連載

さくマガで連載している記事の一覧です。ビジネスで役に立つものから、クスッと笑えるコラムまで。

30才異世界転職記。なぜ僕は給食営業マンになったのか。

運輸から給食へ。まったくの異業種への転職だった。今回は、なぜ僕が運輸業界から給食業界へ飛び込んだのか。その経験をお話ししながら、他業界への転職のメリットとデメリットをお伝えしたい。

補助金ってそもそも何? 助成金との違いや活用時の注意点を解説

「補助金ってどういうもの?」や「助成金と何が違う?」と聞かれることがあります。本記事では、補助金の基本として、助成金などの類語との違い、活用するときの注意点について、株式会社SoLabo 代表取締役 田原 広一がさまざまな補助金申請サポートをおこな…

「本の執筆」について語る仕事論。書評家がおすすめするビジネス書

書籍の執筆。それはあまりにも属人化された世界である。 私は書籍を執筆し始めてもう数年経っているが、どうやってほかの著者たちが書籍を執筆しているのか、本当にわからない。まったくわからない。どんなふうに目次をつくり、前から順に、10万字も生産して…

『君たちはどう生きるか』は、自分がやりたい仕事をするヒントに溢れている

僕の四半世紀のサラリーマン人生は、いいかえれば権利(待遇)が先か結果(実績)が先かの闘争の歴史だった。「希望する権利(待遇)が認められなければ、求められる結果は出せない」側と「権利を認めてほしければ、相応の実績を出してからにしてほしい」側…

フリーランスがパソコン購入に利用できる補助金はある? 補助対象や要件を解説

フリーランスでも使える補助金はあるのでしょうか? フリーランスが補助金の活用を考える場合に知っておくべきことがあります。 本記事では、フリーランスの方向けの補助金について、株式会社SoLabo 代表取締役 田原 広一が様々さまざまな補助金申請サポート…

書評家が『君たちはどう生きるか』に励まされた理由

先日、スタジオジブリの最新作『君たちはどう生きるか』を見てきた。 私は傑作だと思った。とても面白かったし、絶句するような場面もたくさんあった。 しかし内容とともに、私が胸を打たれたのは、宮崎駿監督というひとりのクリエイターが、82歳になってな…

会議にすら入れない上司を支える若手社員 「DX介護」の実体

新型コロナウイルスが 5類扱いに変わってから、出社制限を解く企業が増えている。散見されたのは、のびのびと働ける在宅勤務が終わって悲しんでいる人々……ばかりではない。「やっと出社できる!」と、水を得た魚のようにいきいきと出社する方も、多くいたの…

Twitter歴16年の僕が正体を隠して会社のSNS運用に関わった話

僕は食品業界の中小企業で働く営業部長。上下左右からの有形無形の圧力に押しつぶされそうになりながら日々、生きている。最近、若手社員グループから「SNS などのメディア展開を積極的に仕掛けていくべきではないか」という動きが出てきた。これまで、そち…

書く仕事のための「文章力以外の技術」。書評家がおすすめするビジネス書

「書いて生きるには文章力“以外”の技術が8割」。 ドキッとする帯文である。どひゃあ。 買って読んだら、その「文章力以外の技術」がすごすぎて震えた。参考にできるかできないかといわれると「参考にできるように自分が頑張りたいです、押忍!」という謎の返…

母の経営相談に乗って「マジでセンスがない」と確信した DX の現場

母の経営相談に乗った。母は 22歳で飲食店を経営してから、ずっと自営業で生計を立てている。 いまは手作りの墓標を売っているが、実家の一室には、新品の墓標が 40個も並んでいる。どう見ても過剰在庫だ。 さあ、どうする? そんなとき、母は娘がマーケター…

パソコン購入に利用できる補助金はある? 補助対象や要件を解説

事業者がパソコンの購入を考えたときに「できれば国や地方自治体の補助金を活用したい」と考えるのは不思議なことではありません。 パソコン購入に使える補助金を申請する場合、補助対象や要件はもちろん、購入目的がポイントとなります。 本記事では、事業…

「反対するなら代案を出せ」という言葉の暴力は村上 春樹流思考で回避しよう

ミーティングや打合せの席で「反対するなら代案を出せ」という言葉を耳にしたことはないだろうか。 「この計画でいきたいと思う!」 「反対!」「断固反対!」 「反対するなら、代案を出せ!」「代案がないやつに反対する権利はない!」 こんな光景がいまこ…

