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約3,000本の動画と専用スタジオ。群馬県が挑む新しい発信活動と動画の活用とは

地方自治体の YouTube活用が進んでいる。47都道府県の地方自治体が活用している YouTube だが、その中でも力を入れて取り組んでいる自治体の1つが群馬県だ。群馬県のYouTubeチャンネル「tsulunos〜群馬県公式〜」は、どのように成長し、どのように運営されて…

挑戦する「アトツギベンチャー」たち 一般社団法人ベンチャー型事業承継に聞く

日本では、少子高齢化による人口減少を原因とした、企業の働き手不足が問題視されている。労働者の高齢化が進むなか、深刻な課題となっているのが、中小企業の経営者の高齢化と事業承継問題だ。近年は、黒字でありながら後継者不在によって事業継続が困難に…

患者の待ち時間を大幅に短縮した「たける眼科」のDX

「診療までの時間が長い」「会計時に待たされる」など、医療全般におけるマイナスイメージを DX によって覆した眼科がある。福岡県福岡市にある「たける眼科」だ。同院では自動精算機や電子カルテ、画像ファイリングシステム、オンライン予約システムなどの…

データサイエンスとは? 概要と活用事例を解説

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ニュースや新聞、あるいは、職場や学校などで、データサイエンスという言葉に触れたことがある人は多いのではないでしょうか。 情報化社会の発展とスマートフォンの普及によって、日々さまざまな情報が集められています。蓄積された膨大な情報はビッグデータ…

シリコンバレー流イノベーションハブ拠点「FUSE」信用金庫職員が起こした変革

2020年、浜松いわた信用金庫はスタートアップ支援、中小企業の新事業支援、そして大企業の新事業開発支援を掲げ、日本最大級のイノベーションハブ拠点 FUSE を設立。 浜松いわた信用金庫の DX(デジタルトランスフォーメーション)や、エコシステム構築、FUS…

2週間でシステム稼働。札幌市保健所の感染症対策DX

2019年末頃から世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症。当時は未知の病気として、各地域の医療現場に大きな混乱を引き起こした。 札幌市は全国でも早い時期からコロナ禍に突入したとされる。医療現場は、感染した疑いのある市民の検査や、入院対応に追わ…

コロナ禍で注目される「バーチャル株主総会」上場企業における実施状況と課題を弁護士が解説

2020年以降続いているコロナ禍の状況において、非対面・オンラインで開催される「バーチャル株主総会」が注目されています。2021年6月からは、これまで認められていなかった完全オンラインでの株主総会(バーチャルオンリー株主総会)も一部解禁されました。…

創業60年の老舗IT企業が「人を大切にする DX」で大変革

創業60年以上の老舗でありながら、M&A や DX を取り入れ、大きく変革した企業がある。それが株式会社 FCCテクノ(以下、FCC)だ。1962年に電子計算センターとして設立した同社は、2020年に創業60周年を迎えた。令和になってもなお、データ管理や書類確認すべ…

「DXで、共に働くを幸せに」震災を機に大変革を遂げた老舗文具店・高山の軌跡

宮城県塩竈市で1946年に創業した株式会社高山は、もとは文具店だった。70年以上が経ち、いまでは最新のデジタルツールを駆使して生産性を高め、そのノウハウをもって他社をサポートする DX支援事業をおこなっている。 地元で愛され続けた老舗文具店が、いか…

創業から増収を続けるリユースショップ。成長を支えるバックオフィスの DX

競争が激しいリユースショップ業界において、増収増益を続けている地方の企業がある。中古DVDショップ、古着ショップなど13業態で47店舗を北関東にて展開する株式会社プリマベーラだ。 その成長の鍵はバックオフィスの DX推進にある。経営サポート事業部 社…

冷凍パンとDXで地域経済の活性化を狙う。「パンフォーユー」が目指す未来とは

パンフォーユーは、冷凍パンと IT をコアに4つの事業を手がける会社だ。その事業の中でも中核となるサービスが、冷凍パンのサブスクこと「パンスク」。2022年には、日本サービス大賞の農林水産大臣賞を受賞し、一時は登録待ちが発生したほどの人気サービスと…

ニューノーマルとは? 働き方や企業の課題を解説

DX の推進担当者やポストコロナのビジネスモデルを調査している人のなかには「ニューノーマル」について興味・関心がある人もいますよね。また、働き方のニューノーマルを知りたい人もいるでしょう。 当記事では、ニューノーマルについて解説します。働き方…

DXの象徴とも言えた「テレワーク」は今後なくなるのか?

