです。

あっ! 知ってます。Twitter見てます! 私がやっているラジオでも前にお話させてもらったことがあるんですけど、碇シンジ役の緒方恵美さんとお仕事をさせていただくことがあって。私はエヴァンゲリオンを見たことが無いんですけど、緒方さん繋がりで知っています(笑)。

私の防災を伝えるテーマでもあるんですが、楽しくなきゃダメだと思っていて。防災って難しいって皆さん思っちゃってるし、私もそうだったんですけど、防災関連の人たちはお堅い人たちだっていうイメージがどうしてもあるので、それを払拭したいです。

防災の専門家の方々の意見は大事だし正しいので、そういう方々からインプットして楽しく面白くアウトプットするのが私の仕事だと思っています。なので、子供たちと一緒に防災ソング『オッケー!BOUSAI!』を楽しく歌って踊ったりもしています。 


防災ソング『オッケー!BOUSAI!』

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 時東ぁみさんのSNS運用方法

ーーSNS運用、特にTwitter、Facebookを上手に活用されていると思いますが、運用する上で意識していることはありますか?

例えが合っているかわからないんですけど、音楽フェスってあるじゃないですか? 私はバンドを見に行ったとして、そこにアイドルが出ていたら、なにかブレてしまっている気がするんですよ。バンドを見に行ったらバンドを見たくて、アイドルを見に行ったらアイドルを見たいんです。あくまで私がそう思うタイプってだけなんですけど。

時東ぁみのFacebookを立ち上げた時に、水着の私が出てきて、次に防災士の私が出てきて、また水着が出てきて、チャリティが出てきてとなると、ブレてるような気がしちゃうんですよ。集中して見てもらえないなって。

もし、専門的に防災の案件をお仕事として検討している会社が私のFacebookを見て、水着が出てきたらどうなのかなって。なんとなく、そういうことを感じて。だったら防災とチャリティっていうのは分けたいという気持ちがありました。本当に大変なんですけどね(笑)。

ブログ、Twitter、Facebook(防災士用、時東ぁみ用)、Instagramとやっているんですけど、ファンの人が見た時に内容が同じだと気持ちが冷めちゃうと思うので、1文だけだったり、せめて画像だけでも変えるようにはしています。

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 時東ぁみさんが語る「継続するコツ」

ーーたくさんあるSNSを更新し続けることは大変だと思いますが、「継続するコツ」を教えてください。

マメな人ならルーティーンにする、マメじゃない人は無理しないで、できる限りの範囲でやるのがいいと思います。

ただ、SNSにはどうしても画像が必要になってきているので、自分が映らなくてもいいからとにかく写真は数を撮っておくことが大事ですね。私もあんまり自撮りするタイプではないので心がけてやっています。画像があるとわかりやすさも変わってきますし。

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時東ぁみさんの記憶に残っているお仕事 

ーー過去に色々なお仕事をされてきていると思いますが、「これは面白かった」、「これは大変だった」というお仕事のエピソードを教えてください。

人生で1度しかしたことがないんですけど、あるテレビ番組でバンジージャンプをやらせてもらったんですね。

それが日本で一番高い場所からのバンジージャンプだったんですけど、よく「いやー、怖~い。飛べな~い。」みたいなことをやるものだと思ってたんです。でも、飛ぶところまで行ったら「時間が押しちゃってて、あと5分しかない」って言われて。

「あっ、そんな感じなんだ」って思って(笑)。よく、1時間経過、2時間経過……とかあるじゃないですか? それがなくて、すぐ飛んでくれって感じで。わたしはすぐに飛べてしまうタイプでよかったんですけど、ちゃちゃっとやるんだなーと思って。それが大変でもあり、面白くもありましたね。

テレビの話なので皆さんにはなかなか伝わらないお話ですけど、普通の人からすると大変に見える仕事なのかなって感じですね。

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時東ぁみさんに後輩育成について聞いた

ーーデビュー15周年ということで後輩も数多くいると思いますが、後輩への教育はどのようにしているか教えてください。

私はもともと「ミスマガジン」でつんく♂賞をいただいて、その時には来年のつんく♂賞に選ばれる後輩ができるものだと思っていたんですけど、後にも先にもつんく♂賞に選ばれる人が居なかったんです。

つんく♂さんはずっと審査員自体はされていたんですけどね。なので、直接の後輩が生まれない状態だったんです。

デビュー当時、つんく♂さん個人の事務所に所属していたので、女の子が私だけだったんですね。今までバンドしか育ててこなかったスタッフさんの中に私が入るみたいな。後輩は居ないし、先輩がつんく♂さんという状況で育ってきて、それはそれでラッキーだったんですけど、どうしても怒られることの方が多くて。

つんく♂さんはじめ、全員が大先輩ですから。後輩が居れば、私はこうだったからこうしなよって言えたと思うんですけどね。なので、直接の後輩はいないですけど、やっぱり15年やらせてもらっているので、グラビア業界、アイドル業界っていうのをひっくるめると後輩がたくさん出てきました。

アイドルの番組をプロデュースさせてもらったりすると、やっぱりなんだろうな……。 時代も違いますし、「アイドル」と「地下アイドル」って全然違うんだなとは思いましたね。あらためて私も勉強になりました。

私はきっちりと大人の方々に育ててもらったので、これからのアイドルにもきちんと大人がついて、きちんと教育して、大人の方々も最後まで見捨てないでほしいですね。

お互い気持ちの面でWIN-WINにきちんと寄りそいあっている状態のアイドルが生まれたらいいなとは思いますね。

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 時東ぁみさんの「やりたいこと」

ーーメディアのコンセプトが「やりたいことをできるに変える」なのですが、今後やりたいことについて語っていただきたいです。

やっぱり、防災に関して活動の幅をもっと広げていきたいと思っています。今までは健常者の方々とお子様を対象に活動をおこなってきました。

でも、これから先は2020年のこともありますし、外国人の方々や体が不自由な方々について勉強したいです。あと、愛犬がいるのでペットの防災についてもやっていきたいと思っています。

防災以外ですと、筋トレに関してすごく注目をしてもらっているなと実感しています。主にinstagramに筋トレの様子をアップしているのですが、筋トレっていいな、一緒にトレーニングしたいな。と思ってくれて健康を考えてくれるファンの方々がいるのであれば、一緒に筋トレをするイベントをやりたいなと思っています。

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執筆

尾崎 翔一

さくらインターネットでWebマーケティングを担当。

執筆

川崎 博則

1986年生まれ。2019年4月に中途でさくらインターネット株式会社に入社。さくマガ立ち上げメンバー。さくマガ編集長を務める。WEBマーケティングの仕事に10年以上たずさわっている。

編集

武田 伸子

2014年に中途でさくらインターネットに入社。「さくらのユーザ通信」(メルマガ)やさくマガの編集を担当している。1児の母。おいしいごはんとお酒が好き。

※『さくマガ』に掲載の記事内容・情報は執筆時点のものです。

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