インボイス制度で端数処理のルールが変わる?  計算方法も解説

インボイス制度が始まると、端数処理の方法が変わります。 端数処理とは、請求書の作成時に消費税の計算によって 1円未満の端数が出た際、切り捨てや切り上げ、四捨五入で端数を処理することです。 「インボイス制度で端数処理の方法がどのように変わるのか…

ある書評家の長年の課題。連載と書籍執筆の両立

書き物人生には、「文字数」という難題が常についてまわる。小学生の頃の国語の時間を思い出してほしい。原稿用紙2枚で今日の感想を書いてください、と言われ、えー2枚なんてなかなか埋まらない、と思った記憶はないだろうか。 書くものはすべて文字数に左右…

インボイス制度で対応可能な納品書の書き方やルールを解説

重複した徴税をなくすための仕入税額控除を受けるために、適格請求書を証拠の資料として保存しておく制度のことを「インボイス制度」といいます。インボイス制度では、証拠資料となる適格請求書のほかにも、納品書での対応も可能です。 ただし、納品書を証拠…

有名漫画家の仕事術が学べる名著。書評家がおすすめするビジネス書

クリエイターが「使える」ビジネス書を紹介していく本連載。 今回紹介したいのが、『読者ハ読ムナ(笑)~ いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか~』(小学館)。『うしおととら』などで知られる有名漫画家・藤田和日郎が書いたビジネ…

ChatGPT によって真っ先に奪われるのは僕らの仕事ではなく、老害・お局・必要悪といった謎の立場

対話型AI のひとつである ChatGPT が大ブームだ。ChatGPT によって「社会や働き方がどう変わるのか」「人間の仕事が奪われるのではないか」という議論が出てきている。過激な意見として人間が AI によって滅ぼされるというものもある。

いい「打ち返し」が思いつかない! 打ち合わせが苦手な理由

打ち合わせが、苦手である。 ……という書き出しだけで、「ギャーやっちゃったー!!」と悶えそうになるのだが、それにしたって、苦手である。というか、苦手であるという事実を直視しないようにしてきた。してきたのだが、そろそろ限界だ。苦手である。

インボイス制度は副業をしている人にどう影響するのか

副業をしている人のなかには、インボイス制度(適格請求書等保存方式)は自身にどう影響するのか気になっている人もいるのではないでしょうか。また、「突然取引先からインボイスの発行を求められたらどうしよう」と悩む人もいると思います。 本記事では、株…

「私を課長にしてください」と部下にいわれた経験を持つ僕が、正直ベースで役職と人事について話そう

20数年の会社勤めのなかで、役職や肩書についてわかったことがある。役職を崇拝してそれを得るために何でもするような人がいる一方で、まったく意に介さない人がいること。そして、能力や経験や実績にふさわしい役職につくのは、とても難しいということだ。

iDeCo の始め方は? 加入資格や加入手続きを解説

老後のための資産形成のひとつとして、iDeCo を検討している人もいるかと思います。なかには、始め方がわからずに加入をためらっている人も多いのではないでしょうか。 この記事では、iDeCo の始め方について解説しています。iDeCo の加入資格や加入手続きの…

個人事業主歴5年。私の「PC を持ち歩くためのバッグ」遍歴

今回の議題は「仕事のやり方」でも「仕事に関するもやもや」でもないんですが……ここ数年ずっと仕事関連で悩んでることについて。それは!! 「PC を持ち歩く女性プライベートバッグ少なすぎ」問題について!!!

かつて上司に疎まれて追い出し部屋的な部署へ飛ばされた経験を持つ僕が「異動」について考えてみた

3月は異動の季節だと一般的に認識されている。僕自身の会社員人生を振り返っても、たしかに3月がもっとも同僚が異動の辞令を受け取っていた記憶がある。そして時の流れは早いものでございまして、まもなく3月になる……というわけで今回は異動についてです。

やりたい仕事をやれるようになる方法。書評家が選ぶ仕事に役立つ1冊

クリエイターが「使える」ビジネス本を紹介していく本連載。 第二回は、佐久間宣行さんの『佐久間宣行のずるい仕事術』(ダイヤモンド社)をご紹介したい。本書は、ひとことで言えば「自分のやりたい仕事をやれるようになるための本」である。

個人事業主のiDeCo上限は? 小規模企業共済との違いも解説

個人型確定拠出年金の iDeCo(イデコ)は、個人事業主が将来に備えられる積立制度の1つです。掛金の全額は所得税控除の対象になるので、iDeCo を上手に利用すれば、個人事業主は資産をためながら節税対策も可能になります。 一方で、iDeCo ではなく「個人事…

DX や IT技術でビジネスをする時代に僕らは手帳に何を書けばよいのか?