Amazon が、2023年5月から「原則週3日」のオフィス出勤を命じた。昨年9月にはリモートワークから戻すつもりはないと宣言していたにもかかわらず、超速で手のひらを返した形になる。 「あの Amazon が、リモートワークを止めた」というニュースは、衝撃を与え…

「互助と伴走」による自立支援 グラミン日本に聞く

SDGs(持続可能な開発目標)が掲げる17の目標の1つ目は「貧困をなくそう」である。いま、日本における貧困問題は大きな社会問題となりつつある。日本の貧困問題にはどのような課題があるのだろうか。今回はシングルマザーをはじめ女性の生活困窮者の自立支援…

デジタル時代の新渡戸文化学園の情報発信力

世界に誇る名著「武士道」を著した新渡戸稲造。既存のわくにとらわれない進歩的な教育者だった。1928年に新渡戸文化学園の前身の女子経済専門学校の初代校長に就任。はるか昔に女性の社会進出を後押しした。一方、学校は社会との結びつきが必要だと「学俗接…

「女性の活躍を応援したい」国内初のフェムテック福利厚生プラットフォームの価値創造

フェムテックという言葉が注目を浴びている。フェムテック(Femtech)とは、女性(Female)とテクノロジー(Technology)をかけあわせた言葉。生理・妊娠・更年期など、女性の各ライフステージにおけるさまざまな課題を解決できる製品やサービスのことを指す…

中古車販売店の生き残り戦略「中古車を資産として海外へ」

「DX というと、画期的な新システムの導入や組織の大改造を考えてしまいがちです。そうなると、『自分の会社も DX しなければ』と、DX 自体が目的になってしまうのかもしれません」そう語るのは、静岡県浜松市にある中古車販売店「SPACEAUTO」のバイヤー・宮…

高専出身の起業家対談。C-Style 瀬島 大生さん × さくらインターネット 田中 邦裕

高専生が多く在籍し、受託開発、DXコンサルティングを手掛ける C-Style株式会社。CEO の瀬島 大生さんは、高専生を支援するためのさまざまな取り組みに情熱を注いでいます。高専3年生のときに起業を決意した瀬島さんと、同じく高専在学中に起業した田中。高…

コワーキングスペースにFabスペースを併設し、アイデアをかたちにする

コワーキングスペース、イベントスペース、シェアオフィス、ものづくりFabスペースの4つのサービスを中心に提供しているThe DECK。一般的なコワーキングスペースと異なる点は、3Dプリンターなどのデジタルファブリケーション機材をレンタル利用できる「もの…

日本企業における DX推進の課題と解決策を解説

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DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業は増加傾向にあります。しかし、DX を推進する際に課題が見つかり、取り組みがうまくいかないケースもあるでしょう。 本記事では「DX推進の課題」をテーマに、日本企業が抱えている具体的な課題や解決…

マッチングアプリのトレンドから見る「人に会いたい」DXの最前線

「マッチングアプリを始めてみたけれど、会うのが面倒でデートをドタキャンした」 と、語る女性は多い。 そう、マッチングアプリの出会いは面倒なものだ。価値観が合うかわからない相手と、いきなりマッチングしてメッセージを送り、まあまあ盛り上がったら…

「全員が楽しく働ける環境づくり」DX で社内コミュニケーションを豊かに

2020年4月に初めて発出された緊急事態宣言。これをきっかけに多くの企業・団体でリモートワークが導入されたが、慣れない環境でコミュニケーションの問題を抱えた例も少なくない。そんな中、2年間リモートワークベースの勤務体制を続け、以前よりもコミュニ…

「マイナ保険証」の本領発揮が期待できるであろう場面とは?

河野太郎デジタル大臣は、令和6年秋を目途に現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を表明した。オンライン資格確認を活用し、医療データを有機的につなげることで、より正確で効率的・効果的な医療・介…

AIでペットボトルを自動選別。DXで目指す循環型社会の実現

いったんは役目を終えた「もの」から、再び資源を創り出す「静脈産業」。この業界でもDXを進めようと奮闘する人たちがいる。熊本市東区にある石坂グループは循環型社会の構築を目指し、リサイクル事業や廃棄物処理事業に取り組む企業だ。県内最大級のリサイ…

会社員から路上の靴磨きへ。思いもよらないひとことから始まった天草製作所のストーリー

人生とは、思いもよらないひとことから展開するのかもしれない。オーダーシューズや革製品の製作、シューズのリペアを手がける天草製作所の西森 真二さん。広告代理店を退職し、40歳も間近になって路上の靴磨き人になった。「プライドを捨てどん底から這い上…

Instagram が単なる SNS を超えたとき、それこそが DX となる!?

実家で飼っているフレンチブルドッグの乙(おつ)が、とある手術を受けた。異変に気付いたのは8月の終わり頃。乙の左手小指の外側に、プツっとしたイボのようなものが現れたのだ。主治医に相談したところ、「部位が部位なので、小指ごと切断になるかもしれま…

マインドからDXを目指す。「変わるDNA」を取り戻し、中小企業を再び世界へ

静岡県浜松市を中心とした遠州地域は、本田 宗一郎、豊田 佐吉、山葉 寅楠を生み出した、血気盛んな中小企業の街。株式会社Wewillは、そんな浜松市で中小企業のDX化をサポートし、バックオフィスの業務改善を支援している。同社の代表取締役である杉浦 直樹…

世界に1つだけの「フルオーダーケーキ」でお客さまの想いを届けるMARINE HOUSE

「可愛い!」思わず叫ばずにはいられないケーキたち。小さなクマさんや美しいバラの デコレーションにワクワクする。 明治神宮から表参道へ続く美しいケヤキ並木。華やかな原宿の通りから静かな路地を進むと、落ち着いた一角にMARINE HOUSE(マリーンハウス…

“人にしかできないこと”も大切に進めていくDXーネコ型ロボット導入の飲食店

「BellaBot(ベラボット)」を導入した「こだわりとんかつ かつ弘 大在店」。運営する西日本畜産株式会社は、飲食店経営のほか食肉卸事業部、食肉通信販売、ドライブスルー方式での食肉販売、食肉オーダー加工などを幅広く手がける。 代表取締役社長の山本 …

「ロボットとの共存が地域の課題を解決する」自動運転の草刈りロボットで進める農業DX

長野県北部、ナウマンゾウの化石が発掘された野尻湖や雄大な黒姫山、妙高山に抱かれた信濃町。冬は積雪が2mを越える豪雪地帯でもある。人口は7,739人(令和2年国勢調査の結果)。人口減少と高齢化が進み、消滅可能性都市と言われるこの町で、先進的な自動運…

DX と IT化の違いとは? 定義と具体例を解説

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「DX と IT化の違い」をテーマに、DX と IT化の目的や具体例を解説します。 DX と IT化は「デジタルや情報通信技術を活用する」点が共通していますが、厳密には実施する目的が異なります。 事業において DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するた…

多様化・多機能化する「はたらくロボット」 どこまで進化する?

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飲食店でロボットが料理を運んでくるというのは、いまではそうめずらしい光景ではないことでしょう。 近年のロボットは、公共施設やオフィスでも多くの役割を担うようになっています。 ロボットに入館の許可をもらい、案内され、目的の場所にたどり着く。部…

「デジタルで人と人がより繋がる社会を目指す」大分で生まれた地域限定のポイントアプリ

「大分県限定のポイントアプリ」という新しい取り組みを始めた会社がある。2022年5月末にスタートした「LOG POINT(ログポイント)」は、飲食店や美容院、整骨院、リラクサロン、雑貨屋など、あらゆるジャンルの店舗で導入可能なポイントアプリだ。運営を手…

営業DXの障壁「失注」を減らせ!「1人社長」が試した全施策

「オンラインでの営業活動は、対面より4倍失注しやすい」 これは、筆者が営業活動をした上での体感である。 もしかして、オンライン営業は対面に比べ、かなりハンデがあるのではないか? と思い至った。調べて見ると、出るわ出るわ、似たような苦悩の数々。…

1日あたり6時間の業務短縮を実現した杉養蜂園のDX

杉養蜂園は熊本に本社を置く蜂産品の専門企業だ。 ミツバチの飼育から採蜜、販売まで一貫して自社でおこなう6次産業化に取り組む。直営店やECサイトを運営するほか、ダイレクトマーケティングも得意とする。店頭での会員登録も毎日おこなわれているが、申込…

半数のデジタル人材が上司に不満? DXはリーダーより始めよ

いま多くの企業が、デジタル化に腐心しています。 日々進化する技術をどんどん取り入れなければ、他社から置いていかれてしまう。でもデジタルスキルをもった人材がいない。困った困った……。 どこもこんな感じではないでしょうか。 デジタル化を考えるとき、…

「持続可能な公共交通ネットワークをつくる」熊本の路線バス5社共同経営

2021年4月、全国初のバス事業者5社による共同経営が熊本県で始まった。赤字バス路線の維持や、不足する乗務員の確保など、地方インフラが抱える多くの課題を県内のバス事業者が協力して解決する狙いだ。さらに5社共同でDX(デジタルトランスフォーメーション…

「動画で魚に親しんで」漁協が異業種との協業で取り組む新たな分野での挑戦

大分県と愛媛県の間の海域は、太平洋の暖流と瀬戸内海の冷たい海流がぶつかり合い、豊富なプランクトンが発生する全国でも有数の好漁場だ。とりわけ豊後水道と呼ばれる海域では潮流が速く、脂がのって身の締まった魚が獲れる。「関アジ・関サバ」と言えば聞…