先日、たまたま同僚の手帳を見る機会があって、そこに書かれていたことに驚いた。拍子抜けした。脱力した。スケジュール管理を目的に、手帳とスマホの両方のカレンダーに、まったく同じ内容が記載されていたのだ。 はっきりいって無駄である。仕事ができる同…

個人事業主文筆家のベストバイ「執筆環境向上に役立つアイテム3選」

この連載も無事2023年を迎えられました。今年もどうぞよろしくお願いします!!さてあなたは、例年の年末年始のお楽しみって、何かありますか?私は……ここ数年、みんなの「ベストバイ」を見ることがめちゃくちゃ楽しいです!! なので今回、年は明けてしまい…

iDeCoの確定申告方法は? 個人事業主と会社員の場合について解説

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、任意加入の私的年金で、掛金を拠出し運用した運用益と掛金の合計額を給付金として受け取ることができます。 また、iDeCo には税制の優遇措置があり、iDeCo の掛金全額が所得控除の対象となります。ただし、所得控除を受ける…

営業DXの障壁「失注」を減らせ!「1人社長」が試した全施策

「オンラインでの営業活動は、対面より4倍失注しやすい」 これは、筆者が営業活動をした上での体感である。 もしかして、オンライン営業は対面に比べ、かなりハンデがあるのではないか? と思い至った。調べて見ると、出るわ出るわ、似たような苦悩の数々。…

サッカーW杯日本代表の勝利と敗北が仕事の参考になりすぎる

サッカーW杯カタール大会の日本代表チームの戦いぶりが称賛されている。 残念ながら、決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れて16強止まりとなったが、盛り上がるな! というほうが野暮である。同様に、日本代表チームの戦いからビジネスや仕事に活かせる…

計画の見積もりが重要。書評家が選ぶ「仕事に役立った本」

これまでさまざまな書く仕事について語ってきた連載。これから、2回に1回はちょっと趣向を変えて「この本が仕事の役に立った!」という本を紹介していきたい。 というのも最近のわたくし、「会社を辞めたからこそ、ビジネス書を読むようになった」のである。…

個人事業主がふるさと納税をする際の上限額は? 計算方法を解説

ふるさと納税は都道府県、市区町村への「寄附」をおこなうことで、原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となる制度です。 ただし、ふるさと納税で全額控除を受けられる上限額が、収入や家族構成などによって異なります。上限額を超えた分…

なぜ、ネットで人は狂うのか 炎上商法の真実

2021年の炎上件数は、1,766件。シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所の「デジタル・クライシス白書2021」が発表したデータだ。1日に5件ほど炎上が起きていることになり、ネットにズブズブの私でも、追いきれている自信がない。

もし働いている会社が買収されたら? それでも悲観しなくていい理由

ここ数日(11月中旬)、イーロン・マスク氏のTwitter買収関連のニュースがヘッドラインをにぎわせている。 どんな会社であっても、経営者が変わる可能性はある。そのときどう対応するのか、僕らも普段から少し考えておいた方が良い。Twitter社やメタ社に勤め…

「結婚にはDXが必要」結婚3回目にして日本にキレた

こんにちは、トイアンナです。 この度、結婚しました。3回目の結婚です。 懲りずに結婚へ至ったあらましはさておき、私には前々の結婚から、許せないことがありました。 それが、結婚にまつわる日本のアナログさ加減です。

ふるさと納税の仕組みは? 図解と流れでわかりやすく解説

ふるさと納税は簡単に説明すると「好きな自治体に寄付すると、返礼品をもらえて節税できる制度」を指しますが、いくつかバリエーションがあります。 それぞれのふるさと納税の「仕組み」にフォーカスして、官公庁の公式サイトから出典の図解とともに、流れに…

仕事に役立つ? 書評家の私が日記をつける理由

「昔から毎日日記をつけるのが習慣で~」 「エッ、今もですか!?」 「今も毎日、日記書いてます! デジタルですけど」 「毎日何字くらい……?」 「2000字くらい……いやそれより少ない日も多い日もあるので毎日違うんですが」 「それけっこう三宅さんの仕事術…