北海道にいる患者の手術を沖縄でおこなうことも夢ではない? 藤田医科大学の医療DX

ルネサンス期を代表する偉大な芸術家にちなんで名付けられた米国製の手術支援ロボット「ダビンチ」。日本での正式名称は「内視鏡手術用支援機器」という。ロボットが手術をするのではなく、内視鏡手術をする医師の手助けをするために開発されたものだ。2020…

DX推進には人材育成が重要? 求められる人材像とスキルを解説

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「DXに必要な人材育成」をテーマに、DX推進人材に求められる人材像や必要なスキルについて解説します。 事業のあり方そのものを変える「DX」、デジタルトランスフォーメーション。 単なるデジタル化にとどまらず、デジタル革新とまで認められるまでの企業に…

行政手続きサポートのDXで申請期間を短縮! デジタル化で全国展開する行政書士事務所

コロナ禍をきっかけにDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めた企業は多数ある。その中でも、業務効率化とクライアントの拡大を同時に成功させたのが、大阪府に拠点を置く行政書士クリアス法務事務所だ。 代表の行政書士 吉村 健(よしむら けん)さ…

もう二度と戻らない、ポケベルのちょっとイイ話

携帯電話が登場する以前、じつはもう1つの「モバイル端末」が存在していた。 ビジネスパーソンはもちろんのこと、学生も必携の歴史的IT機器――。そう、ポケットベルだ。 いまでこそポケベルを知らない世代が増えた。だが、デジタル時代到来前の1990年代、日本…

ペーパーレスでDXを実現。ロジクエストの物流DX

お客さまに寄り添い、BtoBのラストワンマイルの配送を担う株式会社ロジクエスト(以下ロジクエスト)。あらゆる「届ける」を解決するため、3つの輸送サービスを提供し、4つの配送方法を駆使する。一方、現場では日報に関わる大量の紙の扱いが課題だった。ペ…

なぜ自分自身がデジタル人材にならないのか。そこに人手不足の理由がある

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わたしがプレイしているとあるゲームには、つねに人手不足の職業があります。 敵を集めて、みんなが攻撃できるようにいろんな技・アイテムを使って拘束して、なおかつ自分自身が死んではいけない。 ほかの職業のプレイヤーは、おとり役が拘束しているあいだ…

町工場のお悩みを解決!町工場による、町工場のためのDX「エムネットくらうど」を自社開発

「納期管理や進捗管理に悩みを抱えている町工場は、まだまだ多いんです」と語るのは、大阪府堺市にある「ものづくりサービス業」日本ツクリダス株式会社の代表取締役・角野 嘉一さん。「ありえへん町工場」を標榜し、クライアントから受注したものづくりだけ…

【弁護士が解説】テレワークの普及が企業の労務管理に与える影響は?

DX化により遠隔コミュニケーションの技術が発展したことは、各企業におけるテレワークの普及へ大幅に貢献しています。とくに2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけとして、テレワークの普及率は急速に上昇しました。 テレワークで働く従業員…

「人の圧を感じない」リモート接客で店舗とお客さまに寄り添う 株式会社ビーツの接客DX

モニター越しのリモート接客で、掃除機の販売台数が25%アップした。ぶなしめじのリモート販売の実証実験では、お客さまの満足度は約9割を越えた。店舗スタッフがリアルに接客せずとも、高い数値を叩き出せたのはなぜなのか。クリエイティブとデジタルソリュ…

日本ではなぜネット投票が実現しない? エストニアの実践からみえてくるDX推進のカギとは

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「これだけインターネットが発達しているのに、なぜにネット投票ができないのだろう?」 という疑問の声をよく聞きます。かくいう私も、いまだに選挙が投票所での用紙による投票だけでおこなわれていることに疑問をもっている1人です。 ネット投票が可能にな…

紙パッケージ業界の価値を高めたい。倉岡紙工の「身の丈DX」とは

紙工業の価値、そして社会での評価をもっと高めたい。その願いを実現しようと、デジタル技術を積極的に取り入れる紙工会社がある。熊本県上益城郡嘉島町に本社工場を構える倉岡紙工は、紙パッケージを製造する企業だ。九州で唯一のクリーンルームを備えた紙…

デジタル化で省人化、省力化を図る最先端のロボティクス倉庫

コロナによって人々の生活は大きく変化した。EC市場は急拡大し、スマホやPCをクリックするだけ で、翌日にはモノが届く。しかし、サービスを支える人の確保はますます困難になっている。人々の生活を支える物流の課題解決は? 省人化、省力化を図りながら、…