人と暮らすことと、「書く仕事」のバランス

人と暮らすようになって、はや2ヶ月になる。 なんせ大学入学の時からまるまる10年間、一人暮らしを謳歌してきた。その私は戸惑っている。戸惑っているどころの話ではない。どうすればいいか分からない。オヨオヨしながら毎日過ごしている。

書評家・作家の私が「YouTuber生活」を楽しむ理由

2022年もあと残り……1/3……!? と時の流れに震えてしまうが、2022年になって始めたことがある。 それはYouTubeでの発信である。 動画で喋り始めて、はや数ヶ月。仕事が忙しくなってからは更新も止まっていたのだが、会社を辞めてから時間ができて、いちおう更…

元・兼業書評家の「会社に勤めてよかったこと3選」

会社をやめたくなったのは、たしかに兼業生活がつらかったからだった。が、しかし裏を返せば、会社兼業生活を3年間続けられたのは、それだけ良かったことがあって、兼業生活が楽しかったからである。 というわけで、今回はおよそ3年を振り返って思う、「会社…

『トップガン マーヴェリック』とトム・クルーズに学ぶ現役営業マンであり続ける方法

『トップガン マーヴェリック』が大人気である。映画自体が世界的大ヒットかつトム・クルーズ主演作として最高レベルのヒット作であるが、僕の周辺でもここ最近会った友人たちが「トップガン、ヤバすぎ」「劇場で見ないともったいない」「俺たちの映画」と口…

とうとう会社を辞めました。副業作家が専業作家になった理由

こちらの連載を読んでくださっている方への、ご報告です! これまで毎月、兼業作家の悩める日々について書き連ねてきましたが。 とうとうわたくし……会社を、辞めました…………。

精神と時の部屋に入れない現実世界で、何に自分の身銭を費やすのか

その人に向いていることというのは、努力がそんなに苦にならないことである、という言い方をすることがある。 どんな仕事や趣味でも、ある程度「努力」と言われるものは必要とされる、ことは多い。自分で勉強することや必要な知識を調べることもそうだろうし…

多様性の現代、SDGsで日本のプロ野球はもっとよくなる

昭和から平成を経て令和まで、かつてのような高視聴率を取る人気はなくなったとはいえ、時をこえてプロ野球は愛されてきた。それは時代にあわせて絶えず変化(トランスフォーム)してきたからだろう(うまくいったものもいかなかったものもある)。 ドラフト…

「書評家」ってわかります? 個人事業主の肩書き問題

肩書き問題。といってぴんと来るあなたはきっとお友達。 と、言いたくなるくらい、個人事業主にとって「肩書き」というのは頭を悩ませるポイントではなかろうか。少なくとも私にとっては、いまだに定期的に考える議題である。 2022年初夏現在、私は「書評家…

サステナブルなDXは存在するか?「持続可能なDX」の条件

サステナブルなDXについては、逆の視点を考えると分かりやすいでしょう。サステナブル「ではない」DXとは、短期で大掛かりな予算をかけて、社内にデジタルツールを導入することを意味します。その場では最新技術を活用できますが、ツールに慣れない社員のフ…

SDGs導入の最大の障害「会社上層部」パターン別対処法

SDGs(持続可能な開発目標)は、ブームにとどまらない勢いである。ブームではなくもはやスタンダードになりつつある。 正直にいわせてもらうと、僕は一過性のブームで終わると考えていた。少々、見方が甘かったようで恥ずかしい。SDGsは社会全体の取組みとし…

副業書評家の葛藤。素直さとこだわりのバランス

とりあえず仕事においては、「他人の言うことを聞くこと」を信条としている。 まずは言うことを聞くし、従う。自我を出さない。なぜなら基本的に他人のいうことには納得ができないからである。 分からないことについて聞くとか、曖昧なところを残さないため…

自分の仕事量を把握しているのは自分だけ。副業書評家が悩むスケジュール管理の話

スケジュール管理。 仕事の話をするときに、避けて通れない議題である。 こんなとき、スケジュール管理が得意か苦手かと聞かれると、うーん、と首を捻らざるを得ない自分がいる。今回はスケジュール管理というテーマに対し、いよいよ黄色ランプが出てきた自…

DXを「阻む人」を説得する方法はあるか DXを邪魔してしまった私の体験談

DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション)とは、テクノロジーを通じて人の生活を豊かにしていくこと。ひとつの部署の取り組みだけでなく、社会全体の変革まで含めた大きな概念で、2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・…